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自分の人生に自覚的にコミットしよう-株式会社ベーシック秋山勝氏が語る、新規事業が次々と生まれる会社の秘密

Posted on 2014年03月18日
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現在、インターネットを中心に全22ジャンル・50サイト以上を企画運営する株式会社ベーシック代表取締役の秋山氏。月間利用者数は50万人を突破し、設立以来10年連続増収増益。ウェブ比較メディアを中心に、シンガポールでのうどん屋の展開など、新たなビジネスモデルの展開を積極的に行っている。 

一番の後押しは、現地に飛び込んで実績を作ること。

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今後の海外展開について教えてください。

シンガポールで弊社の直営店として展開している讃岐うどんの店「たも屋」は、本部のたも屋よりASEANエリア全体のフランチャイズ権利を取得しているので、ASEAN諸国で、たも屋を出店希望があった場合には、私たちがフランチャイズ本部として展開することになります。 今後もASEANエリアで、店舗展開をする予定です。今後3年の間に、地盤のあるシンガポールでの拡大はもちろん、マレーシアやインドネシア、タイやベトナムに進出していきます。 展開にあたっては“仕組みを売る”というフランチャイズの持つ優位性を活かして、3店舗を展開した1年目以上のスピード感で進めて行きたいと考えています。

初出店だったシンガポールで成功を収められていますが、どのような方法でお客様の集客をされたのですか?

3つの手段を使いました。まず、現地の人向けにテレビパブリシティを行い、日本人向けにはフリーペーパーなどの日本語メディア、それらに並行してFacebookページも立ち上げ、いいね!数を増やす施策を行いました。 テレビについては、「チャンネルニュースアジア」というシンガポールで一番有名なニュース番組に働きかけて5分間の特集をしてもらったんです。 特派員の方に来日していただき、たも屋の社長自ら麺を打っている姿や、たも屋が賑わっている様子をシンガポール店舗のオープン直前に放送してもらったいました。その効果は絶大でした。 フリーペーパーへは、日本人をターゲットとして掲載したのですが、意外にも日本食に興味のある現地の人も読んでいたのです。いわゆる「なんちゃって日本食」と呼ばれる日本食が巷に溢れているなかで、ちゃんとした日本食を食べたいと思っている現地の人は、日本人の読んでいるフリーペーパーで正しい情報を掴んでいるみたいですね。

考えるよりも動くことを優先する、自由な社風で情熱を育てる。

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実体験を伴う支援によって、フランチャイズ店のアジア進出を力強く後押ししていきそうですね。

誰かがまずは飛び込んで実績を作ることが、一番の後押しになりますから。 別の国で事業を展開する際にもうひとつ必要なものがあります。それは、現地で助け合えるコミュニティ。華僑の方を見ていると、情報交換をしたり、何かあった時に助け合ったりできるコミュニティをしっかりと作っているんです。 日本人はその部分の関係性が薄く、進出企業で同じ悩みを持っていることが結構多いにも関わらず、なかなか良いコミュニティがない。海外進出のなかで、日本人だからこそぶつかる課題などもあるはず。 その部分を、新しい地域で成功を収めていくために「チームジャパン」としてお互いに手を取り合って協力できたら心強い。そんなコミュニティを作りたいと思い、一般社団法人フランチャイジング&ライセンシング アソシエーションジャパンを設立しました。

今後の海外戦略を教えてください。

今後、弊社の海外戦略はJFCに集中していくつもりです。海外で展開していくベースはできましたが、これを本格的な会社や組織にするのは、まだまだこれから。 業績を伸ばし、しっかりとした事業柱に育てていきます。まったくのゼロからイチを生み出す状況ではなく、やっと育ったイチを大きく育てていく段階なのですごく面白いと思います。 海外で何か挑戦してみたい人、いま海外で働いているけれど、ビジネスのフィールドを替えたいと思っているような人に、どんどん海外を任せていきたいですね。

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アジアと日本のフランチャイズ展開の違いは何かありますか?

やはり、海外の人たちの判断スピードは速い。日本でビジネスをする以上のスピード感が求められます。それ以外は、あまり日本でビジネスすることと変わらない気がしますね。 よく海外での交渉は日本とスタイルが違って難しいと言われることもありますが、然るべき準備をして、譲れる部分と譲れない部分を明確に決めて交渉に挑めば、そんなことはないと思います。

スピード感を持って判断することで、失敗することもあるのでは?

もちろんあります。でも、弊社では「考えるよりも行動すること」を非常に重視しているので、失敗に対してはかなり寛容。最近よく他社から「なぜそんなに新規事業を立ち上げられるのか?」と聞かれるのですが、そういった風土があるからでしょうね。 事業創造をするにあたって、事業規模の予測や考えてもわからないことで立ち止まってしまいがちですが、それは試してみないとわからない。まずは行動して数字としての結果を出し、そこをどう伸ばすのかを考えながら進んでいくのです。

確かに、スタッフの方の情熱を後押しする自由な雰囲気を、社内にいるだけで感じます。

そうですね。たとえば、スタッフがどうしてもやってみたいという事業の提案をしてきたら、背中を押します。自分の未来と会社でやっている仕事が繋がるとわかれば、人は情熱を持って働けると思います。 苦労するとしても、それが糧になってどんどん未来に近づくことによって、夢中になれるはず。そのためにも、自分の未来を描いていくことが重要。それは、自分の人生に自覚的にコミットすることに繋がります。自分の理想の未来を築くために必要なことがわかれば、それに対して動き出せますよね。 今、私は自分がやりたいことをやっているからこそ、もっと大きな成功を手に入れたい。そして、「好きなことを仕事にするという働き方もあるんだよ」ということを若い人に伝えていきたいです。

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