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『愛は海を越えない!!』僕のちょっぴり切ない海外での遠距離恋愛ストーリー

Posted on 2015年02月02日
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2月に入り、もうすぐバレンタインを迎えんとしておりますね。ベトナムでは旧正月に準じて大型連休が始まります。とはいえ、ベトナムでは公共機関が停止すると聞いているので、ベトナム国外に逃亡しようかと考えています!

 

幸福を感じてやまないバレンタインモードの諸君!

今年もまたひとり……なんて悔しがっている非リアの諸君!

たまにはアジアで働く話ではなく、恋愛ネタを恥ずかしながら公開しようと思い、私の苦い過去……ズバリ『愛は海を越えない』話をお伝えいたします。

※私たちは幸せだから関係ない、と思う方は読まないほうが良いです。

京都と台湾で2度の遠距離恋愛の末……

私は2度海を挟んだ遠距離恋愛を経験し、2度失敗しております。

1度目は北京留学時、京都に住んでいた日本人女性。
2度目は大学卒業前、台北で働いていた台湾人女性。

過去を振り返るなとは言いますが、楽しかったことも辛かったことも両方あり、それが今に繋がっています……良くも悪くも(笑)。

興味がある人もない人も続きをお読みいただければ幸いです。

さて、メシウマな話どうぞ!

爱情不能超过大海!!!!

北京留学中、最初の3ヶ月は休むことなく、毎日朝から晩まで中国語漬けの生活を送っていたのは前回の記事に書いたとおりです。

しかし、全く日本語を使っていなかったわけではなく、実は当時付き合っていた人とはSkypeやGmailを使って話をしていました。

唯一の息抜きができる時間でした。

「彼女に格好良い姿を見せるために、中国語を本気で身につける!」なんて青臭い目標を掲げたおかげで、留学中頑張れました。

遠距離恋愛は自身の目標達成を果たすための起爆剤になりえます。

こんな素敵な恋愛をそれまで体験したことがありませんでした。

ふたりの関係に亀裂が入るなんて誰も思いもしなかったことでしょう。

留学2ヶ月目のこと。突然連絡が取れなくなりました。勉強に明け暮れる私は次第に不安を感じ始めました。

3日、4日、5日……そして、21歳の誕生日を前についに破局!!!

私の思い描いていた素敵な遠距離恋愛から一気に奈落の底へと引きずり下ろされました。

その時一緒に留学をしていた日本人のメンバーは私を囲って飲みに連れて行ってくれました。

辛くて泣きそうな私を慰めるどころか、ネタにしてくる彼らに私は酔った勢いで

『爱情不能超越大海!(愛は海を越えないよ!)』 と天に叫びました。

この一件で私は大ダメージを喰らい、昼夜逆転し、授業もろくに出なくなりました。

夜から朝にかけて、ひたすら日本のアニメやドラマを無我夢中で見ました。

初めて日本のサブカルに魅了されたのもこの時でした。

結果、勉強の進捗度にも支障が出る始末。

気づけば、マッキーの「もう恋なんてしない」を歌っていました。

もう遠距離恋愛なんてこりごりです。そこから私の意識高い(笑)系男子の生活がスタートしました。

淡い思い出のみが残った、台湾人彼女との恋

意識高い(笑)系男子となった私は、『恋愛をする時間があれば、自己成長に時間とお金を投資したい』 なんて考えるようになりました。

ある種の現実逃避だったかもしれません。

そして、帰国してから1年後の22歳の春の頃。

私は大学に交換留学している台湾人のグループと毎週勉強会に参加することになりました。

はじめは中国語を使える恵まれた機会程度の認識が、いつの間にか台湾人に恋をしてしまいました。

『この機会を逃したら一生後悔する』と何度かアタックし、初めての外国人の彼女ができました。

私のこの行動力は他の分野で生かすべきだったかもしれません。

付き合ってすぐに彼女は台湾に帰国し、私は京都に残りました。

あれだけ遠距離に対してネガティブな思いを持っていたのに、また遠距離恋愛のスタートです。

SkypeやLINE、そしてFacebookが生活インフラになった今、あまり寂しさを感じないものです。

遠いはずが近くに感じてしまう、言わば麻薬にも似た錯覚でした。

「会えないのは仕方ない。次会うまでにもっともっと成長してやる」なんてまたまた青臭いことを考えちゃうのです。男って単純ですね。

遠距離とはいえ、なんだかんだ私は台湾に2回、彼女は京都に1回訪れました。

しかし、突如ふたりの関係の雲行きが怪しくなり始めました。

連絡がこなくなる日が続き、skypeにて美しい幻想の日々に終止符が打たれたのでした。

残ったのは淡い思い出のみ。

またしても、「愛は国境を越えない」と実感したのでした。

2度の遠距離恋愛を通して思うこと

だらだらと書き連ねましたが、あまり遠距離恋愛はオススメしません。

本気であれば苦しむだけです。 熱が入っていないのであれば、時間の無駄かもしれません。

しかし、学ぶこともたくさんあります。

付き合っていながらも自分の時間を大切にすることができ、次会う時までに成長しようと思える。

ましてや異国の彼女と遠距離をするのは良い経験にはなるかなと思います。

 

さて、今の恋愛事情は?

……水を得た魚の如く、フリーダム!!!!です。

仕事と現地人交流を通じた自己成長を掲げていますが、本音を言うと恋人は欲しいです(笑)。

※1月20日の時点ではおりません。

ちなみにトップ写真は最近プロフィール用に撮ったものです。

誰か素敵な方がいらっしゃったら紹介して下さい!!!!

 

re吉川

ライター

吉川 真人/Makoto Yoshikawa

 

 

同志社大学卒業。17歳の時に3年間一言も話さなかった父親と死別し、思ったら即行動を心掛けるようになる。大学3年時に休学し、1年間北京に留学をする。その結果、早くから海外で経験を積む事を心に決める。紆余曲折があり、現在ベトナムの某人材紹介会社で修行中。鎖国した日本を開国させることが目標。

 

 

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Ambassadorのプロフィール


吉川真人

人がやらないことをやることに意義を感じる若者。 中国とベトナムをかなり旅行したのでマコトリップアドバイザー実施中 生い立ち 京都府向日市出身。 6歳から18歳は滋賀の“ど”田舎で過ごす。 2009年同志社大学文学部英文学科入学。 大学3年時に休学し、1年間北京の中国青年政治学院に留学。 3ヶ月ほどで日常会話以上のレベルに達し、簡単な通訳を務める。 その結果、早くから海外で経験を積む事を心に決める。 2014年同志社大学卒業。 卒業後ベトナムに移住

吉川真人さんが書いたノート


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