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釈迦が悟った瞑想法!?10日間誰とも話さず目も合わせない、ヴィパッサナー瞑想
こんにちは、関谷です。ネットやSNSが普及した現代で「情報」は欠かすことのできない存在です。しかしいくら情報があっても「自分が何をしたいのか」がなければ、情報にふりまわされたり、周りに流されたりしてしまいがちですよね。
今回は、情報から遮断され自分を見つめ直す方法として、私がインドで経験した「ヴィパッサナー瞑想」を紹介します!
ヴィパッサナー瞑想とは?

修行中の釈迦像(ブッダガヤー付近)
ヴィパッサナー瞑想はインドにおける最も古い瞑想法のひとつで、2500年前に釈迦によって再発見されたと言われています。彼がブッダになった時、すなわちあのブッダガヤの地で悟りを開いた時に行っていたのがこの瞑想だったのだとか。
梵語で「物事をありのままに見る」という意味をもつヴィパッサナー。
「パッサナー」という単語が「見る」に当てはまるのだそうです。
私たちは普段、例えば言葉とか常識などという「コンセプト」を通して世界を見ることが多いですよね。そうではなく、感じるままの世界をしっかりと見られるようにすることが瞑想の目的です。
インドにはこの瞑想を行うための施設が至るところにあり、人種や宗教問わず誰でも受講できます。料金はなんと無料! 施設は受講後に参加者から受け取る寄附によって運営されています。
10日間、誰とも目を合わせてはいけない!?
ヴィパッサナー瞑想のコースは10日間。その間守らなければいけないルールがあります。
1.生き物を殺さない
2.ものを盗まない
3.一切の性行為を行わない
4.嘘をつかない
5.酒・麻薬の類を取らない
これは仏教で「五戒」と呼ばれるもので、コースを受講する上での基本中の基本。その他にも「他の瞑想法とごちゃまぜにしない」「男女で分かれて行う」「装飾をしない」など細かい規律がいくつもあります。
中でも一番重要なのは、「聖なる沈黙」と呼ばれる規律。他の受講者と一切コミュニケーションをとってはいけないと定めているもので、アイコンタクトさえも禁じられています。
この規律にはきちんと理由があります。
他人と接触することで他人の言葉を通して物事を見たり、あの人はどのような人なのかといった雑念が生まれることを避けるためだそうです。
誰とも話さず目も合わさず過ごす10日間を、みなさんは想像できますか?
気になる1日のスケジュール

施設の風景
午前4時30分:ホールまたは自分の部屋で瞑想
午前6時30分:朝食と休憩
午前8時:ホールにてグループ瞑想
午前9時:ホールまたは自分の部屋で瞑想
午前11時:昼食
午後0時:休憩および指導者への質問
午後1時:ホールまたは自分の部屋で瞑想
午後2時30分:ホールにてグループ瞑想
午後3時30分:ホールまたは自分の部屋で瞑想
午後5時:ティータイム
午後6時:ホールにてグループ瞑想
午後7時:講話
午後8時15分:ホールにてグループ瞑想
午後9時30分:就寝
これを見て「きつそう……」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、10日もやっていれば慣れるのでご安心を。部屋はひとりずつ分かれていて、スピーカーから流れてくる音楽や指示に従って動きます。
悟りに近づくための3段階

修行中の釈迦(セーナ村)
第1段階:英語でMoralityと訳される、最初に説明した五戒などの規律を守る段階です。これができていることが瞑想の基盤となります。
第2段階:英語でAbsorptionと訳されるような、集中、没頭の段階です。最初の3日間はとにかく息を吸うことと吐くことに集中し、それ以外のことは考えないようにします。
第3段階:いよいよメインの段階、4日目から10日目の1週間が始まります。全身で感じている感覚に意識を集中させていきましょう。この時に私は、感覚というものが一瞬のうちに浮かんでは消え、浮かんでは消えていることに気づけるようになりました。
瞑想を終えて

同じコースに参加した若者やお年寄り(グジャラート州)
簡単にですが、インドのヴィパッサナー瞑想についてご紹介しました。
この経験を通じてどのように感じるかは人それぞれ。私は瞑想によって心が若返った感覚になりました。今まで頭の周りにまとわりついていた情報が少しずつなくなっていき、埋まっていた自分の本当の感覚が顔を出したようなイメージです。
日々の生活に疲弊していたり頭が混乱したりしていると感じる方は、インドでこの瞑想を試してみてはいかがでしょうか。
きっと新しい世界が見えるはず!
Ambassadorのプロフィール




















by Nnn