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マレーシアでイスラム文化を体験!モスクへ行ってみよう

Posted on 2016年08月02日
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国教はイスラム教、人口の約6割がイスラム教を信仰しているマレーシア。

 

 

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ラマダン(断食)が明け、マレーシア最大のイベント・ハリラヤも終わり、街の喧騒も落ち着いてきた今日この頃です。

1ヶ月続くラマダン中には、この時期だけ味わえる料理がふるまわれるラマダンビュッフェや日没後の食事を買い求める人たちでにぎわうラマダン・マーケットなど、ムスリム以外の人にとっても、マレーシアに住んでいることを改めて実感できる催し物がたくさん。

 

n8ラマダン・マーケットにて

 

しかし、マレーシア在住6年の私でもイスラム教について知らないことがまだまだ多くあります

 

そこで今回は、マレーシア・クアラルンプールを代表するふたつのモスクを訪ね、イスラム文化について学んできました

各地にあるモスクは、祈りを捧げる神聖な場所でありながら、建てた人の想いやセンスを反映しそれぞれに個性のある造りとなっていて、近代イスラム建築やイスラム美術を堪能するにはモスク見学が一番と言えます。

1.可愛い!ピンク・モスク

【正式名】Masjid Putra

【場所】Putrajaya(プトラ・ジャヤ) 

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出典 KELANTAN JOTTINGS on Flickr

 

首相官邸や財務省、最高裁判所などがあるマレーシア政治の中心・行政都市として日々開発が進むプトラ・ジャヤの湖のほとりに建つ美しいモスクです。

今までも外からは眺めていましたが、中に入るのは今回が初めて。

 

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しかも、私たちがたまたま訪れたこの日が、なんと1年に1回、普段はイスラム教徒以外決して入れない礼拝堂の中を見学できる日でした。ツイてる!

すべての女性とショートパンツの男性は、入り口近くでレンタルできるケープが必要です。

 

Masjid Putraについて書かれたウェブ記事・リンク

 

2.高貴な青と白が映える、ブルー・モスク

【正式名】Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah

【場所】 Shah Alam(シャー・アラム)

 

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出典 pjfncs27 on Flickr

 

KL郊外のシャー・アラムにあるこちらは「ブルー・モスク」の名で知られ、140mと世界で2番目に高いミナレット(ドームを囲んで立つ尖塔)をもち、規模も作られた1988年当時では世界一、今でも世界4番目の規模を誇る大きなモスクです。

大理石の白とトルコ産タイルの鮮やかなブルーのコントラストが印象的。

 

今回は50人以上いるガイドさんの中で唯一の日本人、池田さんに案内していただきました。

 

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ちなみに現在、ガイドさんなしでは見学が不可とのこと。

カリグラフィーと青の装飾が非常に美しいこと!

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礼拝室にはステンドグラスからの鮮やかな光が注ぎ、天井にも柱にも施された幾何学模様とアラビア文字の装飾は圧巻。

また女性がモスクに入るのに、入り口でケープと髪を隠すためのトゥドゥンを貸してもらえます。

 

Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shahについて書かれたウェブ記事・リンク

 

マレーシア・イスラム教に関する7つの知識

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1.1日5回、お祈りの時間になるとコーランやアザーン(礼拝時間の告知)が流れ聞こえてくる。

 

2.イスラム教における公共スペースは基本的に男女で分かれているため、お清めの場所もお祈り場所も男女別(ブルー・モスクでは2階に女性専用お祈りエリアがありました)。

 

3.金曜・昼の礼拝は特に重要で、男性は参加必須(女性は必須ではない)。

 

4.断食は、妊娠中や生理中の女性は行わなくても良い。

 

5.モスクはマレーシアのムスリムにとって文化的施設としての役割も担っており、子どもたちへの教育や時には医療、また結婚の成約を行う場所として人々の生活に欠かせない場所なのです。

 

6.放送がなかった時代は、ミナレットから声を出して人々に礼拝の時間を呼びかけていたそう。

 

7.どこのモスクでも、1日5回流れるアザーンは各地のコンテストを勝ち抜いたプロの歌い手がライブでコーランを朗読しています。

 


 

 

ご紹介した2大モスクの他にも、KL市内・レイクガーデンにある「イスラム美術館」はマレーシア初のイスラム美術文化をテーマとした美術館

イスラミックアートに触れたいという方には絶対に訪れてもらいたい場所です。

中にある売店には素敵なグッズがたくさんで、お土産購入にも最適ですよ~(過去のお土産記事・リンク)。

 

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出典 Bentley Smith on Flickr

 

Islamic Arts Museum Malaysia(イスラム美術館) 公式ウェブサイト・リンク

 

 

多民族国家・マレーシアでは、街の至る所で身近に「祈り」の光景が見られます。

イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教、人々はそれぞれの戒律を守りながら暮らしていますが、ほとんどの宗教施設が異教徒の外国人観光客に対してもオープンなのがマレーシアの魅力のひとつと言えます。

 

日本人にとってはあまり馴染みの深くないイスラム世界、マレーシアに来た時こそぜひ味わってみてくださいね!

 

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Ambassadorのプロフィール


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木村 希 NOZOMI KIMURA Cluster Belladonna Sdn. Bhd. / CEO Jkids Malaysia / Director Paradise from Japan / Director 1988年、秋田県生まれ。山形大学在学中の2010年に初渡馬。飛行機で降り立った瞬間に(!?)マレーシアの魅力にハマり、5つ星ホテルでのインターン中に出逢ったビジネスパートナーと起業を決意。大学卒業3か月後の2011年12月に現地ローカル向け屋内遊戯施設(子どもの遊び場)とパーティルーム”Jkids Malaysia Playground & Kids Party”1号店をオープン。その後3年でマレーシア国内8店舗を展開。同社を2015年8月末にて事実上退任、心機一転新会社を設立。 同年10月にマレーシア初のファミリーカラオケ"Jparty Karaoke & Party Room"と子ども向けフォトスタジオ2店舗の立ち上げに参画。のち『マレーシアと日本を繋ぐ』イベント&ツアー&婚活ビジネスを始めた矢先、妊娠が発覚。並行してベビービジネスを開始。2016年1月"Made in Japan"ベビー&家庭用品専門店を2店舗開店。更なる展開を目指す。 2014年AERA新年合併増大号にて『アジアで勝つ日本人100人』に選ばれる。同年3月にはNHK BS1特番『ひうらさとるのアジアで花咲け! なでしこたち』番組初のマレーシア編、若手女性経営者として特集される。その後コミックエッセイ『女ひとり海外で働いてます!』としてKADOKAWA/メディアファクトリーより発売。 山形のライフスタイル誌"La piccola"やマレーシアビジネス情報サイト"Match Point"、アジアで働きたい人のためのリアル情報サイト"Abroaders"にてコラム執筆中。高校、大学、ラジオ出演やマレーシア関連のイベント企画運営MC通訳、なんでもこい(笑)。 ダイバーでランナー、趣味はアジアを飛び回ること。コーヒーが無いと1日が始まらないし酒がないと1日が終わらない。好物は鰻、きくわた、フグ。こだわりは爪。子どもはニガテ。とにかくマレーシアが好き(笑)。 座右の銘、曼珠沙華。 グローバルウーマン協会(GWA)マレーシア支部長 マレーシア東北六県人会主宰 マレーシア政府観光局公認Tourism SNSサポーター 各種お問い合わせ、お気軽にどうぞ♡

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