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インド入門の地として、南インドをおすすめする5つの理由

Posted on 2014年08月10日
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こんにちは!Madhuです。私は2013年4月から1年間、大学をお休みしてインドでビジネスインターンシップに参加していました。インドと一口に言っても、北端はカシミール、南端はカニャクマリと、その距離は約3400kmもある広い国土をもっていることをご存知でしたか?

 

当然、北部と南部の文化や生活は、全く別の国といっても良いくらいの大きな違いがあります。

 

私が滞在していたのは、南インドのケララ州の州都、トリバンドラム(Trivandrum、またはThiruvananthaprum)というところです。

インド1

実際に住んでみて発見した南インドの魅力を皆様にお伝えするべく、今回は私が南インドをおすすめする理由を5つにまとめてみました!

1、成長中の国での生活はプライスレス!

02_Technopark

南インドには、数多くのIT企業が入居した工業団地、通称ITパークがたくさんあります。

ケララ州にもテクノパークというITパークがありますし、カルナタカ州のバンガロールもIT産業の盛んな都市として有名です。

各企業では先進国の企業を巻き込んだプロジェクトが日々進められています。

最初のITパークが完成したのは90年代のことでしたが、現在も新しいITパークの建設が南インドで進んでおり、今後の更なる発展が予想されます。

日本で育った私は、このように成長中のインドに住むという経験により、今まで当たり前だった先進国での生活がどのように形作られてきたのか、また次の先進国がどのように生まれていくのかということを強く意識させられました。

このような経験は、特に日本から海外にベースを移すことを考える方にとっては、今後のキャリアに役立つ経験になるのではないかと思います。

2、人々の性格が大らかであたたかい

03_bustimetable 

南の地方特有の空気のせいか、のんびりしていて、細かいことにこだわらない人が多いように感じました。

ごめんね、ありがとうといった、日本で使っている普通のあいさつを言うと「どうしてわざわざそんなこと言うの?」と返されることもしばしば。

助け合いの精神が身に付いているのでしょうか。

マイナスの点として、バスが時間通りに来ない、おつりの小銭がもらえない、などの不便さがありますが(笑)。

このような土地で生活していると、働き方やライフスタイルについての考え方が変わるかも!

3、治安が比較的良い

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インドと聞いて、多くの方が最初にイメージすることは、治安の問題ではないでしょうか。

日本で、インドの凶悪事件のニュースを度々耳にしますが、そのようなことが頻繁に起こっているわけではありません。

特にケララ州はインドで一番治安が良いということもいわれています。

(もちろん、事件に巻き込まれないためには、夜にひとりで出歩かない等自分で気をつけている事が大前提です)。

私が生活をしてみて実感したのは、人をだますつもりで近寄ってくるというより、「困っている外国人を助けてあげなくちゃ!」という暑苦しい位の優しさをもって接して来る人が多いということです^^;

海沿いの州という土地柄、古くから外国との交流が続けられてきた土地なので、外からきたお客様を受け入れるというホスピタリティが根付いているのかもしれません。

4、ビーチでリゾート気分を味わうことができる!

05_beachrestaurant

地図をご覧頂くとわかる通り、ケララ州は西側がすべて海に面しています。

このため、ケララ州のどこにいてもビーチがすぐそばにあります。

南インド、特にケララ州を訪れてみると、よくイメージとしてもたれる“カオス”なインドのイメージよりも、ココナツの木だらけの”南国”のイメージを強く感じると思います!

海沿いに5つ星のリゾートホテルがあり、宿泊やレストランのお値段は日本の同水準のホテルに比べるとだいぶ低め!

たまに癒しを求めてランチを食べにいったりしていました。

海辺でのんびり過ごすという贅沢を味わうことができるのも、南インドの魅力です。

5、食べ物が豊富で安く、そしておいしい!

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ケララ州の食事はお米中心で、最近日本で話題にのぼっていたココナッツオイルをベースにしたカレーをよく食べます。

また、お店の軒先にはバナナやお野菜が山積みになっており、アジアっぽい情景を楽しむことができます!

南国ということもあって、特に果物がおいしい!

日本で高いマンゴーなどはどこでも手に入りますし、ひとつ30円位の激安価格で買えます。

好きなフルーツをその場でジュースにしてくれるお店もあるんです♪

野菜が好きな人には非常におすすめです!

まとめ

初めてインドで長期生活をしようと考えているのなら、落ち着いて生活できるケララ州がおすすめです!

個人的にケララ州は、昭和の雰囲気を感じられるところが好きです(笑)。

家族の関係が密接で、個人商店が残っていて、問題があったら隣近所で協力しあって解決する、など、日本の忙しい社会に身を置いていると忘れてしまいがちな人のあたたかさが、まだ残っている土地だと思います。

海外生活がしたいけれど踏みとどまってしまっている方!インドの入門の地として、南インドのケララ州を訪れてみてはいかがでしょうか?

ライター

Madhu Jenny Ito

大学3年修了後、インドで1年間のインターンシップを経験し2014年3月帰国。大好きなインドを追究しつつ、世界中に存在する素晴らしい街、人、歴史、文化、出来事との出会いを求めて動き回るfull of movementの生活を送ることに魅力を感じている。現在は翻訳や通訳の仕事をこなしながら卒論執筆準備中。趣味は外国語の勉強とお酒。

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Madhu Jenny Ito

大学3年修了後、インドで1年間のインターンシップを経験し2014年3月帰国。大好きなインドを追究しつつ、世界中に存在する素晴らしい街、人、歴史、文化、出来事との出会いを求めて動き回るfull of movementの生活を送ることに魅力を感じている。現在は翻訳や通訳の仕事をこなしながら卒論執筆準備中。趣味は外国語の勉強とお酒。

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