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ロングステイNO.1!マレーシアの魅力に迫る! ~「耳」で感じるマレーシア。2人の歌姫に注目!~

Posted on 2014年09月21日
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これまで、宗教・民族、食事をとおして、ロングステイ人気国のマレーシアの魅力に迫ってきましたが、 今回は、マレーシアを「耳」で感じよう!ということで、マレーシアの音楽に注目! マレーシアやマレーシア国外でも活躍している歌姫を2人ご紹介します!

 

1. Yuna―マレーシアを代表するシンガーソングライター

 

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Photo by https://www.youtube.com/watch?v=Q7DRA0_ATUI

 

Yunaは2008年にデビューしたシンガーソングライター。

2010年には、マレーシアのグラミー賞と言われている、Anugerah Industri Muzik(AIM)で最終新人賞など4部門に受賞。

それ以降も、数々の賞にノミネートや受賞をするなど、高い評価を得ています。

現在はアメリカのLAを活動拠点とし、マレーシアとアメリカを行き来する世界的にも活躍しているアーティストでもあります。

マレーシアでシンガーソングライターが紹介される機会が増えたのも、このYunaの活躍ぶりのおかげなんだとか!

 

90年代のアメリカやヨーロッパ発のポップミュージックに影響を受けたという背景があり、Yunaが作る楽曲の多くが英語ですが、今後はマレー語での楽曲作りにも積極的に取り組んでいくとのことです。

ヘッドスカーフをかわいらしく着こなしていることから、マレーシアの若い女の子たちから「ファッションリーダー」としても、絶大な支持を得ているYuna。

そんな彼女が歌う、おすすめの曲は、『I Wanna Go』 。

まさに題名のとおり、「聴けばどこかへ出かけたくなる!」、そんな曲です。

嫌なことが吹き飛んで、身体が軽くなるような気もします。

初めてでも、スっと耳に入るリズムと透きとおる歌声で癒されること間違いなし!!

 

『I Wanna Go』

2.Adira ―オーディション番組から生まれた歌姫

スクリーンショット 2014-09-21 8.36.10

  Photo by https://www.youtube.com/watch?v=FJ7E16Z9LGs

 

マレーシアではオーディション番組がさかんなことをみなさんご存知でしょうか!?

現在のマレーシアの音楽シーンを賑わせている多くのアーティストが、各テレビ局で放映されているオーディション番組から生まれてきたのです。  

2人目は、Akademi Fantasia(アカデミ・ファンタジア)という、マレーシアでは超人気のオーディション番組から誕生した歌姫・Adiraをご紹介します!  

 

まずAkademi Fantasiaとは、ファイナリストとして選ばれた12〜14名がスタジオ兼宿舎で共同生活を送りながら、毎週土曜に開催されるコンサートで歌を披露。

番組の終盤にその日に去らなければならないファイナリストの名前が発表されるというものです。

審査員は3名いるものの、投票は全て一般投票(SNS票)で行われ、新しい歌姫となる人材が選出されます。

学生時代はナシードと呼ばれるイスラム宗教音楽を歌うグループに所属し、コンテストにも出場していたAdiraは、19歳の時にこのAkademi Fantasiaに参加し、準優勝を獲得します。

それ以降、TVドラマや映画サントラの主題歌を歌うなど、「サウンドトラックの女王」として呼ばれるほどの活躍をみせます。

2011年にリリースした 『Ombak Rindu』は、2012年の25th Malaysia FilmFestivalをはじめ、多くの賞を受賞するほどの人気!

Adiraは音楽活動の他にも、女優業などにも取り組んでおり、 マレーシアのエンターテイメントにおいて必要不可欠な存在となっています。

 

そんな彼女のおすすめの曲はこちら!

2010年に出場したAkademi Fantasiaの決勝で歌った曲でもある『ku ada kamu』 。

Adiraが歌う曲はほとんどがマレー語なので、マレー語の勉強にもよいですね!

  

『ku ada kamu』

 

いかがでしたか? 他にも2010年には、Hannah(ハンナ)というマレーシア出身アーティストが日本でデビューしていたり、マレーシアから生まれたアーティストが活躍しています。

音楽という切り口でマレーシアを感じるのもよいのではないでしょうか!?

ぜひ、耳でマレーシアを楽しんで見てくださいね!

ライター

佐藤 美咲/Misaki Sato

早稲田大学文化構想学部卒、社会人1年目。小さい頃から映画好きなこともあり、大学では映画やテレビなど映像メディアを専攻。(アジア映画論という素敵な授業がありました!)学生時代は長期休みの度に海外へ飛び出し、これまで行った国は20カ国。多くの人との出会いを通して色々な生き方があることを知り、「自分も枠にはまらない生き方を」と強く感じている。ゆくゆくは海外で生活することが夢!

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