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バティック調査旅 第2弾:プカロンガン【突撃!隣の彼女の海外ライフ】

Posted on 2017年06月23日
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バティックに心奪われた、インドネシアジャワ島にバティック調査の旅、次の目的地はプカロンガン(Pekalongan)でした。


ジャワ島中部のジャワ海に面した都市プカロンガンは、人口約23万人。


この都市もチレボンに続きバティックで有名ですが、チレボンよりも静かでシャイで、おしとやかな雰囲気が漂っていました。


 


KAMPOENG BATIK(バティック村)と書かれた門に出迎えられ、工房探索が始まりました。


村の方々は私を見ると、バティックを買いに来たのかいと尋ねてこられ、はいと応えると、案内してくだいました。お互いの事をみんな知っていて、外人に親切でアットホームな村でした。

バティックの制服を着た学生

壁に描かれたバティックの柄

バティックを制服で着た学生や、壁にもバティックの絵が描かれていました。


村の方々はこうして、バティックと共に村を築いてきた様子が伝わってきます。

職人のおじさん

工房に入ると、渋いおじさんが渋くタバコを加えながら作業していました。


染色の際に、染料をカバーして模様を作るための蝋を、木で作られたスタンプで施していました。


このプロセスを日本語では臈纈染めと言って、インドネシア語及び英語では "Batik" と呼ばれています。

工房の天使

ある職人のおじいさんの孫(天使)が工房に居ました。この地域の子供たちにとって、こうしてバティックが生活の一部に溶け込んでるのですね。無邪気でちょっとシャイで、とても可愛かったです。

花柄工房

こちらの工房は花柄の模様が多いですね。


プカロンガンはオランダの影響を受けて、華やかな花柄や色合いが特徴的です。

村のおじさんたち

さりげなく座ってたけど、バティックがキマってて素敵でした。


私のような外人の突然な訪問を、親切に迎え入れてくださって、ありがとうございました。

村の猫

この後、歴史記念物とも言える、紡績・織布工房に偶然出会いました。


次回の記事にて、お楽しみにしてください!

経験した日: 2017年06月21日

Ambassadorのプロフィール


よかよか

愛知生まれ、神奈川・東京育ち。幼少期より父の影響でIT&海外に興味を持ち、母の影響で美術に興味を持つ。これらを繋げて行くことが自身のテーマであり、高校時代に美術を勉強し、大学時代はモンゴルやスリランカ、インドなどの旅を元にして作品を作る。果てしない地平線や波や砂漠を見ること、民族文化を体験して世界の可能性に感銘を受ける。現在はインドネシアでバティックという染色技術に焦点を充てて、ITビジネスの立ち上げに奮闘中。

よかよかさんが書いたノート


インドネシア に関するノート