ABROADERS

  • HOME
  • 【閲覧注意】体当たり食レポ!タイで「虫」、食べてみました(5種類)

【閲覧注意】体当たり食レポ!タイで「虫」、食べてみました(5種類)

Posted on 2016年03月02日
0
26820

※まずはじめにー 今回の記事、虫を見るのが苦手な方は気分を害する恐れがあります。


サワディーカー! タイのライター、味(Aji)です。    

 

タイ料理といえば

みなさん何が思い浮かぶでしょうか?

 

世界で最もおいしい50種類の食べ物(World’s 50 best foods)という

CNNの企画で第1位に選ばれた「マッサマン カレー」?

B級グルメ代表・タイ焼きそばの「パッタイ」?

食べれば食べるだけクセになる「トムヤムクン」?

 

タイ料理は日本でも徐々に認知が広がり、

今や日本全国のタイ料理のお店数は

なんと……1754 軒もあるのだとか!!食べログ調べ ※2016年2月時点)

 

ましてや海外に興味の強いABROADERS読者のみなさまには、

これ以上特別に食をテーマに、

タイからご紹介するものはないのでは!?

 

と、思いましたが……

いらっしゃいました……道端に。

彼らが!

 

aji5_2

 

こちらの虫さんたち、

タイではたまに道端で売られています。

 

値段は、1種類30バーツ(約100円)。

全種類ミックスは100バーツ程度(約350円)。

シンプルに素揚げされて、味付けは塩コショウのみ。

素材の味と風味が存分に楽しめる仕上がりになっているそうです。

 

屋台のおばちゃんが親切に食べ方を教えてくれました。

とりあえず全種類テイクアウトして、オフィスで食べてみることに。

 

350円相当の「虫」を食べてみる

 aji5_3

 

このボリューム感です。

果たしてこれは、お得と言えるのか……??

 

さて、今回実食してくださる勇者は、

私と同じ職場のさとむ先輩です。

 

aji5_4

 

私も最初は共に食べる気満々だったのですが、

昆虫たちの迫力を五感で感じたら本気で気分が悪くなり、

リタイヤさせていただきました。

(本当にスミマセン!)

 

では、れっつ とらい!

 

1食目:バッタ

 aji5_5

 

食べ方:手足をとる(そのまま食べると刺さって危ないらしい)

 

aji5_6

 

準備完了です!

 

よし!

一口でバッタを食べる先輩。

 

aji5_satomu

 「うん、うん……(ムシャムシャ)……殻が残る。

魚……? あ!!!海老や!!!!小エビのから揚げ!」

 

 

 

味のベースは焦がし醤油のようです。

 

 

2食目:イモムシ

aji5_7

 

食べ方:手足をとる

 

aji5_satomu

「外はカリッと中はフワッと。カリトロってやつやな。

中からウニュっと出てくるのはやや苦味があるけど、

そこまでまずくない。これはもう1個イケる!」

 

 

素晴らしい食レポです。

 

 

3食目:コオロギ

aji5_8

 

食べ方:手足をとる

 

aji5_9

コロオギと会話する先輩

 

aji5_satomu

「うん、うまい!これ暫定1位!味が濃い!

街であったら買うかも!」

 

 

 

先輩は結局、コオロギさんを合計4匹召し上がられました。

今のところ、3種とも基本は小エビのから揚げに似ているようです。

 

では、次はレベルUP

 

 

4食目:カナブン

aji5_10

 

食べ方:頭部をとり、羽と殻をはがす(中身のみ食べるイメージ)

 

殻がとりきれず少し残った状態で一口で食べた先輩。

 

aji5_satomu

「昆布や。裏側の堅い部分が口に残るけど味は昆布巻き」

 

 

 

 

先輩も次第に抵抗がなくなってきたようです。

 

 

ラスボス:タガメ

 aji5_11

 

タガメは、カメムシ目・コオイムシ科に分類される昆虫の一種。

日本最大の水生昆虫であり、日本最大のカメムシ(半翅目)。

成虫の体長は50~65mm。(Wikipedia調べ)

 

食べ方:手足をとり、皮をはぐ。頭部をとり、腹部にある中身を吸う

 

aji5_12

 

たまらずこの表情。

お願いします!!!

 

aji5_13

「うわっ、これ無理や!

クリーミー!!!!!!!!!!!!」

 

 

初めて完食できず。

 

タイ人に聞きました「タイ人は虫を食べるのか?」

職場のタイ人スタッフ5人(バンコク出身)に聞いたところ、

「とってもローカルな食べ物なので、

80%以上のバンコク在住タイ人は食べたことないのでは!?

しかし、バンコクの人口はタイ国内のたった10%。

タイ国内全域だったら少なく見積もっても半数以上は

食べたことがあるだろう……」

とのことです。

「でも私たちは本当に食べてないからね!」

と念押しされました。

強い抵抗感が伺えます。

 

一方、郊外出身のタイ人スタッフは自分で捕まえて、

ナッツなどと一緒におつまみ感覚で食べていたそうです。

「僕の地域にはフレンチフライがなかったからね」

というコメントをいただきました。

 


 

異文化っておもしろい!

そして深いですねー! 

 

aji5_satomu 

さとむ先輩、よくやった!と思われた方、

身体を張ってくれた先輩に感謝を込めて、

「いいね!」をいただけたら嬉しいです!

 

本日もハッピーな一日を。

読んでいただき、コップンカ!

 

ライター

味/AJI

1990年富山県出身。関西外国語大学卒業。大学在学中は、観光学、ホスピタリティーマネジメントを学ぶためフロリダ大学へ留学、卒業後はホテルにて勤務。その後、転職してReeracoen Recruitment Co.,Ltd. バンコク法人に配属、キャリアアドバイザーとしてヒトのご縁を繋ぐため奮闘中!と同時に、大好きな旅・自然・ヒト・美・お酒が揃ったタイライフを絶賛enjoy中!全米NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー。モットーは「素直に生きる!」。

このノートに関連するタグ

Ambassadorのプロフィール


AJI

富山県出身。大学在学中は、観光学、ホスピタリティーマネジメントを学ぶためフロリダ大学へ留学。Reeracoen Recruitment入社。タイ支店にて3年間現地企業向けに人材紹介サービスの営業、キャリアコンサルタントに従事。2017年2月よりシンガポール支店に異動。全米NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー。モットーは「素直に生きる。」。

AJIさんが書いたノート


タイ に関するノート