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【石の上に3年?】社会人経験3年からの海外就職はアリなのか?
「まずは日本で3年経験を積んでから」そう考えて新卒から社会人経験を積まれる方も多いのではないでしょうか。
近年では、終身雇用の機運の低下や、日本経済の低迷などにより、自分のキャリアを自分の意思で築いていく考えの方も増えてきているように感じます。
3年といわず、2年や1年で転職され実績を積まれている方もおられるでしょう。
しかし、海外就職・海外転職においては社会人経験3年が、ひとつのボーダーとなっているケースがあります。
ビザの取得条件がクリアできる年数でもある
海外就職の場合、就労ビザや労働許可証が取得できないと働くことができません。
そのため各国では、就労ビザ取得条件が設定されており、その条件を満たせない場合はその国で働く許可が得られないことになります。同時に企業も従業員として採用することはできないでしょう。
社会人経験が3年がビザ取得条件のひとつの基準とされているケースもあり、たとえばタイでは税制面などで優遇を受けられるBOI認定企業において、関連学部卒で3年の関連経験があれば働くことができます。
マレーシアでは、経験3年未満の場合、MSCステータス保持企業であれば働くことができます。一方で経験3年以上あれば、MSCステータス保持企業以外でも働くことができるので、応募できる求人の幅が広がります。
ビザ取得の視点以外においても、海外において求められる日本人の人材の特徴として、即戦力が挙げられます。
現地人材にはないスキルや経験、日本語特有のコミュニケーション能力などを持って事業に貢献することを企業が求めているケースが多いです。
シンガポールでは、近年就労ビザ取得基準の厳格化が進められており、日本人などの外国籍人材の最低給与額が上げられています。
「最低給与額が上がっている」ことだけを聞くと、一見嬉しくなるかもしれませんが、企業側はそれに伴って事業へより貢献できる人材を求めます。よって、経験年数だけではなくスキルや能力が求められるでしょう。
社会人3年からの海外就職ウェビナー開催
2023年3月21日から、日本で社会人3年経験してからの海外挑戦について、マレーシア、タイ、シンガポールのキャリアアドバイザーがウェビナーで解説します。
ライブ回は3月21日で質問にその場で回答!その他開催回は、録画配信回で質疑応答も録画配信のみとなっています。
それぞれの、ご希望の国と開催回の参加申し込みページから事前登録をお忘れなく!
経験した日: 2023年03月14日
by Nnn