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まとまりのないカウントダウン!?陽気なインドの年末年始レポート

明けましておめでとうございます! インド在住アンバサダーの、かよです。
ついに2017年がスタートしましたね。皆さん、今年の目標はたてましたか?
私がインドへ渡航してから毎日更新しているブログの記事が、無事に100本目まで到達しました!
2017年も引き続き、インド就職を目指す皆さんにとって有益な情報を届けていきたいと思います。
さて、今回はインドでの新年カウントダウンの様子を皆さんにお届けします。
私自身、インドに渡航して初の新年カウントダウンにとてもワクワクしていたのですが……、実は年末年始は日本に帰国していたのです。
そんなわけで、今回はインドで働く同世代の仲間に、インドの新年カウントダウンの様子をレポートしてもらいました。
今回協力してくれたのは武田直樹くんです。私より半年前くらいにインドに渡航し、現地で就職しています。
タージマハルに旅行に行った時の武田くん。工事中のレアな写真
大晦日の昼間の様子
こちらはグルガオンという街にある、5つ星ホテルLeelaのエントランス。新年になった瞬間、天井の風船が降ってくる仕掛けになっているようです。
こちらはグルガオンの高級モールAmbience。大晦日にもかかわらずクリスマス仕様。以前に旅行した時、韓国やタイでも大晦日にクリスマスの装飾があったのを思い出しました。日本の正月モードへの切り替えは一瞬なのに!
日本と繋いで生中継!紅白歌合戦
こちらのイベントホールでは日本人が集まり、紅白歌合戦の生放送が見られるTVが用意されたそうです。インドと日本の時差は3時間半。日本より年越しはだいぶ遅れますが、気分だけでも(?)日本の年越しを味わう為に、たくさんの日本人が集まったようです。
直樹くんコメント「ふだん一切日本のテレビ番組を見ないので、久しぶりに日本を感じることができて楽しかったです。特に、『ゆく年くる年』!」
カウントダウン直前の街の様子
直樹くんコメント「インド人の同僚や友人に大晦日や元旦の過ごし方を聞きましたが、いつもと変わらず、家族や友人と過ごすだけ。(日本のおせちのような)特別な食事もないということで、正直あまり盛り上がる感じがしませんでした。でも、その予想を覆すかのように道路は混雑、ほとんどすべての飲食店が満席、屋外も人混みがすごかったです。ただ残念なことに、カウントダウンの瞬間はまとまりなく『あれ、年越した?』という感じでした。
その後CNNなどでアメリカやオーストラリアのカウントダウンを見ました。高層ビルや花火、巨大スクリーンを使った一大イベント感の演出に、やっぱりこういった演出はまだまだ先進国には及ばないなと感じることも……。
それでも陽気なインド人。お酒に酔っている人もそうでない人も、楽しそうに踊ったり騒いだりしていて、改めて明るくていいなと思いました」
インドで年越しを過ごして
このようなメッセージ画像は親しいインド人同士で頻繁にやりとりされています
インドは元々多くの宗教が共存する国なので、同じ会社でもエリアによって祝日の設定も異なります。多数派のヒンドゥー教徒にとって、正月は10月末の「Diwali」。その為、年末年始に対してそこまで特別感はないものの、みんなお祭り好きなので、年越し当日になると飲むわ踊るわ、でした。
Diwaliのオフィスの様子。壁はきれいに装飾され、当日はみんなが民族衣装をまとって祝う
SNSが発達し、日本でもハロウィンが一大イベントに発展したように、あらゆる情報がネットで拡散される時代。インドも例外ではなく、クリスマスなど西洋のイベントも楽しむ流れにあるのではないかと思います。
インド人は「騒ぐ時はとことん騒ぐ!」精神で、会社のオフィシャルな式典にもカクテル、ディナータイムにはDJを呼んでダンススペースを設けることも!? 飲食店にもDJがいることが多く、大音量で音楽を楽しみます。踊って仲間と楽しむこと、自己表現の豊かさは世界トップレベルかもしれません。
私は今回、現地でカウントダウンができなかったものの、直樹くんが素晴らしいレポートを届けてくれました。直樹くん、本当にありがとう!
最後に直樹くんから「ちなみに、インドには日本のような年末年始休暇はないので、日本でいう正月ボケはインドオフィスにはありません!」
とのことでした(笑)。
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