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【入居時チェックリスト付!】10回以上の引越しから学んだ、海外で家を借りる時に注意したい事

Posted on 2015年11月06日
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引越しって、大変ですよね!日本国内での家探しでさえ不安になるのに、それが海外であれば尚更のことと思います。そこで、20代で10回以上の引越しを経験し、上海とクアラルンプールで家探しをしてきた僕が海外暮らしを始める際に気をつけるべきことをまとめました。

※あくまで僕の主観なので、クレームは受けつけません(笑) 

【第1ステップ:物件探し】

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1.情報収集は多方面から

当たり前のことですが、事前の情報収集が肝です。

手段はおそらくWebが中心になるでしょう。

物件情報は、大きく分けると

現地にある日本人経営の不動産会社のものと、

ローカルのエージェントが掲載しているものがあるので、

できれば両方チェックしましょう。

日系エージェントは駐在員向けの物件が中心で、

市場価格よりも高めな傾向があります。

 

ちなみに僕の過去の引っ越しでは、

Webと日系フリーペーパーの不動産情報欄、

そして知人紹介で探しました。

 

2.複数の不動産会社やエージェントに連絡しよう

複数の不動産会社にコンタクトを取り、

物件の希望を伝えましょう。

特に予算に関しては高めを言うのではなく、

希望額をしっかりと伝えたほうが良いです。

不動産会社によっては、

上限額ぎりぎりの物件しか提案してこないところもあります。

 

この時、手数料がどのようにかかるかも確認しましょう。

中には内覧するだけでも手数料を取られるケースがあります。

 

3.女性のひとり内覧は特に気をつけよう

物件の目星をつけたら、次は内覧です。

海外では内覧の際に知らないところへ連れて行かれた、襲われた

ということを聞いたことがあります。

 

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そのため車で案内してもらうのであれば、

(特に女性は)ふたり以上で案内してもらうのが良いと思います。

もしくは現地集合にするか、ですね。

 

4.内覧時は日本以上に細かいチェックを

日本では水やお湯は蛇口をひねれば、

もしくはガス会社などと契約すればすぐに出ます。

ところが海外では、契約しても出ないケースが結構あります。

そのため、内覧時にはすべての蛇口をひねって、

シャワールームでもお湯が出るか確かめたほうが無難です。

 

そして、安心して住むためのセキュリティ。

海外の物件はトラブルが多いので、

セキュリティや対応をどうしてくれるのか、

内覧の時点で確認したほうがいいですね。

 

5.足りないものは要求してみよう

海外には家具付きの物件が多めですが、

十分でないところもあります。

そういう時にはオーナーに

「○○をつけて欲しい」と交渉しましょう。

ダメと言われることもあれば、快諾してくれることも!

そのぶん家賃を上げろと言われることもあるので、

自分にとって最良の道を選んでください。

 

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【第2ステップ:契約】

1.オーナーの情報が実は大切

日本での賃貸物件の場合は、

オーナー(大家)と借りる側のあいだには

管理会社が入るケースが多いですが

海外の場合はむしろ少数派のようで、

入居後はオーナーと直接やり取りをする場合が多くなります。

そのため、オーナーがどんな人か、どこに住んでいるのか、

連絡は取れるのか、ということは

事前に確認しておくことをオススメします。

トラブルになった時の意思決定者はオーナーなので、

すぐに連絡がつかないと困ってしまいます!

 

2.契約書はしっかり読み込もう

もちろんココが一番大切!

苦手な言語でもGoogle翻訳などを使い、

しっかりと読みこみましょう。

少しでも気になることがあればきっちりと伝えて下さい。

契約内容は変更できることもあるので、

遠慮せずにしっかりと主張しましょう。

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3.入金の控えは紙と写メで!

契約が終われば入金です。

指定の口座にATMから入金することが多いと思いますが、

その際には入金控えを手元に置いておきましょう。

そして、控えをすぐに写メって

オーナーへ送ると信頼度がアップして尚良しです。

 

【第3段階:入居】

1.入居時の確認は細かいところまで入念に

いよいよ入居日当日!

最初のチェックは非常に重要です。

不備があればオーナーに伝えてオーナー負担で直してもらいましょう

(契約内容にもよりますが、入居後は個人負担となる場合が多い)。

 

個人的に必要だと思うチェックポイントです。

 

【入居時チェックリスト】

・照明はすべて点灯/消灯するか

・すべての電源と電化製品をオンにして、ブレーカーの状態を確認

・水やお湯は出るか

・水漏れなどはないか

・すべてのドアや窓は正常に開閉するか

・すべての鍵は閉まるか

・電気機器は正常に作動するか

・コンセントはすべて電気が通っているか

・家具付きの場合、汚れや破損はないか

 (ある場合はオーナーと共有できているか)

・部屋に不具合があった場合の連絡先とオーナーの連絡先の確認

 

2.新築物件よりも、中古物件のほうがいい

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これは日本とはまったく逆の考えかもしれません。

日本は新築物件でも不具合は皆無と言っていいでしょう。

ところが事情は海外では違います。

見た目は綺麗でも、

新築物件には様々な不具合が待ち構えていることが多数。

 

僕が過去経験した不具合を並べてみます。

・お湯が出ない

・ブレーカーがすぐに落ちる

 (なんと電気を消した時でさえブレーカーが落ちる)

・突然蛍光灯が割れる

・入居後数日は問題なかったが、しばらくして部屋の電気がつかなくなる

 

ちなみに僕の先輩には、突然窓ガラスが割れるという

ポルターガイストのようなトラブルを経験された方もいます。

さすがにこれは予測不可能ですね(笑)。

 

3.公共料金の支払い方法を確認

公共料金(電気、ガス、水道など)の支払い方法は国によって異なります。

最近ではコンビニで受けつけてくれる国も増えていますが、

必ず支払い方法を確認しておきましょう。

僕が中国に住んでいた時はメーターが家の中にあったので、

係員が家に入って検針してから精算という、

日本ではありえないようなこともありました。

 


いかがでしたか。

 

国や地域によっては気をつけることも異なりますし、

人によってこだわりポイントなどもあると思います。

ここで挙げたことは最低限確認し、

入居後は安心して海外生活を楽しみたいですね!

ライター

バームー/BaMu

1986年京都出身。立命館アジア太平洋大学を卒業後、㈱リクルートエージェント(現・リクルートキャリア)新卒入社 。その後転職し、日系企業のマレーシアの拠点立ち上げメンバーとしてジョイン。 今まで訪れた海外の国と地域は17ヶ所。圧倒的なプラス思考で、どんな時でもポジティブに生きています!夢は宇宙旅行。好きな言葉は「今がすべての出発点」。

個人ブログ:http://posi-log.com/   ビジネスやキャリア系ネタを中心にジャンルに縛られずに定期的に発信しています。

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バームー

1986年京都出身。立命館アジア太平洋大学を卒業後、㈱リクルートエージェント(現・リクルートキャリア)新卒入社 。その後転職し、日系企業のマレーシアの拠点立ち上げメンバーとしてジョイン。 今まで訪れた海外の国と地域は17ヶ所。圧倒的なプラス思考で、どんな時でもポジティブに生きています!夢は宇宙旅行。好きな言葉は「今がすべての出発点」。個人ブログ「posi-log」ビジネスやキャリア系ネタを中心にジャンルに縛られずに定期的に発信しています。

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