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マレーシア就職で英語力ってどの程度必要?
皆さん、こんにちは。マレーシアに来て早1年半の箕輪(みのわ)です。
ここでは、マレーシアでの就職事情のリアルをお伝えできればと思います。
私は東京で約6年働いた後 転職して、そこで初めて海外勤務・マレーシアに来ました。「海外で働いてみたい、でもどうすればいいか分からない」「自信がない」という方に、少しでもお役に立てればと思います!
1.マレーシア就職に、そもそも英語は必要なの?
結論から言うと、ある程度の英語レベルは必要です。
ただ、マレーシアのお国柄や事情を踏まえれば、そのハードルは他国に比べて低いと思います。マレーシアは多民族国家であり、準公用語として英語が広く使用されていますが、彼らにとっても英語は第二言語、かつマレーシア人の国民性は優しく穏やかということもあり、つたない英語でも理解しようとじっくり耳を傾けてくれます。
では、実際にどんな仕事があるのでしょう。下記、英語レベルでざっくり分けてみました。
①英語レベル1、英語力不問
英語力はある程度必要と前述しましたが、そんな中でも「英語力不問」求人はあります。
特にマレーシアで多いのが、コールセンターをはじめとしたIT系企業です。BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)と呼ばれる業態で、大手旅行サイトや通販サイトを利用している日本人の窓口対応を主な業務として、多くの日本人がマレーシアに住みながら従事しています。
②英語レベル2、日常会話レベル(社内のみ)
次によく見かけるのが「日常会話レベル」の求人です。
相手の話を何度も聞き返すことなく理解ができ、自分の言いたいことが伝えられるレベルです。社内のメンバーとのコミュニケーションがとれればOK、流暢に話せなくても英語を話すことに抵抗感がない、文法とか間違えても通じればまぁいいじゃん、と聞けば何となく気が楽になりませんか?
具体的なポジションでいうと、内勤業務をイメージしていただければと思います。また社外(渉外)に出ることがあっても、日系企業をメイン顧客として担当するようなポジションでは高い英語レベルがあまり求められず、日常会話レベルで問題ありません。
③英語レベル3、社外でもバリバリ利用
いわゆる求人欄に「ビジネスレベル」と書かれているレベルのものですね。日系・外資系企業問わず、社内はもちろん、社外でも英語を使うようなポジションです。
例えば、取引先とのビジネス上でのやり取りや「ここゾ!」というプレゼンの場、社内・社外の人々と一緒に多国籍チームを組んでプロジェクトを担当する、などなどをイメージしていただければと思います。
2.マレーシアの就職情報はどう探す?
そもそも、そういった情報がどこから取ればいいのでしょうか。以下に色々選択肢を挙げてみます。
①求人サイトをチェックしてみる
海外に日本人向けのどんな仕事があるのか、求人サイトを覗いてみましょう。
求人は「生モノ」です。せっかくチャンスがあっても、いつ募集を開始しいつ終了するか、その時になってみないと分かりません。
私も以前「海外就職に興味あるんですがどうすればいいか分からない」という後輩に、海外求人サイトを紹介したところ、「そもそもこんなに募集求人ってあるんですね!」とびっくりしていました。
ちなみに、当社取り扱いのアブローダーズキャリア(https://career.abroaders.jp/)は、東南アジアを中心に海外の求人をまとめて探せる日本人向けの海外就職・転職情報サイトとなっています。アジア最大級の海外求人の他、気になる疑問や不安を解消するQ&Aなどコンテンツも盛りだくさんです!
②エージェントに登録して求人を紹介してもらう
人材紹介エージェントのHPから、自分の経歴など個人情報を登録すると、海外にいるキャリアアドバイザーの方と面談が行えます。もちろんSkypeなどビデオ面談でOKです。
現地にいるキャリアアドバイザーと話してみると、自分が考えていなかったポジションや新しい可能性、実際に生活してみてどうかなど細かく相談でき、知らないことや不安が払拭できる良いチャンスですので、こちらもおススメです。
③日本で開催されている海外就職セミナーに参加してみる
こちらは、現地で活躍してるキャリアアドバイザーが日本で実施している海外就職のセミナーです。グローバル人材塾(GJJ)、マイナビグローバルなど、定期的にこういったセミナーを日本で開催されています。
④実際に現地に行ってみる
求人は見たけれど、それでも不安……という方には、実際に現地に行ってみるのもオススメです。旅行ではなく、実際に生活するんだ!という視点で見れば、また感じ方も違ってくるのではないでしょうか。
3.最後に
いかがでしたか。何となくイメージはついてきましたか?
余談ですが、ふだん忙しい皆さんが楽しく英語を勉強できるのでは、というご提案です。
・英会話アプリを使ってみる(Tandemなど)
・洋楽を聞く、ドラマをひたすら見る(Netflix)
・趣味に関連した英語を使うコミュニティに入って、自分から英語を使う場を作る
・可能なら、短期での語学留学にいってみる(周りではフィリピンが人気です)
NBAの八村塁選手は、アメリカの大学に入学した当時まったく英語が話せず、また真面目でシャイな性格もあり、コミュニケーションが取れないせいかプレーも消極的と評価されていました。友人宅の夕食会に招待されても最初から最後まで一言もしゃべらずに夕飯だけ食べて帰った、という逸話もあるほどです。
しかし活躍の場を獲得するため、ひたすらアメリカのドラマを見て英語を学び、今ではじゅうぶんに話せるようになったそうです。そう、誰しも最初はしゃべれないんです! それでいいんです!
もちろん、英語力があれば職業の選択肢も増えれて応募できるポジションも多くなります。でも、今のままでは不安・自信がないという人でも大丈夫という土壌がマレーシアにはあります。
興味ございましたらぜひ当社にも一度ご相談くだされば幸いです。
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経験した日: 2019年12月12日
by Nnn