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ベビービジネスに参画!2016年、マレーシアで新たにビジネスを立ち上げる

私事ではありますが、今年1月に、とあるお店を開けました。2店舗目の開店も予定からは大幅にずれ続けているものの、3月中旬のオープンを目指して目下準備中です。
私、今年はふたつのリテール(小売)ビジネスに挑戦する予定です。
その第一弾が、「Made in Japan」ベビー&家庭用品ショップ、
その名も『PARADISE』。
ざっくり言うと、ベビービジネスを始めたわけです。
自分にとって必要だと感じた、ベビービジネス
昨年8月にキッズビジネス・J kidsを事実上退任しました。
「キッズビジネスはもう十分やった」
「今度は大人向けサービスを提供しよう」と
イベント会社を立ち上げたのが直後の9月でした。
実は、自身の妊娠が発覚したのはその矢先のこと(笑)!!!
イベント運営って、とてつもなくパワーが必要なんですよね。
11月に開催したマレーシア初の「街コン」も例外ではなく、
150名の参加者を集めて成功で終わったそのイベントのおかげで
「イベント屋」として新たなイメージがついてきたところではあったのですが、
自分で企画して運営してナンボの商売……、
出産前後の自分には難しいかなという考えがありました。
そこで急遽、ベビービジネスに参画することにしたわけです。
なぜなら、自分がこの地で出産・子育てをすることを想像したときに、
「必要なのに無い」ものがいろいろ見つかったから。
J kidsの実務から離れて4ヶ月、
自分がこんなにすぐまた店舗型のビジネスを立ち上げるとも
ベビービジネスをやるとも思っていなかったのですが……。
マレーシアにいるからには意識していたい「ローカルの視点」
今回のベビービジネス参画にあたっては、
「自分にとって必要だった」のが第一でしたが、
やはり私が今までも、そしてこれからも大事にしていきたい
「ローカルを見てビジネスをする」という観点からも、
非常に面白いと思っています。
統計によると2013年マレーシアの出生率は20.4人/人口1000人あたり。
これは世界平均を少し下回る数値ではありますが、
年々人口と、人々の所得が増え続けているポジティブな要因があります。
しかし彼らのすべてを満足させられるクオリティのベビー用品が
十分量出回っているかというとそうではありません。
まだ国内生産の多い、例えばベビーベッドなどは
木材のクオリティや安全性において不安材料が多く、
ただ高品質のものを輸入するとかなりお値段が高めのものばかり。
中古品もあまり出回らないため、手頃なものが手に届きにくいのが現状です。
私たちが扱っているのはおむつや哺乳瓶、離乳食などの
ベビーグッズをはじめとした、すべて「日本製」の日用品などです。
日本製はやはり他国製品に比べるとクオリティが高いということを
改めて実感しています。
日本のものづくりの技術と素晴らしさを私自身もっと体験したいし、
ローカルの人々にも知ってほしい。
マレーシアの家族を幸せにしたいという気持ちは
J kidsを離れても変わらないということに、改めて気づきました。
マレーシアでも高品質体験を
マレーシア人がビザ無しで日本に簡単に行けるようになった今、
日本その他先進国で体験したクオリティを
マレーシアでも、と考える人々も増えましたし、
彼らは躊躇なく私たちの商品を手に取って使用してくれます。
でも、売り上げがまだ大きく伸びずに試行錯誤しています。
日本製の良さに触れたことのない人たちに対しては、
その品質の高さを高価格の理由として説明し、
理解してもらわなければいけません。
今までなかったものを持ち込むというのは面白いのですが、
やはり受け入れられるまでには時間がかかりますよね。
でも私たちの商品を使用したお客様、
もしくは以前使用したことのある人から
「やっぱり日本製がいい!」と言われると嬉しくなるし、
自分は日本人なのだと改めて思います。
この国で子育てをするという幸福
今までやってきたキッズビジネス、新たに始めたベビービジネス、
そして私が今後参入していきたいと考えている婚活やウエディングの分野。
「出逢いから子育てまで」と、後付けかもしれませんが、
お客さまの人生におけるストーリー性の演出を
担っていきたいと思う今日この頃です。
まだまだ人口ボーナス期のマレーシア、周りを見渡せば妊婦だらけ!
先日出展していたBaby EXPOではブースに来る人来る人妊婦ばかりで、
大きなお腹の私は特別感ゼロ。
どこにでも子どもを連れて行くのが社会としても当たり前だから、
みんなが子どもの扱いに慣れているし、寛容。
それでいて本当にみんな幸せそうなんですよね~。
常夏というゆるい環境も相まって、
この国で出生率が低いわけないよなぁと改めて実感しています。
だから私も、多大なサポートをしてくれる家族がいるわけでもないこの地で、
独立したての安定収入のない身で(笑)、
それでもなんとかなりそう、と
根拠のない自信に満ち溢れているわけです♡
まだまだマレーシアにはチャンスが
そこら中に転がっていますよ~。
ライター
木村 希/Nozomi Kimura
Cluster Belladonna Sdn. Bhd. CEO / Jkids Malaysia Founder & Director / グローバルウーマン協会(GWA)マレーシア支部長 / マレーシア東北六県人会主宰
1988年、秋田県生まれ。山形大学在学中の2010年に初渡馬。2011年12月に子どもの遊び場”Jkids Malaysia Playground & Kids Party”1号店をオープン。その後3年でマレーシア国内8店舗を展開。同社を2015年8月末にて事実上退任、心機一転新会社を設立。同年10月にマレーシア初のファミリーカラオケ”Jparty Karaoke & Party Room”立ち上げに参画。のち『マレーシアと日本を繋ぐ』イベント&ツアー&婚活ビジネスを始めた矢先、妊娠が発覚。並行してベビービジネスを開始。2016年1月”Made in Japan”ベビー&家庭用品専門店を2店舗開店。更なる展開を目指す。夢はマレーシア観光大使になること。
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