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タイの金型業界では、どこにも負けない自信がある-NONAKA PRECISION 野中 遼氏が事業を成功させている3つの理由

Posted on 2014年01月07日
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タイ国内において精密金型用部品の製作・販売を行い、50社近くの大手日系企業と取引をする Nonaka Precision代表取締役の野中氏。商品のクオリティと短期間での納品が可能という強みを活かし、タイや中国、台湾に規模を広げ、アジア全域に向けての拡大を進めている。

お客様に必要なサービスを最速でお届けする。

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なぜ、タイで事業が上手くいっているのだと思われますか?

理由は3つあると思っています。 まずひとつ目が無料サンプルをお作りすること、ふたつ目が徹底した品質管理、そして3つ目が、30分以内に商品の不調や紛失などに対応できる距離での営業所展開をしていること。
ひとつめに関してですが、弊社では無料サンプルをお作りし、まずは試用で製品の良さを実感していただいてからご利用を考えてもらいます。このアプローチによって、「本当に商品が良いから」という理由で選んでもらえるんです。
もちろん、競合の日系企業様やタイのローカル企業様もあるのですが、お客様からは「野中の製品はあまり壊れない」「部品の大きさをピッタリ合わせて作ってくれる」と、商品のクオリティにご満足いただいていますね。

 

-やはり、商品のクオリティは事業成功のためには欠かせないのですね。

そうですね。ふたつ目の理由で挙げた品質管理の徹底は、事業において非常に重要です。設計から製造までを中国の工場で製作を行っているのですが、何度も品質検査を行います。
まず、製品を加工した後に品質検査員による寸法確認をし、それを品質検査主任が最終確認します。その製品がタイのバンコクの本社に届き次第、輸送の際に傷が付かなかったかを弊社スタッフが再度目視確認して、お客様の元へ届けられます。
工場には私自身が定期的に行き、品質管理を一定レベルまで保てるよう常に気を遣っていますね。 また、2014年よりタイのサムットプラカーン県でタイ工場も操業します。タイで製造する事により、近年騒がれているチャイナリスクの分散やお客様の緊急対応などをして、更なる経営基盤の強化を目指します。

ゼロからイチを創り上げることが何よりも好き。

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タイで事業がうまくいっている3つ目の理由について詳しく教えて下さい。

 

タイで事業がうまくいっている3つ目の理由の、30分以内での商品送付ですが、機械を扱っていると、商品が壊れたり、なくなったりすると非常に困るので、万が一に備えて会社に商品ストックを置いておくんです。
弊社であれば、これらをお客様の元に30分以内に届けることができます。 ここまで素早い対応ができるのは弊社だけ。なぜならば、相手の環境に合わせて工場地域エリアに営業所を設立したから。
こういった他にはない強みを作ることが、お客様からの信頼へと繋がっていくのだと思います。

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-タイで事業をされて、苦労したことなどはありますか?

 

事業立ち上げの頃に、ちょうどタイでデモ集会が開催されて空港を封鎖していたので、それを見て「この国で働いていくのは前途多難かもしれない」と思いましたね。今も営業所の付近が洪水になっていたり、政権がいまいち安定しない状況だったりと、常に気が抜けない状態。
政権が揺らぐ時期にはデモが起こりやすかったりするので、そういう情報には非常に気を使いますね。でも、日本にはないこういった状況も、タイで仕事をする以上は受け入れていくしかないですから。

 

働く場所として、タイの魅力とはなんでしょうか?

 

やはり、発展が著しい場所なので、事業を立ち上げた身としては非常にやりがいを感じますね。日本からの進出も最近は多く、特に、日本食屋さんの進出スピードには凄まじい勢いがありますね。
製造業に関しても、多くの企業が進出してきているので、日本から来ている同じ金型関連事業でタイに工場を持っている企業など、競合が増えてきて緊張感があります。
でも、競合と比較すると、短期間での納品が可能であったり、その納期をきちんと厳守できるといった点では、圧倒的に弊社が勝っていると自負しています。なぜならば、タイの工場ではなかなか24時間稼働ができないのですが、中国の工場であればそれが可能であるため、製造において圧倒的に有利に立つことができるのです。
その他にも、10年くらい前から日本人が中国に行って仕事をしたり、ヘッドハンティングされて工場で教えたりした影響で、技術面でもタイより上だったり人件費が安かったりと、中国に工場を置くと、様々なメリットがあります。この状態を維持しつつ、他の国にもっと展開していきたいですね。

 

-今後の海外展望をより詳しく教えて下さい。

タイの重要な工業団地エリアはある程度網羅できたので、次はインドネシア、スリランカ、ベトナムを狙っています。あの辺はまだ需要があるということを聞いているので、そこでタイで培った仕組みを持ち込んで事業展開したいですね。
実は、来年くらいにはインドネシアへの展開を計画しています。ただ、本社のタイを任せられる日本人がいないことが一番の悩みどころ。そこが解決できればすぐにでも行きたいと思っています。
いましている事業の継続はもちろんですが、私はゼロからイチを創り上げることが何よりも好きなので、異業種での事業展開も今後挑戦していきたいですね。

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