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海外でも、自分のスタイルを貫く!-株式会社ティーケーピー河野貴輝氏が弱肉強食のマーケットで勝ち続ける理由
Posted on 2014年02月18日

2005年の創業以来、国内及び海外で1300室、10万席の直営会議室、ホテル宴会場を運営している株式会社ティーケーピー代表取締役社長の河野氏。国内ネットワークのさらなる拡充と、ニューヨークおよびアジア各地へのグローバル展開を積極的に行っている。
海外で挑戦できるのは、日本に基盤があるから。

ニューヨークという巨大マーケットのなかで、
御社が勝てる強みとは?
ニューヨークでも日本と同じレンタルスペースビジネスで挑戦していますが、それができるのは、いいものをリーズナブルに提供できるから。日本人は優れている。

海外展開で失敗する可能性もあると思うのですが、
それに関してはどうお考えですか?
挑戦をした結果としての失敗はしょうがないと思います。ただ、私の場合はあくまで経常利益の範囲内でしかリスクは取りません。経常利益の範囲内であれば、失敗したら撤退すればいいだけ。撤退することは悪いことではないですから。今までに海外で挑戦をするなかで、悔しい思いをしたことは?
海外で悔しい思いをしたことは山ほどありますよ。でも、悔しがっていてもしかたがないから、次に進むしかない。海外なんて、思うようにいかないことだらけ。
日本はガラパゴスと言われますが、日本で独自に培われたビジネスモデルというのは、
海外でも十分に通用すると考えて良いでしょうか?
「通用する」ように努力するんです。それは、日本にあるものをそのまま持って行くのではなく、向こうのニーズに合うように調整していく。日本人のどういった部分が優れていると思われますか?
やはり、日本人は誠実。ビジネスをやるうえで、性善説を軸に物事を進めていけることは非常に重要。お互いに疑いながら性悪説で物事を進めていくのは効率が悪いですからね。 日本人には相手を重んじる心がありますが、アメリカ人は自分のことしか考えない人が多い。品が良い日本企業は、弱肉強食のアメリカのマーケットで勝ち残っていけるのでしょうか?
品が良いままでやっていたら、アメリカ企業に勝てるわけがない。相手に合わせて同じ土俵で戦ってはいけないんです。日本人なんだから日本の慣習通り、名字、名前の順で自己紹介すれば良いし、ご飯だって自分のスタイルを崩さずに日本料理を食べれば良い。Ambassadorのプロフィール

by Nnn