台湾本土は小さな面積ではありますが、GDP世界21位であり、輸出業の活発な地域です。

台湾には、世界的に有名な半導体ファウンドリ（半導体デバイス生産工場）があり、電子部品や製造装置のメーカーや商社が日本からも多数進出をしています。

台湾系企業の勢いもさることながら、ハイエンドは日系が独占しているため、法人営業をはじめ、セールスエンジニアや生産管理などに日本人を求める声が多数あります。

最近では、これまでは駐在員を中心とした組織であったところが、現地で採用した人材を中心に据え置く企業も多くなっています。駐在員採用ではなくても、現地採用の場合でもキャリアアップのチャンスがあります。

具体的な求人例では、おおよそ次のようなものがあります。

●セールスエンジニア
　給与 - 55,000～70,000元（約20～25万円）
　応募条件 - 工学/電気/電子/通信/機械の知識がある方
　必要言語 - 日本語のみ

緊急時にも対応することが必要となるため、負担が多いのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。台湾では日本に比べ人材の流動が激しいため、誰が抜けても回るような組織づくりを心掛けている企業が多いです。誰かひとりに負担が重くかかるといった働き方はあまり見られません。

台湾EC市場は毎年10％以上の成長率を見せています。理由として、台湾では、スマートフォンの利用時間が長いことがあげられます。ある調査によれば、ひとり当たりの１日のスマホ経由のネット平均利用時間はなんと197分であり、そのため、消費者の情報元としてウェブ広告の効果は大きいと言われています。

広告だけで商品購入を決めるのではなく、SNS上での評価や、有名人のブログを参考にする人も多く、企業の中にはファンページを設けて、情報発信を行うケースも多数あります。また、コンビニエンスストアが多く、物流環境が整っているのも成長の理由です。

具体的な求人例では、次のようなものがあります。

●デジタルマーケティング営業
　給与 - 48,000～65,000元（約17～23万円）
　応募条件 - デジタルマーケティング営業経験
　必要言語 - 日本語のみ

台湾での日系企業の進出だけではなく、台湾を拠点に他アジアに向けたマーケティング事業を行う企業も多いです。消費者の動向や流行の変化は激しい面もあり、変化についていくのは大変かもしれませんが、台湾のみならずアジアのマーケティングについて学び、スキルアップが可能です！

親日さから来る日本ブランドの優位性や、他のアジア地域に比べ所得が高いこともあり、台湾には多くの日系外食産業が進出しています。

吉野家、モスバーガー、すかいらーく、大戸屋、COCO壱番屋、和民、サイゼリヤ、モーモーパラダイスなど、皆さんがおなじみの企業が多くあります。

日本人が住みやすい理由もそこにあります。その日系飲食企業の多くが日本人の管理職を求めています。

具体的な求人例では、おおよそ次のようなものがあります。

●店長候補ポジション
　給与 - 48,000～70,000元（約17～25万円）
　応募条件 - 飲食業界経験
　必要言語 - 日本語

台湾人の方でも日系企業で働く方の多くは日本語が話せます。一方で、日本語が話せる台湾人のスタッフだからといっても、やはり外国人のマネジメントは日本人の場合と異なり非常に難しい場面もあります。

管理職のポジションは人柄を特に重視した採用をされているのが特徴です。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、これまでの経験や知識があれば、語学不問の求人が多数あるのが台湾における日本人求人の特徴です。

中国語が話せなくても、働き始めてから勉強する人が多いため、語学に不安があって、海外に出ることにためらっている方には非常にオススメです！ 

今回は一部の求人例を紹介しましたが、給与だけなく、ご希望の待遇面なども含めて、弊社リーラコーエン台湾（https://www.reeracoen.tw/ja）では、台湾での就職をサポートしています。

親日家も多い台湾で、海外転職をぜひ成功させてください！

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