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マニアックの極み!ミャンマーにいる各民族の生活様式を知れる「民俗村」へ

「民俗村」入り口
チェンマイ旅行(下に過去記事リンク)からミャンマーに帰国した翌日、National Races Villageという、いわゆる「民族村」にひとりで行ってきました。
■【過去記事リンク】魅惑の幻想的世界。チェンマイのランタン祭り「コムローイ祭り」を体験!
ミャンマー130民族の生活様式を紹介

各民族の住居を見学できる。しかし違いはよく分からなかった……
ヤンゴン市内からバスで片道40分ほど揺られた先にある同施設。
ネットからの情報収拾は困難で、概要を知ることのできるサイトは限られます。Facebook文化のミャンマーにおいて、FBページさえ更新されておらず……なんとかトリップアドバイザーで存在を確認できる程度。
ミャンマーには130の民族(!)がいて、国土は7つの地方域、7つの州、ひとつの連邦領、5つの自治区とひとつの自治地区で構成されてます。これら各州の主要な8民族の文化、遺跡、建築物を再現したテーマパークが、ここなのです。ローカル客は入場料500mmkですが、外国人は3000mmk(約220円)と相対的に高めでした。ぐぬぬ。
外国人向けというよりは、ミャンマーの人が訪れるテーマパークで、園内は非常に広く、ビルマ族、チン族、カレン族、シャン族、モン族、ラカイン族、カチン族、カヤー族といった民族の紹介、伝統的な家屋の作りや生活道具、民族衣装の展示に加え、民族ごとの特徴や習慣、伝統工芸などの文化に触れることができます。また、ミャンマーの観光名所のジオラマもあり、チン州にあるハート型の湖や、カチン州にある標高5,881m(東南アジア最高峰)カカボラジ山などのマニアックなエリア、シャン州のインレー湖や、モン州のゴールデンロックなどのジオラマも見ることができ、ここだけでミャンマー全土を一周した気になれます。
イマイチなレンタサイクル

今にも壊れそうな自転車
しかし.……広い園内を回るためにレンタサイクルがあるのですが、その自転車のクオリティがどれもイマイチ。サドルを持ち上げるとシート自体が取れてしまったり、ハンドルが外れたり、スタンドがゆるゆるで自転車を立てられない……など、好きな自転車を自分で選べますが、あとは運次第です。
別コーナーにどこから見ても品質の良い自転車が並んでいましたが、それは身分証明書がないと貸すことはできないと言われた。パスポートのコピーでもアウト。なんでだー!
仕方なく、今にも壊れそうなチャリンコをレンタルして、パーク内をサイクリングしました。各民族の住居や、この園内で佇むミャンマーの人々を観察し、「自分はここで一体何をしているのだろう?」と自問自答しつつ、2~3時間ほど満喫してきました。
ひとつ面白かったのは、各民族の家の中で、その民族の伝統衣装のコスプレ体験ができることです。1着1,000チャット(100円)と安く、ローカルのミャンマー人はこぞって着替えてはあちこちで写真撮影をしています。私もシャン州の民族衣装を着て、シャン人を体験してみました。
最後に

生活様式が分かる展示の数々だが、ミャンマー人曰く「説明は不十分」だそう(笑)
私がミャンマーでいまだ訪れていないのは、チン州のみ。
いつまでミャンマーで生活しているかも分からない身のため、できれば年内に訪問したいなと考えています。ただ、チン州のハカという街まではヤンゴン市内からバスで24時間もかかるらしく、だったらヨーロッパ往復さえできる距離に躊躇してしまうのでした……。
ミャンマーに興味はあるけれど、ヤンゴンにしか行く時間がない、という方はぜひこの民族村を訪れてみてください。
経験した日: 2019年01月30日
Ambassadorのプロフィール

by Nnn