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起業を考えている人に伝えたいこと〜最初に仲間は必要か?〜【突撃!隣の彼女の海外ライフ】

Posted on 2017年08月16日
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・前回の復習


ミャンマーにやってきて起業を決意した私。


KTVと呼ばれるカラオケで働く女性たちをみてどうしようもない悔しさを感じた。


いつか、彼女たちにとってもちゃんと選択肢の一つになれるような会社になろう、そう思って、いよいよ起業へ。


▼前回の記事はこちら


https://www.abroaders.jp/client/article-detail/1483

さて、何から始めようか

さて、起業をしよう。そう思った時、人は何から始めるんだろうか?


とりあえずやってみろ、とはよく言ったものだが、私には全く想像がつかなかった。どこから手をつけるんだ?何から始めるんだ?


「夢を語る」というのは皮肉なもので、完成形ばかりの話をして、その途中経過の延々と続く地味な作業については語られることはほとんどない。


 


こうだったら、いいよね。ああだったら、素敵だよね。


で?そこに行き着くための目の前の一歩はなんなんだ?という話である。


 


世の中にいる起業したい系の人に会うといつも思うんだけど、みんなこの最初の一歩がよくわからなくてもがき苦しんでいる。


それで、夢を語るために、あるいはその一歩が正しいということを証明するために、何らかの手がかりが欲しくて旅に出ているケースがすごく多い気がする。


そしてその途中でその無意味さに気がついて、えいやっと起業するか、語ってやめてしまうかは人それぞれだけど。


 


私の場合も同様で、やっぱり何から始めていいか、よくわからなかった。だって何もないのだ。仲間も、オフィスも、資金も、何も。


 


それで私の場合、何から始めたかというと、仲間作りから始めた。


起業というのはきっと、それぞれにそれぞれのストーリーがあって、それぞれうまく行ったり、間違えたりしているものだから、これが正解!なんてものは多分ない。


だから、あくまでも、そうあくまでも私の場合の話だけすると、結果論、仲間から集めるというのは不正解だった。


 


一見良さそうに聞こえるのに、どうしてそれじゃいけなかったのか?


これは私の失敗談である。ただの一例に過ぎないが、これから起業、しかも海外で!と考えている方に是非参考にしてほしいと思っている。


(ちなみに最初に断っておくと、仲間になってくれようとした人たちが悪かったわけではない。みんな素敵な方々だ。あくまでも順番と方法が間違っていたという話がしたい)

起業は仲間集めから?

さて、あなたは明日から起業します。社長になります。


社長とは言え、あなたの最初の商品が売れるまで、あなたは無職と大して変わりません。


収入だけで言えば、無職よりないかもしれません。そんな時って本当に心細いんです。


そんな時、あなたは思います。一緒に励ましあって頑張れる仲間がいたら、と。


一緒に苦しみも喜びも分かち合って、共に成長できれば、と。


 


私も同じだった。やっぱり仲間が欲しくて、いろんな人に声をかけた。


夢に向かってチャレンジできて、そして優秀で、そして何より安定を捨てて起業という選択を取れる人を探して。するとどうだろう。そんな私の夢に乗ってくれる人がなんと2人も出てきた。


すごいじゃないか、と思った。素直に嬉しかった。


私はそんな人はもうきっとこの先、現れないだろうと思ったので、この2人をとても大切にしようと思った。ここで私は大切に仕方を間違えてしまった。


 


私は、この2人が(そう、一生懸命口説き落としたこの2人が)、私の会社から離れて行くことがないように、そしてやりがいを感じてもらえるように、”良いリーダー”になろうとした。2人の意見をよく聞いて、2人の意見を参考にして、あくまでも並列に対等に。そういうリーダーになろうと思った。


 


すると最初はなんだかうまく行ったのだ。みんな楽しそうだし、よかった。


そんな風に思っていた。だけど何回かミーティングを重ねて、ビジネスプランを練り直して、会社の文化を考えて、そうこうやっているうちに、気がついた。


「あれ?こんなはずでは。」


この前まですごく面白かったビジネスアイデアが、なんだか全く面白くないのである。


この前より議論を重ねて、リスクも考えて、欠陥を補足して。何がいけないんだろう?


結論を言えば、これは「議論のしすぎ」が原因だった。色々な意見をもらい、みんなの意見を参考にしようとするあまり、私は、会社の根幹を作る部分まで、譲ろうとしていたのだ。


そうこうするうちに一番大事なことが薄れて行く。バランスを取ろうとするあまりアイデアが平凡化していく。そんなことに悩まされるようになった。


 


だから、私は一度議論を白紙にして、現地で実際に動いてみることを提案した。現地に行って、とにかく始めてみる。答えは全部、ミャンマーにある。そう思った。


 


私が言うことを180度変えたので、メンバーはおそらく戸惑っただろう。


もちろんメンバーは理解を示そうと、頑張ってくれたが、足場もなく、収入もなく、将来の保証もできない。しかもミャンマー。


こんな人の可能性を信じて、一緒に無給でもやれる人など、実はそんなに多くない。


世の中、そのほかの魅力的な選択肢はいくらでもあるのだ。やがてメンバーも、皆去っていき、私だけが残った。


 


今思い返しても、これは全部私のリーダーシップが原因だったと思っている。


議論が先ではなく、最初からとにかく体を動かしてみるべきだったのである。


仲間を作ることを目的にするのではなく、事業を起こすことを目的にするべきだった。


仲間がいるから動けるのではなく、動くからこそ仲間ができるのだ。そんなことを体で学んだ出来事だった。


 


2人が去った時、私はすごく悲しかった。


彼らもきっと、心苦しかっただろうし一生懸命考えて決断してくれたのだと思う。


貴重な人生の時間を私に割いてくれたことは感謝しかない。


 


だからこれから起業する皆さんへ、私はまず一人でも自分の手と足を動かせと言いたい。


(これからの自分への自戒も込めて。)

経験した日: 2017年08月16日

Ambassadorのプロフィール


ゆりこ

☆

ゆりこさんが書いたノート


ミャンマー に関するノート