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徹底した現場主義で、道を切り開く 〜ミニット・アジア・パシフィック株式会社 迫俊亮社長~

Posted on 2016年12月21日
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タイで働く松岡由布子です。この企画では、今までお会いした魅力的なグローバル企業の方をご紹介します。


今回ご紹介するのは、靴の修理や合鍵作成のサービスチェーンとして、今や世界最大級の規模と成功を築き上げたミスター・ミニット迫俊亮社長です!

 

日本を含め600近くの店舗を営み、1000人近い従業員が活動するグローバル・カンパニーです。

次々に生み出す新規サービスの作り方、海外で働く上で大切にしている考え方など語っていただきました。

ミニットアジア

▶徹底した現場主義で、道を切り開く

靴の修理や合鍵作成のサービスチェーンである、ミスター・ミニット。

1957年のベルギーでの創業以来、成長を重ね、国際的ブランドによるアジア・パシフィック圏の事業を展開しているのがミニット・アジア・パシフィック。現在6カ国にある拠点を10カ国にまで広げようと考えている。

その指揮を執っているのが、若干28歳で代表取締役に就任したことが話題となった迫さんだ。徹底した現場主義で、新しいサービスを取り入れる際はとにかく現地に足を運ぶ。マーケティングに頼りきらず、仮設を立てて即行動し、現場とのコミュニケーションの中から判断をしていく。

その手腕によって店舗数の拡大を進めるが、靴修理の市場以外にもアプローチをするために、携帯修理など多様なサービスを提供する「サービスのコンビニエンスストア」を目指している。

 

▶海外で働く上で大切にしている考え方

迫さんが大切にしているのは、「睡眠」「体力」「バットを振りまくること」の3つ。その中で最も重要なのは、底なしの体力だという。常に100%の判断力で100%の行動をするために、日々身体のメンテナンスは欠かさない。

また、いくらバットを振っても10発中9発は外れると想定しているので、万全の状態でなるべく多くの打席に立ち、バットを何度も振ることを意識している。

今後の海外展開に向けて行いたいことは「社内登用」だ。仕事が上手くいくのは、「会社を本気で良くしたいと思っている人」「信頼がある人」だと考えている。

社内でどんどん人材を育て、海外拠点に送り込んでいくつもりだ。チャンスはみんなに平等に与え、やる気があれば日本人以外でも役職に就ける。そうすることで、よりグローバルな会社になることを目指している。

 

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