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ハリヤーナー州に属するグルグラム（グルガオン）はインドの首都デリーの衛星都市ということで急速に発展を遂げています。
正式名称はグルグラム（Gurugram）なのですが、名称を変更した2016年以前のグルガオン(Gurgaon)という名前のほうが、いまだに街の中だけでなく仕事上でも使用されることが多いので、ここでもグルガオンとして説明します。

車で40～60分程度で首都デリーまで行くことができ、ビジネス都市グルガオンとして、多くの外資系・日系企業が進出しているエリアとなっています。
また、富裕層が多く住んでいることから、治安も良く外国人にとっても住みやすい環境となっており、わずか数年の開発で人口が約87万人にまで増加し、現在も絶賛発展中のエリアとなっております。

年間の平均気温は約25℃前後ということですが、年間通じて寒暖の差が非常に激しい地域です。
10月～１月頃までは乾季で雨はほとんど降りませんが、気温は日本（東京）の秋冬とあまり変わりません。セーターや薄手のコートなどの準備をお忘れなく。
乾季が終わると暑季が来ます。３月下旬から５月までは気温もぐんぐん上昇し、日中は40℃前後にまでなります。日差しも強いので日焼け止めやサングラスも必要です。
７月～９月頃は、雨季です。日本の梅雨のような雨季とは違い、スコールが１日に何度か降り、その際ひどいと洪水も起こるので、注意が必要です。

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実はこのグルガオン、10年程前は砂漠同然の街でした。しかし、首都デリーの建物の老朽化などを原因に都市開発のデベロッパーであるDLFが、デリーの衛星都市としてグルガオンをビジネス都市に開発していきました。

これによりビルの老朽化と、賃上げに悩んでいた外資系企業が次々とグルガオンに移転。今ではインド随一の経済都市に発展しています。

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１）首都デリーへのアクセスが、わずか40分という立地の良さ
　首都デリーの衛星都市として発展してきたグルガオン。デリーへは車で40分、メトロで１時間とアクセスが非常に良好です。
　またインディラガンディー国際空港までの距離の近さも、日本にすぐ帰ることができる安心感・利便性につながって日本人に好まれています。反対に、家族や友人も気軽にインドに来やすいとも言えますよね。

２）日系・外資系企業のオフィスが多く存在
　実は、フォーチュン誌の企業リスト500のうち半数を超える250の企業がある程グルガオンはインドの中で巨大な経済都市です。GoogleやIBMといった外資系企業、キヤノン、電通といった有名日系企業が約1400社、ZOMATOやOYO Roomsといったインド発スタートアップ企業の本社もグルガオンにオフィスを構えています。
　特にビジネス街のCyber cityには多国籍企業が多く集まっていて、昼休みには国際色豊かなビジネスマンを見ることができます。刺激的な環境で仕事ができることが日本人ビジネスマンにとって人気の理由のひとつです。

３）外国人や日本人に住みやすい環境
　外資系企業が多いことから、駐在員や現地採用の外国人が多数住んでいます。そのため、中華やイタリアンだけでなく、日本人向けのレストランや日本食材店などが多数出店しています。そばやうどん、てんぷらといった日本食も食べることができます。なお、2018年より吉野家もインドに進出しております。
　大型ショッピングモールも多数あり、H&MやZARAも出店しているので、日本と変わらない生活をすることができます。ショッピングモールに行くと日本や韓国、中国人などのアジア系が多いですが、欧米系の人々を見かけることも。

　また、インドというと治安が悪いイメージが先行しがちですが、グルガオンではそれはあまり感じません。夜遅く出歩かない、肌の露出を控えるなどの最低限度のことを守っていれば、日本の治安と変わりません。

　医療・病院の質も高く、万が一怪我や病気をしてしまった場合でも安心。グルガオンにある私立病院は衛星面、医療レベルも高く、日本人の方の利用者が多いです（日本人向けのクリニックなどもあります）。

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いかかでしたでか。今まで首都のデリーだけしか知らなかった方も、グルガオンという都市がどういう所か知っていただけたかと思います。

最近グルガオンが日本人に人気の理由は「立地の良さ」「仕事環境」「生活環境」の３つの利点が揃っているからです。

グルガオンという名前は日本での知名度はまだまだ低いですが、これから有名になること間違いなしでしょう！