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海外就職した私が遭遇した困難と、その乗り越え方
はじめまして!フィリピン在住3ヶ月目の亀井です。
大学生時代に思い描いていた「海外で働く」という夢を叶えてベトナムで働いた後、現在2ヶ国目のフィリピンで働いています。
海外で働きたいと考えているけれど、不安でなかなか一歩踏み出せない……そんな方に私が実際に遭遇した困難と、その乗り越え方を紹介します。
最近で新型コロナウイルスの影響で大変な時期ですが、あなたの不安が少しでも払拭できるといいなと思います。
コミュニケーションのギャップ
私は海外で働く前に、日本で約2年働いていました。日本では「空気を読む」や「阿吽の呼吸」といったことが自然と求められていますよね。逆に自分も周りに求めている面もあるはずです。
しかし、私が働く国々ではそのようなことは通用しません。
本来、日本人同士でもロジカルで適切な伝え方ができなければ、業務をスムーズにすすめることは難しいです。海外では尚のこと、より正確に伝えないと期待したようには相手に動いてもらえません。自分の意思を伝えることに難しさを感じる日々です。
他人を変える難しさに比べれば、自分を変えることは比較的カンタンです。
現在住む海外の国から見たら、私は外国人です。自分は現地の国で「働かせてもらっている」という視点も大切にして、現地スタッフに寄り添い、コミュニケーションを取り続けることに注力しています。
海外で働く上で求められることは、日本の「空気を読む」や、「阿吽の呼吸」ではありません。「正確に伝え、行動を促すコミュニケーション」です。
これを徹底的に実践することが、コミュニケーションのギャップを乗り越えるための解決策です。
健康は日々の食事から!
海外生活では、慣れ親しんだ日本の食べ物が気軽に食べられないことになります。これに対する私の解決策は「自炊」です。
海外の食事は、日本と味付けも異なりますし、スーパーに置いてある野菜や果物も違ってきます。日本食レストランも海外で増えてきていますが、若干味付けが異なることもあります。また最近では、海外でも日本製品が取り扱われていることが多くなりましたが、輸入品となるため割高となります。
自炊は、慣れ親しんだ味を再現でき、また健康を保つための最善策ではないでしょうか!?
時折いただく日本からの贈り物も、すごくありがたみを感じます。日本人同士のコミュニティも重要で、おいしい日本食レストランや、食材の情報などはかなり役に立ちます。
健康は日々の食事から作られます。食事を充実させることも、海外生活を快適にするコツのひとつです。
困難は多いが間違いなくプラスの経験
海外で働きたいという夢をもっていた頃は、キラキラした世界を想像してワクワクする自分がいました。
しかし実際は、仕事をしながらの生活なので、平日はほぼ仕事で終わり。現地のおいしいレストラン巡り、ショッピング、サンセットを眺めながらのゆっくりディナー、夜はホームパーティー……なんて優雅な過ごし方は、平日はほとんどできません。土日や休暇のお楽しみですね。
また海外生活は、それまでの気の知れた友人や家族にはすぐ会えません。理想とかけはなれた現実、孤独にぶち当たることが海外就職の最大の障壁かもしれません。
ただ、この環境から学べることはたくさんあります。
日本から離れたからこそ感じる、家族や友人の大切さ。日本の恵まれた環境。そして、現在住む現地のたくさんの人のおかげで、ビジネスができるありがたさを痛感しています。そのことが海外の地での、私の支えとなっています。
海外で働くことには多少の困難もつきまといますが、間違いなく人生にとってプラスの経験になります。私はベトナム、フィリピンを経て、たくさんの方とのご縁や支えがあって充実した今があると実感しています。
この記事が少しでもあなたの海外就職の不安解消につながればうれしいです。海外就職、もし迷われているようでしたらその一歩を踏み出せることを願っています!
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経験した日: 2020年04月03日
by Nnn