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タイでの出産時におすすめ!バンコクで日本語対応可能な病院4選

Posted on 2016年05月03日
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ライターのかよです。近年、多くの日本人が海外に進出し、活躍の場を広げています。それに伴い、結婚や出産も海外で行う、もしくは行いたい、という人も増えているのではないでしょうか。


 

 

結婚の予定なんて全くない私ですが、自分の将来のためにも(笑)海外で出産することになったらどうすれば良いのかをリサーチしました。

今回は日本人女性が多く住むタイのバンコクの事例を取り上げます!

 

日本語対応可能な病院inバンコク

バンコクで妊娠が分かった場合、快適なマタニティライフを送るポイントは、病院選び。多くの日本人女性は、日本語対応可能な大手私立病院を選んでいます。病院によってサービスや規模が異なるので、それぞれの病院の特徴を把握しておくことはとても大切です。

 

そこで、私が調べたおすすめの病院4つをご紹介します!

 

1. バンコク病院(ペップリー通り・ソイ47)

バンコクの代表的な病院であり、バンコク初の私立病院として1972年に設立されました。現在3つの建物で構成されており、そのうちのひとつである「D棟」は12手術室、80検査室、550床、12の専門診療センターがあり、24時間体制で手術が可能。一日2500人の患者にサービスを提供しています。

 

日本語医療サービス(JapaneseMedical Services: JMS)という日本語が通じる受付があるため、日本人も安心して診療を受けることができます。

 

医師のほとんどが日本の医師免許を取得しており、日本人のニーズに的確に対応できます。看護師や通訳などのスタッフも同等のレベルで教育されており、コミュニケーションにおいてはほとんど困ることがないでしょう。 

 

写真1

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参考URL:http://www.wom-bangkok.com/shop/s/1101.html

 

2. バムルンラート病院(スクンビット・ソイ3)

開院は1980年。2002年アジアで初めて国際基準認定(ICI)を取得した病院です。

2008年に日本人専用カウンターも設置されています。年間来院数約120万人のうち40万人以上が世界150ヶ国以上から訪れる外国人患者です。

 

洗練された院内のインテリアや国際色豊かなレストランフロアが評判です。病院の閉鎖的なイメージを感じさせない造りとなっています。

 

病院のHPでは、分娩コース(パッケージ)を日本語で分かりやすく紹介しています。

また、出産前の勉強会も開催しているそうです。 

 

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院内にはいろいろな国のレストランやスタバなどのカフェが立ち並んでいます。

参考URL:http://www.bangkoknavi.com/special/5046968

 

3. サミティベート病院(スクンビット・ソイ49)

心臓切開手術や臓器移植などの高度かつ先進的な医療も充実している病院です。

産婦人科では「母乳育児」を推進しており、1999年にWHO (世界保健機構)とユニセフから「Baby-Friendly Hospital(赤ちゃんに優しい病院)」として認定されています。

マタニティライフのサポートとして、分娩室見学会も開催しています。

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 院内の無痛分娩室の様子

参考URLⅠ: http://www.wom-bangkok.com/shop/s/363.html

参考URLⅡ: http://tima-bangkokdiary.blogspot.jp/2013/09/pregnancy-life-in-bangkok-vol2-delivery.html  

 

4. BNH病院(シーロム通り・ソイコンベント)

在タイ英国大使館に勤めるイギリス人グループが「タイに住む外国人のための医療を」との想いで開院されました。ビジネス街にあることから、駐在員が多く利用しているのが特徴です。

また、不妊治療で有名な産婦人科医がいることでも有名です。

日本語対応可能なスタッフが常勤しているため、観光で困った時にも対応してもらえるそうです。

写真9

写真10

参考URL: http://www.wom-bangkok.com/shop/s/462.html

 

日本語対応可能な病院は他にもありますが、「妊娠・出産」となった場合、今回ご紹介した4ヶ所のいずれかを利用している日本人が多いです。

 

バンコクの便利な医療機関情報

バンコクの医療機関情報をもう少し詳しく知りたい方はこちらもチェック!

 

WOM-Bangkok

タイ、バンコクの情報提供を中心としたポータルサイト。WOMとは「Word-Of-Mouth」の略で「口コミ」を意味しているとのこと。

 

ココホレ!タイランド

日本語対応可能な病院についてまとめてあります。

 

海外の病院検索

バンコクを含め、世界各国の病院情報を調べることができます。

 

気になる出産費用は!?

方法や入院期間により異なりますが、2015年度のデータでは10万バーツ(約32万円)前後が相場です。日本の健康保険組合に加入している場合、海外で出産をしても出産一時金を受け取ることができます。赤ちゃんひとり当たりに支給される出産一時金は42万円(2016年4月現在)ですので、費用面の心配は必要なさそうです。

 

しかし、病院によりパッケージの内容が異なるため、出産後のワクチンが費用に含まれているかなどについては、事前に確認しましょう。

また、定期健診はパッケージに含まれていないため、健診費1回3千バーツ〜1万バーツ(約9千~3万円)の支払いが発生します。

病院を選ぶ際は「設備」「費用」「出産方法」「先生の評判」なども併せて検討するのが重要です。

 

 

ハードルが高そうな「海外での出産」ですが、各国にどのようなサービスや制度があるのかを事前に知っておくことで、人生の一大イベントを安心して迎えられそうですね。

次回は「海外での妊娠期の過ごし方」についてお伝えしますので、楽しみにしていてください!

 

ライター

かよ/Kayo

元出版編集者。学生時代に看護師、保健師免許を取得。 現在はライターとして「海外での出産や子育て」「女性の海外就職」に関する記事を発信している。 自身も海外就職に向けて活動中。

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