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ベトナムで働く日本語教師の1日のスケジュールとご飯事情

Xin chào! ベトナムホーチミン在住の鼈宮谷(べっくや)です。前回はホーチミンの日本食事情についてお話ししましたが、実は私はほとんど日本食を食べません。
「日本食は高い」というのも理由のひとつですが、それ以上に、なんといってもベトナムの料理はおいしい!
そこで今回は、日々どんなものを食べて生活しているのか、職場環境や1日のスケジュールと併せてご紹介します。
現在の職場について
今の職場は、ホーチミンの3区にある日本語学校。
今年の3月に開校したばかりの新しい学校です。
講師陣は、日本人2人にベトナム人6人。
その他、経営陣や営業スタッフも含めて、総勢15名ほどの職場です。
同年代の女性が多く、みんなとっても仲がいいです。
1日のスケジュールと日々の食事
8:30 起床&身支度
仕事はお昼からなので、朝はのんびり起床。
朝が苦手な私にとってはありがたいです。
こちらに来てから化粧は手抜きになる一方で、朝の支度はだいたい20分で終わります。
9:00 家を出て、近所のカフェで朝ごはん
バイク大国ベトナム。
通勤時は、ものすごい数のバイクが道路を埋め尽くします。
事故を起こさないように注意しながら運転します。
最近は毎日早めに家を出て、カフェで朝ごはんを食べます。
よく食べるのは、バインミー(ベトナム風サンドイッチ)。
具沢山でおいしいです。
11:00 出社
出社したら、その日のスケジュールを確認してから、ベトナム人講師の進めている仕事をチェックしたり、授業の準備をしたりします。
また、毎週金曜日は11:00から定例ミーティングをしています。
仕事で困っていることや、今後のスケジュールなどを共有します。
まだ始まって間もなく、規模もあまり大きくない学校なので、スタッフ間のコミュニケーションはとても大事にしています。
12:00 お昼ごはん
同僚と一緒に昼食をとります。
お弁当を注文したり、誰かが作ってきてくれたごはんを食べたりします。
最近は、なんと同僚が毎日お弁当を作ってきてくれます。ありがたい……。
肉、魚、野菜のバランスもよく、とってもおいしいです!
ベトナムでは、いわゆる「同じ釜の飯を食う」ことがとても大切にされており、
どんなに忙しくてもみんな一旦仕事の手を止め、テーブルを囲んでお昼ごはんを食べます。
13:00 お昼の授業
お昼の授業。
この時間は、日本で仕事をする「技能実習生」に日本語を教えています。
45分1コマの授業が、休憩を挟みながら2〜4コマ続きます。
17:00 おやつタイム
昼の授業が終わったら、夜の授業に備えておやつを食べます。
みんなが大好きなのは、「Banh Trang Tron(バン・チャン・チョン)」というおやつ。
ライスペーパーを細かくカットしたものを、エビや鶉のたまごやピーナッツと混ぜ合わせたものです。
誰かが「バン・チャン・チョン食べたい人〜?」と聞くと、「はい!」と一斉に手が挙がります。
また、フルーツが安くておいしいベトナムでは、誰かが持ってきたフルーツを一緒に食べることも多いです。
みんなフルーツをカットするのがとても上手。
18:30 夜の授業
大学生や社会人向けの、夜のクラス。
「留学したい」「日本の会社で働きたい」など目的は人によって違いますが、みんなとても勉強熱心です。
21:00 退社
授業が終わってからは、試験の採点や授業記録の記入をします。
1日の授業が終わると、もうクタクタです。
退社は毎日21:00頃。
21:30 夕飯
同僚と一緒に、職場の近くのワンタン麺を食べに行きます。
日本のラーメンに似ている小麦粉の麺は、毎日通いたくなるおいしさです。
スープもおいしい!
以上、日々のごはんとスケジュールでした。
ベトナムの生活を、少しだけイメージしていただけたでしょうか。
毎日おいしいごはんが食べられて、とってもうれしいです。
日本に帰っても自分で作れるように、今から練習しておこう……と思う今日この頃です。
ライター
鼈宮谷 千尋/Chihiro Bekkuya
大学卒業後4年間勤めたPR会社を退職し、日本語学校新規立ち上げのためベトナム、ホーチミンへ移住。WEBマガジン「Travelers Box」エディター/ライター、リトルプレス「WORLD YOUTH PRODUCTS」エディター。旅するように身軽に生きていきたい。
Ambassadorのプロフィール

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