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マレーシアで自分だけの思い出の品を♡伝統工芸「バティック」体験!

こんにちは、木村希です。
今回は、マレーシア在住6年にして初の「バティック」体験をしてきたので、そのご紹介です♡
バティック(Batik)とは……
インドネシアやマレーシアを代表する伝統文化「ろうけつ染め」の布地のこと。マレーシア航空の客室乗務員のユニフォームや、なまこ石鹸のパッケージにもよく使われているので、目にしたことのある方も多いのでは?
インドを起源にアジア各地に伝わったものですが、手作りのマレーシアン・バティックは、常夏らしいビビッドな色使いや、花や鳥といった熱帯の動植物をモチーフにしたものが多いのが特徴です。
近年はモダンな柄も多く、バッグやスカート、またマレーシアの民族衣装「バジュ・カバヤ」にもバティックがよく使われます。
今は多くのマレー女性がこのカバヤを好んで着用していますが、元々は昔ながらのバジュ・クロンという民族衣装が派生したもの。
ストンと体型を隠すように作られたバジュ・クロンと違い、現代のモダンなバジュ・カバヤは透け感のあるレース素材が使われたりと、体にフィットしたデザインが好まれています。
バジュ・カバヤ
いざ、体験!
バティックといっても小さなものから壁一面の大きなサイズまで色々ありますが、私は20㎝四方の布地を選びました。
色がのせられる前の、蝋で描かれた下絵
蝋で描かれた下絵に、染液で色をのせていきます。染液の色は赤・青・黄。
これらを布の上に重ねていったり、手元で別の色を作り出してグラデーションにしたり、思い思いに描きます。
蝋であらかじめ守られた部分には色がつかないので、ぬり絵のような感覚ですいすいと楽しめます。幼稚園児くらいの小さなお子さんでもじゅうぶん楽しめますよ!
所要時間は30分前後。アーティスト気分で集中していたら、あっという間でした!
布地を乾かして、最後にフレームに入れてもらいます。
価格はRM53(約1350円)でした。それぞれ値段は異なりますが、他にも、バッグやTシャツでの体験も可能ですよ。
おすすめバティック体験スポット紹介
今回体験したのはこちら市中心であるKLCCからもほど近い「My Batik」。
他にもクアラルンプール市内にバティック体験ができるところは数ヶ所あります。
■Kompleks Kraf (Craft Complex)
Seksyen 63, Jalan Conlay, 50450 Kuala Lumpur
http://www.kraftangan.gov.my/en/craft-complex-2/
■Jadi Batek Gallery
30 Jalan Inai, Off Jalan Imbi, 55100 Kuala Lumpur
旅の思い出作りにバティック体験、おすすめです♡
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by Nnn