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絶対チェック!!ベトナムおすすめスイーツ5選

ベトナムと関わり始めて今年で7年目のさぬっふぃーです! 今回は日本ではまだあまり知られていない、おすすめのスイーツ5品を紹介します。
ベトナムのスイーツといえば、ベトナム風ぜんざいとも呼ばれるチェーが有名ですが、他にもおいしいものがたくさんあるんです!
ちなみにベトナム人いわく、チェーはかき混ぜて食べたほうがよりおいしいとのこと。今までパフェのように上から順番に食べていた方は、次回からしっかりとかき混ぜて食べてみてくださいね。
1. もち米とヨーグルトのハーモニーがたまらない! スアチュアネップカム(sữa chua nếp cẩm)
写真左の、スプーンがささっている白と黒の2層のデザート
ベトナムのスイーツで一番好きなものを聞かれたら、迷わず答えるのがこちらのスイーツ。「ベトナムに行ったら必ず一度は食べよう!」と決めているくらい大好きなんです。
ネップカム(nếp cẩm)と呼ばれる黒いもち米をとろとろのおかゆ状にして、砂糖で甘くしたものをヨーグルト(sữa chua)と一緒に食べます。
もち米にヨーグルトという組み合わせが不思議に感じられるかもしれませんが、一口食べればネップカムの優しい甘さが体中に染みわたります。
ネップカムは栄養価が高く、特に貧血気味の女性にオススメの食材なので、健康にも良い魅力的な一品です!
チェーを売っているお店にはスアチュアネップカムもあることが多いので、看板に「sữa chua nếp cẩm」の文字を見つけたら、ぜひ試してみてくださいね!
2. しっかりかき混ぜて召し上がれ! カラメンタップカム(caramen thập cẩm)
カラメン(caramen)は北部の言葉でプリンを意味します。ちなみに南部ではバンフラン(bánh flan)といいます。タップカム(thập cẩm)とは、五目、いろんなものが混ざり合っているもののこと。
カラメンタップカムを頼むと、プリンにカットフルーツや小さなゼリー、そして先ほどのネップカムなどがのったお皿が運ばれてきます。プリンをほぐしてかき混ぜて食べるのがベトナム流です。
私ももちろん、しっかりとかき混ぜて食べております!
ベトナムのプリンは日本のものより濃厚で、かき混ぜて食べてもカスタードの味がしっかりと感じられます。お店ごとにプリンにのせるトッピングが違うので、自分のお気に入りを探してみてくださいね!
3. 暑い日はこれ! ホアクアザム(hoa quả dầm)
ホアクア(hoa quả)とは、果物のこと。スイカやマンゴー、イチゴ、ドラゴンフルーツなど色々なフルーツを一口大に切って練乳をかけ、細かくくだいた氷をお好みで足しながら食べます。さまざまなフルーツを少しずつ味わえる、とても贅沢な一品です。
暑い日に氷をたくさん入れながら、フルーツをほおばるのがなんといってもたまりません!
フルーツと練乳の甘さが氷でちょうど良いバランスになっていて、とてもおいしいですよ。
4.少数民族のお菓子バインカオ(bánh khảo)
こちらはベトナム北部に伝わるお菓子で、もち米粉と砂糖を混ぜて練り、押し固めたものです。種類によってゴマがまぶしてあったり、緑豆のペーストが挟んであったりします。
北部の山岳地帯に暮らす少数民族タイー族やヌン族にとって、旧正月などの特別な席には欠かせない大切なお菓子なんだとか!
シンプルな材料で作られていて、どこか懐かしい味が特徴的です。
粉を固めたお菓子なので一口食べただけで口がカラカラになりますが(笑)、緑茶にも良く合うので、日本人にも馴染みやすいかもしれませんね!
5.お土産にもおすすめ!ドライ蓮の実(hạt sen sấy)
ここまで紹介してきたスイーツは、どれもその場で楽しむものなので、残念ながらお土産として持ち帰ることはできません。
そこでオススメなのが、ドライ蓮の実です!
蓮の花はベトナムを象徴する花として街中でよく見かけるのですが、その蓮の花の実を乾燥させたものがhạt sen sấy(ハッセンサイ)です。
香ばしく素朴な味わいで、一口で食べるのにちょうどいい大きさ。気づくと1箱あけていた、なんてこともしばしば……(笑)。お茶受けとして食べるもよし、おつまみとしてビールと一緒に食べるもよし、みんなで楽しめるベトナムの味です!
ベトナムの豊かな食文化
さまざまな文化が複雑に混ざりあうことで、ベトナムの食はとても豊かなものになっています。こちらで紹介しきれないほど、まだまだおすすめの食べ物が現地にはたくさんあります。
ベトナムに行かれる際には、多様で奥深いベトナム文化をぜひ舌で感じてみてくださいね!
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