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ユニーク!楽しい!ひと味違ったマレーシア観光に、「ファン・ラン」のススメ

Posted on 2016年12月20日
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健康志向の高まりを背景に、世界中でブームのマラソン。


 


日本でも2007年に始まった東京マラソンを機に、市民向けの大会が急増しました。それまで一般の人には「見るだけ」だったマラソンが、今では気軽に参加できる身近なイベントになりましたよね。その流れはもちろん東南アジアでも!

 

 

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私自身マレーシアに来てからマラソンを始め、多い時は毎週のように大会に参加していました。

優勝も経験し(10kmの部)、数々の大会で入賞、鼻高々だった4年前……。

 

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その頃はまだラン人口も少なく、ランナーのレベルも今とは比べ物にならないくらい低かったのです。

妊娠・出産を理由に1年以上ご無沙汰でしたが、2017年は、下で紹介するニューイヤーランを皮切りにまた少しずつ走り始めようと思っています。 

 

マレーシアのマラソン大会の特徴は……

1.とにかくスタート時刻が早い

朝9時には容赦なく日差しが照りつける常夏マレーシア。まだ暗いうちからスタートしないと暑くて走れなくなってしまいます。

そのためフルマラソンの多くはフラッグオフが朝4時! 前日の食事と睡眠のタイミングが難しいですよね(笑)。そんな事情もあり、マレーシアでは夜に開催されるナイトランも多いのです。

 

 

2.参加費が安い

嬉しいことに、大会参加費が驚きの安さ。ローカルのレースでは1000円前後。マレーシアで最も規模の大きい国際レースStandard Chartered KL Marathon フルマラソンの部でも2000円弱なのです。

故に、寝坊を理由についレースをさぼってしまうこともしばしば(笑)。

 

 

3.ラッキードロー(くじ引き)がセット

ゴールしたからといって参加メダルを受け取って帰るのはまだ早い! 走ってスッキリした後は運試しが待っています。時にはラッキードローの景品のほうが、入賞商品より豪華なことも……。

 


 

 

今回は、マレーシアで数多く開催されているマラソン大会の中でも特にユニークで人気のある「ファン・ラン(楽しさを追求したテーマ性をもったマラソン。比較的短距離のものが多い)」を、実際に参加した人の感想も含めてご紹介します♡

 

1.どこを見渡しても泡だらけ!Great Eastern Bubble Dash

KL市内中心部、ムルデカ広場で2016年10月に行われた第2回「泡」マラソン。

5km・12km・21kmの部を1万5千人が泡だらけになって走りました。

 

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参加者の声

Aさん『ひゃっほー、泡まみれ! 息子は5kmじゃ物足りず、来年は12kmに参加したいそうです。一緒に走ってくれる人、募集します〜』

 

Bさん

『前日までに取りに行った参加セットにはダサいサングラス、Tシャツ、そしてなぜかマスク(当日、その意味が分かる)。

開催当日、スタート地点のムルデカ広場付近は交通規制がかかり、すでに早朝に出発している長距離ラン(こちらは本気)の走者たちを横目に、この道もダメ、あの道もダメ……と走行を諦める車たちが周辺でおろおろ。それらをすり抜けてどうにかムルデカ広場に着くと、会場はすでに大盛り上がり。

ベビーから熟年まで、年齢層も人種も宗教もおふざけ度合いもオールミックスでした! クローンが空を舞う度に歓声やらウェーブやらが起こり、ボルテージは最高潮! しかし、さすがマレーシア。スタートは予定時刻を過ぎ、手持ち無沙汰になったところで突然スタート。

 

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バブルが出てくる場所は5kmのあいだで5ヶ所。

場所ごとに色が違うバブルが直撃してきて、「泡ってこんなに勢いあるもの?」と泡から逃げるようにラン。「あぁ、それ故のサングラスとマスクだったのか!」と走りながら合点がいきました。そんな中、ベビーカーで突き進む猛者ファミリーもいたりするから、本当に自由だな~。

 

バブル・スポットごとに異なる色の泡が出てくるので、最後はTシャツ、靴、そして肌まで5色の色に染まりました。

実際に私たちがダッシュしたのは数百メートルだけで、スタート地点のムルデカ広場近辺はジャングルの名残が感じられる場所があったり、普段は気がつかない発見があったりと、新しいKLを知るきっかけともなる楽しいファンランでした。』

 

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■大会公式URL http://www.greateasternbubbledash.com/ 

 

2.色に包まれカラフルに走る!The Color Run Malaysia

2012年にアメリカで始まった「色」マラソン。色とりどりの粉を浴びながら走る5km。今では30ヶ国以上で同様のイベントが開催されています。

 

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参加者の声

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Cさん

『知らない人同士でも色んな粉をかけ合って、すごく楽しかった!

路駐している車までも粉をたくさんかけられ、災難でしたが。最初はピンク系統の色だけかけていたけれど、途中から混ざってぐちゃぐちゃな色に。あまりに粉が多すぎて、身体には悪そうだった(笑)。

帰りの車に乗るにも粉が付いたままなので、ビニールシートをひいたりして大変でしたね。』

 

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■大会公式URL http://www.thecolorrun.my/

 

3.KL International New Year Run

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こちら、私が10kmの部に参加予定の元旦マラソン。

日本で元旦の朝に大会なんて考えられませんよね。さすがにこちらでも参加者が少ないのか、12月18日現在、まだ申し込み受付可能です!

私はカウントダウンで飲んで騒いでからこれを走り、その後おせちを食べに行くつもりです。大丈夫かな?(笑)

 

■大会公式URL https://mro.myraceonline.com/klny17/registrations

 

 


 

その他にもネオン・ランや、タイの水かけ祭り「ソンクラーン」にちなんで水鉄砲で水をかけ合いながら走る「ソンク・ラン」、チーム戦の障害物競争、トレイル・ランなど、個人だけではなくみんなでワイワイ楽しめるレースもマレーシアにはたくさん!

 

マレーシアでのマラソン大会情報はこちらのページから一覧でご覧になれます

http://www.myraceonline.com/

 

KL市内がコースとなっているレースも多いので、マレーシア旅行計画に、ぜひランの参加も組み込んでみてはいかがでしょうか。

上にも書いたように、スタートが朝早いので、走り終えてからの朝食は最高においしいですよ~!

 

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木村 希 NOZOMI KIMURA Cluster Belladonna Sdn. Bhd. / CEO Jkids Malaysia / Director Paradise from Japan / Director 1988年、秋田県生まれ。山形大学在学中の2010年に初渡馬。飛行機で降り立った瞬間に(!?)マレーシアの魅力にハマり、5つ星ホテルでのインターン中に出逢ったビジネスパートナーと起業を決意。大学卒業3か月後の2011年12月に現地ローカル向け屋内遊戯施設(子どもの遊び場)とパーティルーム”Jkids Malaysia Playground & Kids Party”1号店をオープン。その後3年でマレーシア国内8店舗を展開。同社を2015年8月末にて事実上退任、心機一転新会社を設立。 同年10月にマレーシア初のファミリーカラオケ"Jparty Karaoke & Party Room"と子ども向けフォトスタジオ2店舗の立ち上げに参画。のち『マレーシアと日本を繋ぐ』イベント&ツアー&婚活ビジネスを始めた矢先、妊娠が発覚。並行してベビービジネスを開始。2016年1月"Made in Japan"ベビー&家庭用品専門店を2店舗開店。更なる展開を目指す。 2014年AERA新年合併増大号にて『アジアで勝つ日本人100人』に選ばれる。同年3月にはNHK BS1特番『ひうらさとるのアジアで花咲け! なでしこたち』番組初のマレーシア編、若手女性経営者として特集される。その後コミックエッセイ『女ひとり海外で働いてます!』としてKADOKAWA/メディアファクトリーより発売。 山形のライフスタイル誌"La piccola"やマレーシアビジネス情報サイト"Match Point"、アジアで働きたい人のためのリアル情報サイト"Abroaders"にてコラム執筆中。高校、大学、ラジオ出演やマレーシア関連のイベント企画運営MC通訳、なんでもこい(笑)。 ダイバーでランナー、趣味はアジアを飛び回ること。コーヒーが無いと1日が始まらないし酒がないと1日が終わらない。好物は鰻、きくわた、フグ。こだわりは爪。子どもはニガテ。とにかくマレーシアが好き(笑)。 座右の銘、曼珠沙華。 グローバルウーマン協会(GWA)マレーシア支部長 マレーシア東北六県人会主宰 マレーシア政府観光局公認Tourism SNSサポーター 各種お問い合わせ、お気軽にどうぞ♡

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