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ラオスってどんなとこ?ラオ語でひもとくラオスの世界【突撃!隣の彼女の海外ライフ】

Posted on 2018年02月15日
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サバイディー!みなさんはじめまして。青年海外協力隊のちゃんぱーといいます。


20176月からラオスに派遣され、現在は首都のビエンチャンで、ラオス人にPCの基礎知識や操作方法を指導しています。

ラオスのイメージは?

突然ですが、ラオスがどんな国かイメージすることはできますか?( 正直私は、ラオスに来ることになった時【「ラオス」という名前の国があること】しか知りませんでした‥。)日本ではまだまだ知名度の低いラオスですが、実はニューヨーク・タイムズの「世界で1番行きたい国」第1位にも選ばれたことがあるほど、欧米では人気のある国と言われています。


最近では日本でも複数のテレビ番組でたびたび特集されたりと、じわじわとフォーカスされつつあります。そんなラオスは一体どんな国なのでしょう?


今回はラオスの公用語である【ラオ語】をヒントに、ラオスの暮らしのイメージを紹介したいと思います。

「タマサード」自然と共に生きる

タマサード(自然)


ラオスは東南アジアの内陸国。タイ、中国、ベトナム、カンボジア、ミャンマーと、5つの国に囲まれています。そのため海はありませんが、国際河川であるメコン川が国土を貫くように流れています。以前、食事中「この魚はどこの?」という会話をした時に、海の魚のことは「 パー(魚)タレー(海)」、 川の魚のことは「 パー(魚)タマサード(自然)」と表現されたことがありました。海に面していないラオスの人にとって、川が最も身近な自然のイメージであることがわかりますね。


ラオスの人はこのメコン川による自然の恵みにより日々生活しています。国民の大半が農業に従事しており、食に困ることはほとんどありません。


また、人柄も、メコン川のように穏やかでゆったりとした人が多いです。


ラオスは、後発途上国に分類されていて、アジアの中でも最貧国とも言われています。しかし、いざ住んでみると、人々に切迫した様子はあまり見られません。『途上国のはずなのに、アフリカと比べると、どことなく「余裕」があるよね』と、以前ある専門家の方もおっしゃっていましたが、私もそのように感じます。


社会主義国であること、仏教国であること‥他にもさまざまな背景があるのでしょうが、まずこの豊かなタマサード(自然)があるということが、心のゆとりが生まれている大きな理由になっているのではないかと思います。

「キンカオナムカン」ひとりよりも、みんなで

キン(食べる)カオ(ごはん)ナムカン(一緒に)


ごはん食べた?何食べたの?どこに食べに行ったの?まだ食べてないの?一緒に食べよう!


これらの言葉は毎日のようにほぼ配属先の人から言われます。ラオスの人にとって「ごはん」と「一緒に」は重要キーワード。今日は一人で行ったよ、一人で食べたよ、などというと、「大丈夫?」「寂しくないの?」と信じられないという顔で本気で心配されます。


活動以外でも、たとえば道端の個人商店にちょっと買い物をしに行ったら、お店のお母さんに「これから晩ごはんだけど、一緒に食べる?」と言われたり(ほぼ初対面だけど!?と、ちょっとびっくりしました。ちゃっかり頂きましたが笑)


私は日本では孤食に慣れていたので、最初の頃は言葉もわからないし、カルチャーショックを浴びすぎて疲れるしで、「ごはんくらい1人でいさせて!」なんて思うときも正直ありましたが、段々と、1人で食べてたら「さみしいな~」「誰かと一緒に食べたいな~」と思うようになってきました。


このように、ラオスでは「あるものをみんなで分かち合う精神」が根付いていて、「ひとりぼっちをつくらない」「みんなで助け合う」ことが当たり前にできる社会になっています。

「ダイ、ダイ!」いいよ、いいよ〜!

ダイ(できるよ、いいよ)



ボーペンニャン(大丈夫、なんとかなるさ)という言葉もよく紹介されますが、個人的にダイの方がよく使うのでこちらを紹介します。この言葉は本当によく聞きます!よくラオスの人たちはとても心が広いです。基本的になんでもOK。主観だと、95%の確率でダイって言ってもらえます。笑


「お腹すいたから早めに昼ごはんたべるね!」⇒「ダイ、ダイ!」
「バスに自転車乗せていい?」⇒「ダイ、ダイ!」
「これほしかったけど手持ちのお金なかった」⇒「持って帰ってまたお金払いに来てもいいよ」⇒「え、いいの?!」⇒「ダイ、ダイ!」(これは特例だと思いますが笑)


他にも、日本だと「上司と相談します」とか「さすがにそれは」と言われてしまうレベルのことでも、開口一番で「ダイ、ダイ!」と言われることが多いです。「え?ダイなの!?大丈夫?!」と、むしろ逆に聞いたこちらが心配になることもしばしばですがでもこんなにおおらかに人を許容できるのは素敵だなとも思います。

おわりに

いかがでしたか?
日本人にとっては謎の国ラオスについて、細かい情報は置いておいて、まず少しでもイメージを持ってもらいたいという気持ちで記事を書いてみました。
今の生活が窮屈で、もっと自由でありたいなと思っている人にとって、ラオスは本当に癒しを与えてくれる国だと思います。

2018年はラオスでは「Visit Laos Year」という観光キャンペーンを実施しています。是非一度遊びに来て、ラオスのおおらかな雰囲気を感じてみてくださいね。

また、今回の記事では、ラオスの穏やかでやさしいイメージを全面に押し出してみましたが、実は……そうではない一面もあります。笑

次回は私の住む首都ビエンチャンについて紹介したいと思います!お楽しみに^^

経験した日: 2018年02月15日

Ambassadorのプロフィール


ちゃんぱー

1986年生まれ、広島県尾道市…だけど海はない御調町出身。大学卒業後は1年間のホテル勤務を経て公立高校の情報教科講師として7年間勤務。子供の時から異文化に関心があり、高校からの夢だった青年海外協力隊に応募。現在はビエンチャンの職業訓練センターで現地人にカタコトのラオ語でパソコンを教えています。現地に住んでるからそこわかるラオスの良さや面白さを伝えたい!

ラオス に関するノート