ABROADERS

  • HOME
  • アジア就職をする前に整理しておきたい3つの心構え 「アジアで働くことになった君へ―世界で通じるマネジメント力を身に付ける本」 著:田中秋人

アジア就職をする前に整理しておきたい3つの心構え 「アジアで働くことになった君へ―世界で通じるマネジメント力を身に付ける本」 著:田中秋人

Posted on 2015年08月10日
0
2650

こんにちは、misakiです。 アジア就職を考えるみなさんに今回ご紹介したい本が、『アジアで働くことになった君へ―世界で通じるマネジメント力を身に付ける本』です。

 

著者は、現在のイオン株式会社の前身であるジャスコ株式会社の誕生期に入社し、中国・アセアン事業の第一線で30年にわたり活躍された田中秋人氏。

イオンストアーズ香港の創業や、イオンマレーシアを25年以上黒字経営にさせるなど、大きな成功をもたらした方です。

そんな田中氏がみなさんに訴えるのは、「世界で通じるマネジメント力の必要性」

マネジメント力? と疑問に思われたり、自分にはまだ関係ないと思われた方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、そんな方にもわかりやすく、アジア就職をする前に整理しておきたい心構えを切り口に本著をご紹介したいと思います!

「グローバル人材とは何か?」を意識する

昨今、日本では何かにつけて「グローバル人材」という言葉を見聞きすることが多くなりました。

みなさんの中にも就職活動や転職活動の際に「グローバル人材」の言葉を口にされた方がいるかもしれません。

グローバル人材を直訳すると、「世界的な規模で活躍できる人材」となります。

「世界的な規模で活躍する」というあまりにも抽象的な言葉で、ハードルが高く感じてしまうのは私だけでしょうか?

本著で田中さんが提案するのは、「グローバル人材」ではなく「ふたつのマーケットで活躍する人材」を目指すことです。

ひとつ目のマーケットは、生まれ育った国である日本。もうひとつのマーケットは日本以外の国を指します。

ふたつのマーケットで成功できる人は、そこで築き上げたノウハウを基板にして、3つ目以降のマーケットでも高確率で成功できると田中さんは言います。

本著では、ふたつ目のマーケットを選ぶ際に、今日本人が成功しやすいのはアジア市場だと紹介しています。

では、アジアで働くことで実際にどのようなメリットがあるのかみてみましょう!

アジアへ行くメリットを整理する

田中氏は本著の中で、日本からアジアへ行く方法を3つ紹介しています。

1、日本企業のアジア支社に転勤し、駐在員として働く

2、現地の企業に入社して現地社員として働く

3、現地で起業

いずれにせよ、これからアジアで働く日本人に最も求められるのは、「マネージャー」としての役割だろうと田中氏は言います。

アジアで働く人は、経験値や勤務年数などに関係なく、現地のメンバーを引っ張っていくポジションを早くから与えられる場合が多いです。

その結果、どんな面での成長が期待できるのか、以下、本書からふたつご紹介します!

1.成長スピードが高まる

成長をするには新しいポジションに就くことが必要であると田中氏は言います。

新しいビジネスやポジションが生まれやすいのは、市場全体が成長中であり、組織が未完成な状態である時だそう。

まさに、今のアジア市場はこれに当てはまります!

また、新しいポジションは今の実力よりもワンランク上の力を求められることになります。

マネージャーをはじめとした新しいポジションに就くことで向上心が磨かれ、急激な成長をすることが見込めます。

2.ダイバーシティに適応できる

アジアには多種多様な民族が住んでいるため、仕事のメンバーも多様なバックグラウンドの人が集まります。

そのため、メンバーのさまざまな違いを尊重して受け入れるというという姿勢が必要になってくるでしょう。

昔のように全員が同じような価値観やモチベーションで働く時代ではなくなっているからこそ、部下や上司、そしてお客様の多様なニーズに応える力を付けることは重要である、と田中氏は述べています。

英語力を取得することも大事ですが、小手先のコミュニケーション力だけではなく、他者を受け入れながら、調和の取れた関係を構築できる「人間性」を磨いていきたいですね!

自分の内面の整理・高い志をもつ

私が本著で印象深く残っているのは、「高い志をもつ」という言葉です。

本著では、次のように記されています。

「海外でビジネスをする日本人には、『自分たちの組織の存在意義』に対して疑問を持つ時が必ずやってきます。自分たちはなぜアジアに、文化も言葉も違う国までやって来てビジネスをするのか? と自問する日がくるのです」

アジアでビジネスを成功させるためには、現地の人に受け入れられることが不可欠。

そのためには、なぜこの国なのか、この国のために何をしていくのかという「志」を明確にすることが重要だと田中氏は語っています。

志があるのとないのでは、行動の質も変わってくるはず。 渡航前に、自分がこの国でしたいことを整理する時間、をじっくり設けてみてはいかがでしょうか? 

 

今回は紹介しきれませんでしたが、本著には30年以上アジアで活躍されてきた田中氏が導き出した「アジアで成長するための5つの法則」なども紹介されています!

ぜひ、お手にとってアジアへの道を切り開いてください!  

ライター

佐藤 美咲/Misaki Sato

いつのまにやら社会人の未年生まれ。学生時代は長期休みの度に海外へ飛び出し、これまで足を運んだ国は20カ国。現在は一般企業で働くかたわら、「週刊アブローダーズ」のライター/エディター、旅のwebマガジン「Travelers Box」のエディターとして活動。行きあたりばったり〜を行きあたりバッチリ! にすべく奮闘中。

このノートに関連するタグ

Ambassadorのプロフィール


ABROADERS事務局

ABROADERS事務局、公式アカウントです♪ アジアで活躍する方々のインタビュー記事や4コマ漫画など、アジアの面白コンテンツを発信していきます!

ABROADERS事務局さんが書いたノート


フィリピン に関するノート