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シンガポール初心者必見!!実際に住んで実感した3つのこと
シンガポールの人材会社で働く林です。Clarke Quayにて。後ろに見える4本の柱は、逆バンジージャンプ! 今回は、来たばかりの私の目線でシンガポールについてお届けします。
来てみて分かった!心配するほどでもなかったこと
シンガポールに来るにあたって心配していたけれど、
実際来てみたら取り越し苦労だと
分かったことがいくつかありました。
1.人脈づくり
英語が得意でない場合、
いきなりローカルのコミュニティに飛び込むのは
かなり勇気がいると思います。
そんな時には、
まずは日本人独自のコミュニティがあるので
そこでいろいろと教えてもらうのが良いと思います。
最初のきっかけとしては、私の場合、
「シンガポールにお知り合いいたら紹介してください!」と
渡航前からお願いして事前に繋いでいただき
シンガポールでお会いした際に、
またその人に新たなコミュニティを紹介してもらう……
と言うことを繰り返していました。
酒に酔う!食に酔う!!話に酔う!!!「酔者の会」
受身の姿勢ではなく
「紹介してください!」「イベント教えてください!」と
自分からお願いすること、
そして参加した後に御礼を伝えることが重要だと思います。
例えば……
・現地メディア系企業主催の異業種交流会
・県人会
・世代別飲み会
・大学別飲み会
・業種別飲み会
それから、習い事ができる場も豊富です。
・語学系
通常の英会話スクールなどに加えて、
日本語を学びたいローカルとの交流を通して
言語を学ぶ場もあります。
他にも
・弓道
・日本舞踊
など、日本文化に興味のあるローカルたちが
主催するものもあります。
私も中国出身の友達に紹介してもらい、参加してきました。
弓道教室
2.日焼け
シンガポールは常夏だから日焼けしてしまうのではと
思っていましたが、実際はそんなに心配ありませんでした!
なぜなら、City(シンガポール中心地)周辺は
交通網(地下鉄、バスの運行数が多いことに加えてタクシーも安い!)が
整っており、路上を長時間歩く機会も意外に少ないのです。
歩くとしても、ビルの一階は日よけがあることが多く、
日に当たることは日常生活では少ない印象です。
3.化粧品類
環境が変わったり水が合わなかったりなどで肌が荒れた場合、
自分に合った化粧品を探せるのかなと
友人は心配していたそうなのですが、
これに関しても心配ご無用!
伊勢丹などの高級デパートに主要ブランドは揃っていますし、
スーパーマーケットなどにも
日本で見慣れた化粧品が置かれています。
ちなみに私は、
シンガポールに来てからまだ一度も生活用品を買っておらず(笑)、
日本で買い貯めして持って来ています。
やはりシンガポールでは値段が高いので……。
来てみて驚いた!ローカル生活事情
電車(MRT-Mass Rapid Transitと呼ぶ)
なんと乗る時刻によって、運賃が変わります。
私の最寄り駅では7時半前にゲートを通れば運賃タダ!
電車の優先席の位置
日本だと、車内が空いていると
みんな端の方の椅子から座っていきますよね。
でもシンガポールだと、その端が優先席になっているのです!
そのためみんな真ん中辺りから座っていきます。
これに気づくまで私は優先席に真っ先に座っていました……。
優先席。右上には、No dorians(ドリアン持込み禁止)の表示が
カード支払いの多さ
日本とは違い、デビットカードが中心です。
ちなみにATMからの現金引き出しは、月4回まで手数料無し!
住まい
単身でシンガポールに住む場合、ルームシェアが一般的。
私は日本人ふたりとシェアしていますが、
友達はシンガポール人夫婦とシェアしていて、
まるでホームステイしているかのような環境とのことです(笑)。
コーヒーのクオリティ
私はコーヒーが大好きなのですが、
こちらではスターバックスコーヒーなどで
1杯に最低5ドル(約430円)以上は払わないと
美味しいコーヒーが飲めません。
フードコートなどでは安く売っていますが甘かったり、
ブラックだとなぜか麦茶のような味がしたりします(汗)。
コーヒーは、レンゲで飲むのがシンガポール流?
来てみて思った!大事にしたいこと
とにかく、シンガポールに来た当時の目標を見失わないこと!
こちらに来て多くの経営者にお会いしましたが、
その中のおひとりが教えてくださいました。
シンガポールに来た当初、例えば
「ビジネスレベルの英語力を身につける」
「ビジネスで成功する」
という目標があったとしても、
数ヶ月経過するとそれを見失ってしまう人が
非常に多いとのこと。
これには大きくふたつの理由があると、
私自身は考えています。
1.「甘えられる環境だから」
語学堪能なシンガポール人たちは
こちらの意図を汲み取ろうとしてくれますし、
日本人コミュニティが多いと言うこともあって
英語が堪能でなくてもシンガポールでは生きていけます。
また、セントーサ島(リゾート地)が近くにあったり
プール付きのマンションも多いので、
仕事関係がうまくいかなくても快適な環境に甘んじて
「プライベートは充実している」と言う感覚に陥りやすいのです。
ランチはいつもこんな感じ!
2.「厳しい環境だから」
シンガポールは特に不動産賃料が高いので、
資金が減るペースが日本よりも格段に速いです。
そのぶんスピードを上げて、
事業を成長させていくなり、
自分を成長させて給料を上げていかなければならず、
その厳しい過程において当初の目標を諦めてしまう人が
多いのでは、と思います。
その話をしてくださった経営者の方は
目標を見失わずブレずにやってこられたからこそ、
今の成功があるのだなと感じさせられました。
正直なところ、どちらかと言うと私は
目標を立てることが苦手なタイプなので、
だからこそ、この教えを忘れずに、
日々頑張っていきたいと思います!
マリーナベイサンズが見える川沿いで、シンガポリアンと結婚された中学時代の先輩と(筆者奥)
ライター
林 由希菜/Yukina Hayashi
1989年埼玉県出身。明治大学国際日本学部に一期生として入学。卒業後は㈱ネオキャリアに入社、中途人材紹介事業に従事し、4年目からシンガポール法人REERACOEN SINGAPORE PTE.LTD.に配属。とにかく食べることが大好きなので海外でもいろんな食にチャレンジしています!大事にしていることは「迷ったら大変そうな方を選ぶ!」。
by Nnn