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インドとは違う!素朴なネパール料理おすすめ4選

Posted on 2016年08月15日
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こんにちは、原孝之です。7月中旬からカトマンズのとなり街「ラリットプル」でホームステイをしています。現在ネパールは雨期のため毎日スッキリしない空模様。それでも東京よりはずっと涼しいので、過ごしやすい日々を送っています。

僕がネパールに渡航する前には、多くの友人から「これから毎日カレーだね。いいな!」と言われました。しかし実際にカレーを毎日食べているわけではありません(笑)。ネパールの食は、インドのものとは全然違うのです。

 

1.ネパールの定食:ダルバート

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ネパールを代表する料理のひとつ「ダルバート」。米や豆、そして野菜と漬物がワンプレートになったバランスの良い定番定食です。様々な種類の豆(ダール)が入ったスープと、野菜炒め(タルカリ)、そしてご飯(バート)を混ぜながら右手で食べるのがネパール人のスタイルです。

 

季節や家庭ごとに味付けや具材が異なるタルカリ。私のホームステイ先ではジャガイモにたけのこ、日によっては大根が入っていることもあります。

 

付け合わせにチキンなどの肉を食べる人もいますが、タルカリと味の濃いスープさえあれば、自然とご飯がすすむ、すすむ! この素朴な味わいはちょっと脂っこいインドのカレーとは大違いなのです。

 

2.食べ始めたら止まらない!チベット風餃子:モモ

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出典 Ritesh Man Tamrakar on Flicker

 

個人的に僕が大好きなのがこちらの「モモ」。

 

本来はチベット文化圏でよく食べられている蒸し餃子で、肉まんに似た味わいを楽しむことができます。カトマンズの街中にはモモの専門店がたくさんあるので、ネパールでも人気の食べ物のようです。

 

蒸すだけでなく揚げたものもあるそうですが、ネパールのモモはほとんどが蒸したタイプなのだとか。具の種類は野菜、水牛肉、鶏肉などがメジャーです。

 

お腹を空かせてふらっと入ったお店で、アツアツのチキン・モモに辛口の酸っぱいタレをつけて食べる時間はまさに至福のひととき。日本人の口に間違いなく合う一品なので、ぜひ試してみてください!

 

3.盆地に伝わるネワールの味:チョエラ

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カトマンズ盆地には古くから「ネワール」と呼ばれる人々が住んでおり、僕が暮らすエリアにも多く暮らしています。彼らは美術や工芸に秀でていると言われていて、盆地にいくつかある世界遺産の王宮や寺院は、なんと彼らが作ったものなのだとか!

 

そんな彼らの素晴らしい食文化の中で今回ご紹介したいのは「チョエラ」と呼ばれる肉料理。

 

肉をたくさんのスパイスで和えた、ピリッと辛い一品です。バフ(水牛肉)のチョエラは、ほどよい辛さと肉の旨みが絶妙。歯ごたえがあるので少し固めですが、一度試してみる価値アリです。

 

4.これが無くては始まらない!いつものミルクティー:チヤー 

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ネパールだけでなくインドなど多くの南アジアで愛されているミルクティー。ヒンディー語では「チャーエ」と言いますが、ネパール語では「チヤー」と呼ぶのがポイントです。

 

ほどよい温かさのミルクを茶葉の入った茶こしで濾すだけで、甘めのミルクティーの完成です。朝ごはんや夕方のおやつには欠かせない飲み物ですね。

 

ネパールでは、小さいカップに入ったチヤーを片手に、人々が談笑を楽しんでいる和やかな光景を街中の至る所でみかけることができます。

 


 

今回はごくごく一般的なものをご紹介しましたが、おいしいネパール料理は他にもたくさんあります。

 

「おかわりは要る?」「ください!」のやり取りをホストマザーと繰り返しながら、僕は野菜がこんもり盛られたダルバートをひたすらかきこむ日々を送っています。

 

みなさんもネパールを訪れる際には、ぜひ本場のネパール料理にトライしてみてくださいね!

 

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Ambassadorのプロフィール


原孝之

東京外国語大学 国際社会学部 南アジア地域専攻の3年生。高校時代の海外ボランティア活動がきっかけで、アジア地域に関心をもつ。大学入学後はヒンディー語を専攻し、2016年7月よりネパール、カトマンズの大学に留学中。旅行が好きで、旅先ではご当地ビールの各銘柄をじゃんじゃん飲みます。

原孝之さんが書いたノート


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