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世界で活躍するために!海外ボランティアでネパールに出会う
はじめまして! 茨城県出身、20歳の原 孝之と申します。 私は都内の大学でヒンディー語を学ぶ3年生です。ヒンディー語は、インドを中心とした南アジアで話されています。「ヒンディー語」と言っても、なかなかイメージが湧きませんよね。
今回は、私がこの言葉と出会い、アジアに興味をもったきっかけについてお話しさせてください。
国際的に活躍したいという想いを胸に
出典 Alistair Nicol on flicker
高校生のころ漠然と、「国際的に活躍したい」という想いをもっていました。
「そのためにはとにかく世界を実際に見てみよう」。こう考えた私は早速、タイとネパールへボランティア活動に行くことにしました。
2度の海外ボランティア
タイでは、孤児院で授業や給食配膳のお手伝いを一週間ほど行いました。これが私にとっての記念すべき初海外!
言語や宗教、食生活などすべてが違う環境を体験したことで、海外にもっと興味をもつようになりました。
2度目のボランティア活動では、ネパールの障がい児施設に滞在。主に知的障がいを抱える子どもと毎日一緒に過ごし、英語の勉強を手伝ったり、遊んだりしました。
叱り方など教育スタイルの一つひとつが日本と違い、その発見が新鮮で衝撃を受けることも。
小さな街の美しさに魅せられて
パタンのダルバール広場
ボランティア活動で訪れたネパールの街パタンでは、現地の魅力に圧倒されました。
17世紀の王宮のたたずまいがそのまま残っており、赤茶色のレンガ造りの道路や、そびえ立つ寺院・王宮の風景を見て、まるで異世界に来たような印象を受けたのです。広場にはいろんな人が集まり、「チヤー」というお茶を飲みながら会話を楽しんでいました。
出典 Meena Kadri on flicker
旅行者をつつみこむ甘い香りが街中にあふれ、人々の笑顔がとても穏やかであたたかい。
何も知らずに来た小さな街で、想像を超える美しさに出会ったのです!
このことがきっかけで私は帰国後、ネパールや南アジアについて学びたいと思うようになりました。しかし残念ながら日本には、ネパールや現地の言語について専門的に勉強できる大学がないことが判明。
そこでヒンディー語とネパール語は文字など似ている部分がとても多いことから、ネパールのお隣・インドで使われるヒンディー語を、大学で学ぶことにしたのです。
ネパールのリアル情報、これから発信します!
カトマンズ近郊、パシュパティナート
ヒンディー語を学び始めて早2年。いよいよ今年の7月からネパール・カトマンズ市内の大学に留学します!これからあの街で生活できると考えると気持ちが高鳴り、とてもワクワクしています。
留学中にはみなさんに興味をもっていただけるような、現地のリアル情報をお伝えしていきますね。
どうぞよろしくお願いします!
ライター
原 孝之/Takayuki Hara
東京外国語大学 国際社会学部 南アジア地域専攻の3年生。高校時代の海外ボランティア活動がきっかけで、アジア地域に関心をもつ。大学入学後はヒンディー語を専攻し、2016年7月よりネパール、カトマンズの大学に留学予定。旅行が好きで、旅先ではご当地ビールの各銘柄をじゃんじゃん飲みます。
by Nnn