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旅先でも活用できる!インドのスーパーと個人商店を賢く使い分けるコツを伝授!
こんにちは、Madhuです! 今回は、インドでの食料品/日用品の買い出しについてご紹介します。
日本で食料品の買い出しに行くときに皆さんが真っ先に思い浮かべるのはスーパーマーケットではないでしょうか?
一方インドでは、小売店は、八百屋さん、パン屋さん、文房具屋さん、肉屋さんなどの家族で経営する個人商店でお買い物をするほうがより一般的であるようです。その数、インド全体で数百万あるといわれています!
そんなインドでも、ここ10年ほどで大型のスーパーマーケットが増えてきているようです。
下の表を見ると、インドの財閥が経営しているものが多いようですね!
Reliance, Tataなどは日本でも有名かと思います。
Image from The Economist(http://www.economist.com/news/business/21625799-modern-food-retailing-has-struggled-win-customers-indias-old-fashioned-merchants-long)
では、インドのスーパーとは一体どんな感じなのか見てみましょう!
1、インドで食料品と日用品に困ったら、スーパーに行こう!
Image from Exotic India (http://www.exoticindia.hu/about.php)
スーパー店内の雰囲気はほとんど日本のスーパーと同じ。カゴやカートをもって、店内を回ってレジでお会計をし、レシートをもらうというような流れで買い物をします。大体のスーパーマーケットでは、クレジットカードも使えます。
売っている商品は生鮮品、お菓子、お茶、コーヒー、シリアル、ペットボトル飲料、インスタント麺、米、調味料、乳製品、アイスクリーム、冷凍食品、シャンプーや石けん類など、割と何でもそろっています!
※お酒は地域にもよりますが、普通のスーパーには売っていない場合の方が多いです。酒屋さんで買えます。
私はインドで初めてスーパーに行ったとき「普通にインドで生活していける!」と嬉しく思いました(笑)。
お店の売場の仕組みや買い物の流れが、日本や海外のスーパーで行ったことのあるスーパーマーケットとほとんど同じなので戸惑うことはありません。
また、お菓子や日用品などは、ユニリーバ、ネスレ、ロレアルなど、日本でもおなじみのメーカーの商品がたくさん売られており何となく安心したのを覚えています。
インドらしい点といえばスパイスや紅茶の種類が豊富なところでしょうか?
こんなインドらしいパッケージの紅茶も売られているんですよ!
2、スーパーに入る前に絶対知っておくべき2つのルール
日本のスーパーと大きく異なる点としては、以下2つが挙げられます。
1、 店に入る前に手荷物を預ける
Image from Landmark Group (http://www.landmarkgroup.com/retail/india-1/auchan-hypermarkets/)
お店の入口にバッグカウンターがあるので、そこで手荷物を預けなくてはなりません!!
おそらく万引き防止のためだと思います。
買い物に必要な財布や貴重品は預けないよう、注意しましょう!
2、精肉コーナーやお魚コーナーがあるスーパーは少ない
一度だけ、ものすごーく大きなスーパーでパックされたマトンが売っているのをみたことがあるのですが、お肉お魚コーナー自体がない場合が多いです。
お肉やお魚は専門店に行って新鮮なものを買うのが一般的です。
まだ仕入れから販売までの物流のルートや冷蔵保存のためのインフラが整っていないことが理由のひとつに挙げられます。
お肉や魚が購入したい場合は、現地の方のアドバイスをいただけるとより安心に買えるでしょう。
3、スーパーに負けない個人商店サービスの秘密
売り場が明るく清潔で、新商品も含め品揃えがよく、一カ所で買い物を済ませられるスーパーマーケットができたら、近隣の個人商店はすぐつぶれてしまうんじゃないか?と心配になるところですが、意外と、個人商店はスーパーの出店にも全く左右されず普通に営業し続ける店が多いのだとか。
The Economistの記事によると、個人商店がスーパーに負けない理由のひとつには、個人に特化したサービスの良さがあるようです。
たとえば個人商店を利用する客は、大体が近所に住んでいてお店の人と顔見知りなので、ツケ払いがOKだったり、近所だから無料で配達してもらえるため、非常に便利なのだそう。
店の規模が小さいため、お客ひとりひとりに合ったサービスが可能なんですね!
さらに小さい商店の方が商品に管理が行き届きやすいので、野菜などの生鮮品は、質が良いものが売っています。
お気に入りの八百屋さんの写真です!!
日本では、大きなショッピングモールやスーパーマーケットができると、そちらにお客さんが流れ地元の商店街がシャッター街になり、閑散としてしまうことがありますよね。
インド人も大型の小売店には行くものの、近所のなじみの商店に行かなくなるということがあまり起こらないようです。
小さいコミュニティの中での付き合いをぞんざいにしないのが、当たり前のことなのかもしれません!
先日読んだ記事に、Smaller is beautiful(より小さいことは美しい)と書かれていたのも、その考え方の反映なのかもしれません。
4、個人商店でのコミュニケーションも楽しもう!
たいていの個人商店では、自由に商品を手にとることができません。
カウンターで店番をする人に欲しいものを伝え、取ってもらいお金を払って初めて手にとるというシステムです。
これは少々不便に思えますが、だからこそ必ずお店の人とコミュニケーションをとる機会が得られます。
2、3回買い物にいけば、お店の人もこちらの顔を覚えてくれますし、顔見知りになると安心してお買い物ができますよね。
時にはオマケしてくれることもあります!!
なじみの客、店とのつながりを大事にするところにインドの人のあたたかさを感じます。
お気に入りの店探しで個人商店に入ってみるもよし、お土産さがしに品揃え豊富なスーパーに行ってみるのもよし!
インドでのお買い物の際に参考にして頂ければ幸いです!
ライター
Madhu Jenny Ito
大学3年修了後、インドで1年間のインターンシップを経験し2014年3月帰国。大好きなインドを追究しつつ、世界中に存在する素晴らしい街、人、歴史、文化、出来事との出会いを求めて動き回るfull of movementの生活を送ることに魅力を感じている。現在は翻訳や通訳の仕事をこなしながら卒論執筆準備中。趣味は外国語の勉強とお酒。
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