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これからは、キャリアをデザインする時代【後編】〜グローバル人材塾 田村さつきさんが伝授する、海外就職の心構え〜

Posted on 2014年11月10日
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グローバル人材塾 田村さつきさんが伝授する、海外就職の心構えの後編です。

これからは、キャリアを自分でデザインする力が必要

これからの働き方として必要になる力は、キャリアを自分自身でデザインしていく力だと思います。

たとえば、今までは世間一般にいういい大学を卒業して、いい会社に入って、エリートと呼ばれる人たちはMBA取得というのが成功パターンのひとつでしたが、これからはもっと多様なキャリアの成功パターンが出てくるはず。

特に、アジア就職をした人は、時には崖から飛び降りるような覚悟を持って日本ではまだまだマイノリティであるキャリアを選択している人です。そのため、今まで良しとされた常識にとらわれずに、自分でキャリアをデザインしている人が多いですね。

私が働き始めた25年年前は、「IT業界」なんてなかったですし、会社にパソコンがあることも少なかったです。マーケティングやPRの仕事もなく、広告宣伝部と呼んでいたくらい。

たった25年でこんなにも変わっているのだから、25年後には、今はまだない仕事や職種がどんどん出てくるはずです。「海外就職」もそのひとつで、これから海 外就職をするみなさんには、ぜひ自分自身のキャリアを柔軟にデザインしていただきたいですね。

マイノリティの時代だからこそ、キャリアのロールモデルに自分自身がなる! 

これからは、マイノリティの人が新たな文化をつくる時代です。

今までは、いい大学を卒業して、いい会社へ就職するというパターンが勝ち組だった。でも、時代の変化と共に新たなキャリアのロールモデルが生まれていくのだから、既存のパターンの中から良しとされたモデルを目指すことだけがすべてではないと思うんです。

人と同じことをしていると、ライバルも多いし勝つ確率も低くなります。何よりも自分が勝てる場所で戦うことが重要で、今までの決められた道を歩んでいては、決められたものにしかなりません。

キャリアのロールモデルを見つけるのではなく、キャリアのロールモデルに自分がなろうと思うことが大事だと思います。  

今後、海外就職を目指すみなさんには、「キャリアをデザインする」という心構えで海外就職に挑戦していただきたいですね。

  

 

ライター

佐藤 美咲/Misaki Sato

早稲田大学文化構想学部卒、社会人1年目。小さい頃から映画好きなこともあり、大学では映画やテレビなど映像メディアを専攻。(アジア映画論という素敵な授業がありました!)学生時代は長期休みの度に海外へ飛び出し、これまで行った国は20カ国。多くの人との出会いを通して色々な生き方があることを知り、「自分も枠にはまらない生き方を」と強く感じている。ゆくゆくは海外で生活することが夢!

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Ambassadorのプロフィール


濱田真里

海外で働く日本人に特化した取材・インタビューサイトの運営を2011年から続けている。その経験から、もっと若い人たちに海外に興味を持って一歩を踏み出してもらうためには、現地のワクワクする情報が必要だ!と感じて『ABROADERS』を立ち上げる。好きな国はマレーシアとカンボジア。

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