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夜市で楽しむ台湾グルメ〜内臓系にチャレンジ!〜

Posted on 2014年08月18日
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沖縄からすぐの場所にあり、親日国家とも知られる台湾。 おいしいB級グルメが目白押しで、ついつい食べ過ぎてしまうような夜のマーケットは、 地元の人にも観光客にも愛される台湾の顔です。

 

しかし、屋台には、日本だとあまり見かけない内臓系の食べ物がいっぱい! 

せっかく住むなら一度は挑戦してみたいものです!

そこで、今回は台湾の夜市で食べられる、内臓系グルメをご紹介します。

夜に出歩いても比較的安全なので、たくさん通って、自分の好きなものを見つけましょう!

 豚の血も無駄にはしない!ティーホエコエ

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Photo by hjw223

ティーホエコエは漢字で書くと豬血糕。

字からわかるように、豚の血を使ったお餅でとても栄養素が高いです。

世界中の文化が混ざった台湾の食文化ですが、豚の血を食べるのは伝統的な中国文化の影響といえます。

なんでも食べなければ生き残れなかった戦後の貧しい時期に作られ、多くの人に親しまれるようになりました。

今の台湾の発展も、こうした苦労の結果であることを思い出させてくれる一品。

蒸したり、揚げたり、煮込んだりといろいろな食べ方で味わうことができます。

血を使っているというインパクトで、食べるのに勇気が必要ですが、味はおいしいたれをつけたお餅という感じ。

おやつ感覚で食べることもできます。

 セルフサービスの煮込み料理 ルーウエイ

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ルーウエイとは、丸ごとの鶏やアヒルなどの香料を加えた塩水や醤油で、

自分の好きな具を煮込んだ台湾の伝統料理です。

豆腐や厚揚げ、かまぼこなどの練り物系、もつや心臓などの内臓系、野菜、肉、卵などと一緒に麺や春雨を入れて煮込みます。

見た目は料理とは言いがたいような、ぐちゃぐちゃな煮物。

でも、味はうまみがしっかりと具についていて、特製ソースや辛めのソースなども充実しているので、かなりおいしい!

お店では、ザルに自分の好きな具材を入れてお店の人に渡すと、

全部一緒に煮込んでくれるシステムなので、選ぶのも楽しいですよ。

鶏の首などは日本では見かけないので、ちょっとびっくりしますが、

食べられるものは全部無駄にしないという精神は、日本人が見習うべき文化といえます。

ヘルシーな薬膳スープ スウシントゥン

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漢方食材や内臓系の食材をコトコト煮込んだ薬膳スープのスウシントゥン。

台湾東部が発祥で、ヤマイモ、茯苓、蓮の実、芡実などの薬材を煮込んでいるので、

食べ過ぎやストレスで疲れた胃に染み渡る美味しさです。

しっかり煮込んであるので、内臓系の臭みなどもあまり気になりません。

漢字で書くと四神湯。

4つの漢方食材が体を芯から健康にしてくれるような、神秘的なスープです。

とりあえず、チャレンジしてみよう!

台湾の夜市で気軽に食べられる、内臓系B級グルメをご紹介しました。

夜市に出かけるのも、内臓系の食べ物に挑戦するのも、最初は少し勇気がいるかもしれません。

でも、その一歩を踏み出せば、台湾での生活を満喫できるはず!ぜひトライしてみて下さい!

ライター

ゴパート 夏南子/Kanako Goeppert

オーストラリア公立Deakin大学文学部卒。日本人学生がほとんどいない大学で、ジャーナリズム、脚本、哲学、メディアを専攻。現在は、Web広告のライターや企業翻訳をしながら、夫とともにスイスに在住。英語が大嫌いだった高校時代から、翻訳を仕事にできるまでになったのは、何にでも興味を持つ好奇心があったから。日本を離れて6年以上経った今も欠かせない楽しみは、日本のテレビドラマ観賞。

ブログ:http://kanako09.wix.com/kanako-goeppert

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