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上海の住まい探し・買い物・観光に役立つ!上海交通事情と各エリア紹介 ~後編~

Posted on 2015年12月18日
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今回も、前編に引き続き、 上海の街の各エリアについてお届けしていきます。

 

浦西

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・徐家匯エリア

淮海路、新天地エリアよりさらに西側に位置する一大商業エリア。

徐家匯駅付近にはIT・電化製品やファッションを取り扱う大型百貨店が集積。

若者が多く集まるエリアで、日本で言う渋谷のような雰囲気。

日本食レストランも多く、日本人居住者も増えてきています。

 

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旧フランス租界地だった衡山路。プラタナスの並木道が続く

 

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衡山路にあるオシャレなショップ街「衡山坊」。徐家匯駅から徒歩5分

 

近くの衡山路付近にはプラタナスの並木が広がり、

サイドには古い洋館が軒を連ねるなどフランス租界時代の名残りが。

敷地が広く庭付きの家が多くあり、

また建築品質がよくデザインが多様であったため、

現在でもその石庫門風建築を現代風に活かした

おしゃれなレストランやクラブが多数存在する、

欧米人に非常に人気のあるエリアです。

また徐家匯エリアには、

観光客に大人気のショップストリート「田子坊」もあります。  

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観光客に人気の「田子坊」。雑貨や洋服店だけでなく、飲食店やギャラリーなどもある

 

・中山公園エリア

静安寺の西に位置するエリア。

1980年頃に経済開発地区として

外資系企業が多く誘致された影響により、

周辺には展覧会場を併設したオフィスビルや外国人向け高級マンション、

外資系スーパーが多くあります。

 

古くから外国人が多く住んでいたため、

中山公園駅付近には外資系の大型商業施設や電化製品店、

仏系スーパー「カルフール」も揃っています。

日本人学校も本エリア内にあり、

虹橋空港や浦東空港へのアクセスも便利。

中心地の人民公園駅まで乗り換えなしの20分前後で行けることから、

日本人にも人気のエリアです。

ユニクロやニトリ、日本食レストランもたくさんあります。

 

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中山公園駅の交差点。このメインのショッピングモールは中山公園駅の上にある

 

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中山公園駅交差点すぐ。家電量販店やニトリもある

 

・虹橋/古北エリア

中山公園から西~南にかけて位置する、虹橋空港に近いエリア。

上海の中で、外国人向けに最も早く開発された場所。

以前は住宅が中国人用と外国人用とで分けられていたため、

今でも多くの外国人がこのエリアに集まっています。

 

ただ、早くから開発されただけあり、

緑地が少ないことや水回りの老朽化、

中心地から離れていることなどから、

最近では浦東新区方面に引越す外国人も増えているようです。

 

古北路付近は昔から日本人が最も多く住むエリアであり、

日系スーパーや日本食レストランもかなり多くあります。

日本人好みに設計された住宅や日本領事館や日本人学校もあり、

中国語を使用しなくても生活できるエリアと言えるかもしれません。

 

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古北エリアの娄山关路駅の近くのAPITA付近

 

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お茶市場「天山茶城」。娄山关路駅から徒歩15分

中国茶の宝庫とも言えるお茶市場

 

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紅坊国際文化芸術園区。虹橋駅から徒歩3分

虹橋エリアには近年、芸術ギャラリーやアートスペースも年々増えてきている

 

 


 

 

上のMAPには載っていませんが、

上海にはこんなディープなエリアも!

上海をもっと知りたい方は、

ぜひ「虹口エリア」「闸北エリア」にも足を運んでみてください。

・虹口エリア

上海の北東部に位置するこのエリアは、

第二次世界大戦中に上海に移り住んで来た日本人約12万人の

大半が当時住んでいた地域でもあります。

日本人が使用した家、学校、商店、街並みが残っており、

また魯迅を始めとした文化人の居住者も多く、

アカデミックな雰囲気も備えています。 

 

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四川北路駅の交差点。近年整備されたこの道を奥に入ると、昔ながらの商店街や町並みが広がる 

 

 

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四川北路の東側にある乍浦路美食街付近

都市の開発に伴い、ますます営業店舗が減ってきた 

 

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昔、日本が占領していた虹口地区

日本と中国の共同租界地の境(攻防戦の激戦地)のひとつ。

この看板の奥は昔の虹口側(日本側)で、手前は闸北側(中国側) 

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山西北路。かつて日本人が多く住んでいた地域。当時の家が今もそのまま残る

 

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「1933老場坊」。海倫路駅より徒歩10分

 

「1933老場坊」は、

南京東路エリアと虹口エリアの境目付近にある食肉工場の跡地。

イギリスの建築家による建物で、

牛が通る道と人が通る道が別々に設計されており、

美しく独特な形状が建築家からも評価が高い。

現在はギャラリーやイベントスペース。

 

・闸北エリア

古くから上海と地方を結ぶターミナル・上海駅がある、

上海中心の北部に位置するエリア。

ここは上海事変など日本との激戦を

かつて繰り広げた地区でもあります。

昔ながらの街並みが減ってきてはいるものの、

今も残る老房子での生活を感じることができます。

 

日本との激戦を記録した資料館や

日中攻防戦の際の銃弾の跡が残った家などもあり、

歴史好きには興味深いエリアかもしれません。

 

また、「七浦路」という道には

洋服問屋の入ったビルが多数あり、

その数おそらく1000店舗以上

ほとんどが中国製ですが、

かなり安く洋服を買うことができるので、

アパレルのバイヤーの方もよく見かけます。

 

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上海鉄道博物館(上海北駅の跡地)宝山駅から徒歩10分

 

上海北駅は上海事変で日本軍によって破壊され、

再建後には日中戦争で崩壊しています。

鉄道の発展や変遷について、写真も展示されています。

 

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天潼路駅の上のビルの洋服問屋街(問屋街で有名な一帯は、七浦路服装巿場)

 

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天潼路の住宅街。わずかの住人を残しただけの住居。

発展は嬉しくも、こういう風景がなくなるのは少し寂しくもあるような……

 

 

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闸北エリアにある康楽路。ここら一帯も新しく生まれ変わろうとしている

 

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闸北エリアから虹口エリアに約3kmに延びる虬江路。ここも開発が進む

 

 

多種多様な上海の街。

興味のあるエリアを便利なバスや地下鉄を駆使して

散策してみてくださいね〜!

ライター

chana

1984年生まれ。東京家政大学造形表現学科でグラフィックやファッションデザイン、立体造形を学んだ後、大手生命保険会社に8年勤務。丸の内朝大学アジア発見クラスを受講するなどアジアに興味があり、アジアの混沌とした風景と活気ある雰囲気が好き。好きな言葉は「Nothing is impossible. Because,impossible itself says “I’m possible”.」「優しさは強さから生まれる」。

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chana

1984年生まれ。東京家政大学造形表現学科でグラフィックやファッションデザイン、立体造形を学んだ後、大手生命保険会社に8年勤務。丸の内朝大学アジア発見クラスを受講するなどアジアに興味があり、アジアの混沌とした風景と活気ある雰囲気が好き。好きな言葉は「Nothing is impossible. Because,impossible itself says “I’m possible”.」「優しさは強さから生まれる」。

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