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インドネシアに滞在する僕が、ストレスを感じた時に実践していること

Posted on 2017年01月11日
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こんにちは。日本語パートナーズとしてインドネシアで活動中の山根です。


こちらで活動を始めて3ヶ月が経過しました。


日々新しい発見があって嬉しい反面、文化や習慣の違いから海外で生活するのも大変だなと思う時があります。

 

今回は、そんな僕が海外でイライラを感じた際に思い返している大事なことをお話しします。

 

ストレスを感じる海外生活

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出典 rick on Flicker

 

僕が今までに出会った多くのインドネシアの人たちは、おおらかでやさしい性格の持ち主。初対面の人でも困っていたらだいたい助けてくれますし、とても親切にしてくれます。

 

一方で、少し適当なところが目につくことも。

約束の時間がかなりずれる、約束の内容がころころ変わる、レストランの店員さんが雑談していてなかなか料理を持ってきてくれない、タクシーの運転手が全然道を知らずに同じところをずっと回る……。

 

特に、自分が急いでいたり体調が悪かったりすると「もう少ししっかりできるでしょ!」とストレスを感じ、海外生活はもう疲れたなと考えてしまうこともあります。

 

ここは日本ではないのだし、文化や風習は違うのは当たり前。そう頭では分かっているのですが、20年近く日本で生活してきたことで、無意識に日本での風習を相手にも期待してしまっている時があるのです。

これは海外生活をして初めて気が付いたことでした。

気付かないうちに、自分は日本の色々なものに染まっていたのだなと実感しています。 

 

僕なりのイライラ解消方法

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出典 Sheila Tostes on Flicker

 

日本にいる時もそうだったのですが、僕はインドネシアでストレスを感じるようなことがある場合には、その内容をなるべく友達に話すようにしています。

 

一度タクシーの運転手が道を全然知らずに迷ってしまい、いつもよりタクシー代がかかった上に、お釣りを返さずごまかそうとしてきたことがありました。

本当に腹が立ち「二度とタクシー運転手なんか信じるものか!」とイライラしたものですが、その話を友達に伝えると「確かにタクシー運転手は道を知らないことも結構あるね~。それは本当に困るね~」と共感してくれたことで、不思議と気持ちがすっきりしてしまったのです。

 

イライラを吐き出さずにモヤモヤが溜まってしまうと「インドネシアのタクシー運転手は悪い奴ばかりだ」という想いを募らせてしまっていたかもしれません。

何気ない友人の一言のおかげで救われたり、また、人と話すことで自分がどうしてイライラしているのかといった自分の考えを整理したりすることもできます。

 

一番大切なのは、モヤモヤした気持ちを引きずらないことなのかもしれません。

 

重要なのは、人の優しさを忘れないこと

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そんなこんなでイライラする日もありますが、インドネシアの人たちの人懐っこさや優しさを感じられる、なんともほっこりとした場面に遭遇すると、不思議と気持ちがリラックスしてしまいます。

たくさんインドネシアの人たちに優しくしてもらっていることを忘れてしまっていた自分の未熟さを、時に恥ずかしく感じるほどです。

 

普段と違う環境に身を置くとどうしても思い通りにいかなかったり、慣れないことばかりで疲れたりすることがあるのは当たり前。

しかしそのような時、人から優しくされていることや、支えてもらっていることは忘れがちになってしまうのかもしれません。

 

少しでも多くの恩返しを

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思い返してみれば私もこの3ヶ月で、本当に色々な人にお世話になってきました。人の優しさや助けを感謝する気持ちを忘れないようにしていくと、気持ちがふっと軽くなりイライラする気持ちも収まっていくはずです。

 

こちらでの日本語パートナーズの活動も折り返し地点。

これからの後半戦はお世話になった人たちに、そして住まわせて活動させてもらっているインドネシアに、少しでも多く恩返しできるように行動していきたいと思います!

  

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Ambassadorのプロフィール


山根裕史

広島県出身。東京外国語大学国際社会学部フィリピン語専攻4年生。日本語パートナーズインドネシア6期としてスマランに三月末まで滞在予定。スマランの高校で日本語教師のアシスタントとして活動しています。

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