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会計を切り口に、海外進出を後押しする-EMZ株式会社代表取締役 佐久間 将司氏が、海外で働くからこそ持ち続けたい精神とは

Posted on 2014年08月12日
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中堅及び中小企業の税務顧問及び経理アウトソースを中心に、労務管理などを含めたワンストップサービスを展開するEMZ株式会社代表取締役の佐久間氏。2012年12月、EMZ ASIA HOLDINGS(香港)を設立し、香港における海外法人設立・口座開設・進出インフラ構築支援・プライベートバンキングサービスを展開中。

海外進出への障壁を少しでも取り払いたい

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いつから起業をしたいと考えられていたのでしょうか?

35歳くらいで独立をしたいなと、学生の頃から漠然と思っていました。 現在、会計事務所を経営していますが、私は他の会計事務所を立ち上げられた方と経歴的に少し違うかもしれません。 一般的には資格を取ってすぐに会計事務所を立ち上げられる方が多いのですが、私の場合は他の会計事務所や監査法人、一般企業や証券会社での経験を積みました。 コンサルティングや上場企業のM&M、資金調達のお手伝いなどを多く手掛けてきました。

なぜすぐに独立をされずに会社員として働かれたのでしょうか?

自分自身も会社員として仕事をすることで、今後独立した時により当事者目線でのサービスを提供できると思ったからです。 たとえば、コンサルタントという外部の協力者として仕事をしていくのと、会社のなかで、ある目的を持って仕事をしていくのとでは、仕事に対するゴールの設定や関与の仕方が異なります。 前者は関わり方が断片的、部分的だったりするのですが、後者だと会社内の人間として仕事をして売り上げを作っていくという意味では、当事者として最初から最後までしっかり関わります。 会計事務所としてお仕事をさせていただく場合、後者の立場で事業をされている方のお手伝いを前者の立場で行うので、事業を行う当事者の立場に立ってビジネスができることが重要だと考えました。

海外展開で重要なのは、信頼できるパートナーを見つけること

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事業内容について教えて下さい。

EMZを設立したのは、2009年。一般の会計事務所が扱う会計や税務だけではなく、労務や財務、登記までをワンストップでサポートできることを特徴としています。 ゼロからの出発だったので最初は大変でしたが、実績を積むに従って信頼していただけるお客様が増え、今でも紹介でお仕事をいただくことがほとんどです。 また、海外事業に注力していることも特徴のひとつ。 昨今、企業の海外進出支援を事業内容のひとつに掲げている会計事務所が増えて来てはいるものの、現地に拠点を構え、スタッフを採用しているところはまだごくわずかではないでしょうか。 そうしたなか、私たちは2012年12月、香港にEMZ ASIA HOLDINGSという小会社を立ち上げました。 香港事務所の役割は、中小企業のお客様が海外に進出する際に直面する障壁を少しでも取り払い、事業の進展をサポートすることです。

海外展開はいつから考えられていたのでしょうか?

起業した2009年から考えていました。当時は、リーマンショック直後で日本の景気が冷え込んでいる時期。 しかし、景気が回復したとしても、日本のマーケットが縮小傾向にあること自体は変わりがありません。だから、今後は海外で仕事をすることを踏まえた事業展開をする必要があると思っていました。 また、新たな活路を求めて海外に出て行く中小企業が増えるだろうと予想できたので、それならば、私たちも海外に出ることによってお客様のためにお手伝いできることを増やそうと考えたのです。

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海外展開は、どのようにして進められたのでしょうか?

海外に事務所を立ち上げるのであれば、まずは香港かシンガポールと考えていたので、会社を作って2年目以降、双方に何度も足を運びました。 現地で働かれている方にたくさんお会いしていくなかで、提携している現地の会計事務所や日本人パートナー、現地採用スタッフなどに出会いました。 海外に会社を設立すること自体は簡単です。 難しいのは続けることです。「自分たちは海外で何がやりたいのか」「やりたいことを実現するためには、どこの国や都市が適しているのか」といったことをしっかりと見極め、現地で信頼できるパートナーを見つけたうえで進出しないと、なかなかうまくいかないと思います。 私も海外展開を考えるようになってからの数年間は、こうした足場作りに力を注いだのです。

なぜ候補地は香港とシンガポールだったのでしょうか?

どちらも金融都市と貿易都市というふたつの機能を備えており、アジアのなかでは経済が成熟している都市だったからです。 会計事務所に対するニーズもきっと高いはずだと考えました。ふたつの候補地から最終的に香港を選んだのは、進出している日系企業の数が圧倒的に多いことが決め手となりました。 確かに、近年はシンガポールに進出する企業が急増していますが、一方で撤退する企業が多いのも事実。現地に根を下ろした企業に継続的なサービスを行うことができるという点で、香港を選択しました。 香港を選んだもうひとつの理由は、法人だけではなく、個人の方で今後海外に住みたいという方が増えると思うので、対企業と対個人、両方へのサポートができる場所としても魅力を感じました。 今後は香港の事務所を拡充するとともに、さらに他の国や都市にも活動を広げていきたいと考えています。

具体的に次の事務所の拠点として考えられている国はありますか?

今、候補として考えているのはインドです。日系企業による東南アジアへの進出の動きが一段落したあとは、おそらくインドへの進出が本格化するはず。 しかし、まだインドには中小企業が少人数で事業を始める時に適したオフィスがあまりありません。 そこで日本語対応ができるスタッフが常駐するサービスオフィスを自分たちができないかと考えています。 もちろん、自分たちの本業である会計や財務の面でのサポートも行いたいと思っています。

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