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【バングラデシュの交通事情】カオスな世界が垣間見える!4つの移動手段
バングラデシュのライターみんりです。 今回は「バングラデシュの交通事情」について。 現地ならではの交通手段を使うことで、バングラデシュがぐっと身近に感じられるはず。ということで、市民の「足」をご紹介します!

人と乗り物でごった返すダッカの街
1.リキシャ
バングラデシュでの移動手段と言えば
真っ先に出て来るものが、リキシャ!
そもそも「リキシャって何?」と思われる方も少なくないと思います。
見た目も名前も、浅草などでよく目にする人力車にそっくり……。
実は、もともと日本で使用されていた人力車ですが
明治時代にアジアの国々へ輸出され、
インドやバングラデシュで人々の生活に根付き、
日本語由来の「リキシャ」という名前まで
今日まで残っているのです。
観光地で人力車が走るのを
目にしたことがある人も多いと思いますが、
実際に乗ったことのある人は少ないのではないでしょうか?
しかし、バングラデシュでは至るところにリキシャが走っており、
ダッカの交通渋滞の原因のひとつと言われるほど、
日常生活の中では欠かせない移動手段なのです。

ショッピングモール前で待機するリキシャワラたち
リキシャを運転する人は「リキシャワラ」と呼ばれています。
乗る際は、まずこのリキシャワラへ行き先を伝え、値段交渉を行います。
私の場合は、10分くらい走る距離で20タカ(30円)ほどでしたが、
交渉次第ではもっと安くなります。
でこぼこ道ばかりなので快適な乗り心地とは決して言えませんが、
景色を見つつ、リキシャワラのおじさんと雑談しながら乗るリキシャも
なかなか楽しいものです。
そして、バングラデシュのリキシャはとってもカラフル!
リキシャに描かれている色彩豊かなイラストは
「リキシャアート」と呼ばれ、
そこには国としてのアイデンティティが表れています。
2.CNG
東南アジアの国々と異なり、
バングラデシュではタクシーを見かけることはごく稀。
代わりに目にするのが緑色の三輪車、「CNG」と呼ばれている車です。
CNGとはCompressed Natural Gasの略。
鉱物資源に恵まれないバングラデシュですが、
唯一とも言える資源が天然ガス。
この天然ガスがガソリンの代わりに多用されているのです。

緑が一般的だが、黄色やピンクのプライベートCNGもある
CNGにはメーターがついているものの、料金は基本的には交渉制です。
私の場合、30分くらい走っておよそ150タカ(230円)ほど。
もちろん現地人だともっと安くなりますし、
目的地にたどり着くまでにかかった時間によって値段は変動します。
距離や交渉時の値段によって乗車拒否されることもしばしばあるので、
交渉力が試されます。
帰宅ラッシュ時には相乗りが発生することもありますが、
そのぶん料金は安く利用できます。
CNGの良いところは、
好きな時に利用できて小回りの利くところです。
ただドアが金網のため、
ほこり混じりの風を体いっぱい受けたり、
渋滞時は炎天下に晒されたりすることも多々あるので、
体調が優れない時はご注意を!
3.バス
リキシャやCNGに並んで日常的に使用されている移動手段として、
バスも挙げられます。
街中でよく見かけますが、
日本のバスに慣れている人は必ずと言っていいほど
このバスに乗ることをためらいます。
それもそのはず、車体がボッコボコなのです!
フロントガラスにヒビが入っているのは当たり前、
時にはフロントガラスそのものが無いことだってあります。
バングラデシュ、特にダッカのカオス感を
象徴するものにひとつだと個人的には思います。
バス停にバスが来た……と思ったら、
スピードは緩まるけれども停まらない。
そうして走り続けるバスに、
乗車したい人たちがわーっと群がっていく……
まさに命がけです。

バスに乗ろうと群がる乗客たち
バスは30分くらい走って10タカ(15円)ほど。
チケットは乗る前にチケット売りから買うこともあれば、
乗ってから中で買う場合もあります。
ルート表や時刻表などといった秩序立ったものは無く、
バスが来たら「これ、○○に行くの?」と
チケット売りや周りの人に聞いてから乗り込みます。
イスラム教国なのでバスの中には女性専用シートもあり、
女性は比較的優先的に座らせてもらえることが多いです。
料金は高くなりますが、最近では女性専用バスも走っています。
4.電車
電車は田舎へ帰省する時など、長距離移動の場合によく使われます。
料金は30分ほど乗って5タカ(8円)ほど。

ダッカ市内にある駅
ダッカ市内の移動ではなかなか使用することはありませんが、
都会の喧騒から逃れて田舎で
ゆっくりした時間を過ごしたい場合はぜひお試しください!
バングラデシュの交通事情、いかがでしたか?
上記の移動手段は、
現地の人たちと会話を楽しみ、
バングラデシュでの生活を肌で感じることができる一方で、
外国人やお金持ちはスリやひったくりの被害に遭う可能性も高まります。
利用の際は、バッグを必ず手前で抱える、
携帯電話などの貴重品をずっと出しておかないなどの注意が必要です。
安全には注意して、楽しく利用しましょうね!
ライター
みんり
日系の製造小売業会社に勤める20代後半女性。2012~2015年までの約3年、バングラデシュで現地事業立ち上げに従事。好きなことは読書、歌うこと、ギターを弾くこと。
Ambassadorのプロフィール




















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