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おもてなしは技術!ミャンマーで最高の「お手伝いさん」育成

Posted on 2016年07月20日
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はじめまして。ミャンマーで事業立ち上げをしております村上由里子と申します。 ミャンマーに来て、まだたったの1ヶ月……。実はまだ右も左も分かりません。私にとって縁もゆかりもない土地ミャンマー。私はこの土地で新しい挑戦をしようとしています。ここにやってくるまでには、そりゃもう紆余曲折があるわけですが、全部は到底語りきれないので、まずは簡単に。

 

 

 

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ヤンゴンには電車が。街を一周できます

 

私が立ち上げたHerBESTという会社は、「途上国から最高のおもてなしをご家庭に」というビジョンを掲げたお手伝いさんの人材派遣会社です。

なぜこんな会社になったのかといえば、私自身のふたつの体験がきっかけになっています。ひとつは日本での、もうひとつはアフリカでの経験です。

「おもてなしは才能じゃない」役に立たない私からの脱却

身近な人はみんな知っていることですが、私は部屋の片づけや料理、洗濯といった家事全般が苦手です。

どれだけひどいか語るとお嫁にいけなくなりそうなので詳細は省きますが、控えめに表現しても私と住みたい人間はいないと思う、というレベルです。

そんな私が社会人になって就職した会社が、まさかの京都嵐山にある超高級旅館でした。

それがどんな仕事なのかといえば、朝起きて、調理をしてお部屋の清掃をして、接客をして、布団を敷いて……の繰り返し。私の超苦手分野だったわけです。

 

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ヤンゴン郊外のスラムで出会った子どもたち。はにかんだ笑顔

 

とにかく叱られまくる日々の始まりです。掃除ができず怒られ、歩き方を注意され、割り箸をかんで「笑顔の練習」をさせられ、布団を敷けばため息をつかれる。そんな毎日でした。

でもそれを何十回も何百回も繰り返しているうちに、さすがの私もできるようになりました。

勝手に体が動くようになり、清掃や接客などのおもてなしにはコツがあると気がつくようになってきました。

 

「おもてなしは才能ではない、技術だ」と思ったのはその時です。

そして、その技術は訓練で身につく、誰にでもできるのだという自信につながった経験でした。

誰にでも挑戦できる選択肢として

実は京都の超高級旅館に就職する前、5年前の今ごろ、私はアフリカ・ルワンダにいました。

当時23歳。いわゆる「お嬢様校」といわれる中高大学一貫の女子大を卒業したばかりでしたが、箱入り娘になるどころか、箱から飛び出してしまいました。

卒業後、青年海外協力隊でアフリカ・ルワンダへ渡ったのです。

 

アフリカで出会ったとある家のお手伝いさん。彼女は日本人の家庭で働いていて日本食も作れるし、日本語の歌で子どもをあやすことも可能。絶大な信頼を得た彼女は月に600ドルほど稼ぎます。

お手伝いさんの月収の平均が150~200ドルですから、破格です。

 

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アフリカ・ルワンダのホテルで「お手伝い」として働く女性たち

 

でも彼女は貧しいスラム出身だといいます。

ひょんなことから日本人家庭で働くことになり、そこで技術を身につけたのだとか。彼女は自分の稼ぎで5人の子どもを大学まで行かせたことを誇りとしていました。

途上国でお手伝いさんという職業は、社会的な地位が低い仕事とみなされがちですが、逆に言えば学歴や人脈や資産がない、スラム出身の人でも手の届く仕事です。

そして、顧客が必要とする技術を身につけることで新しいチャンスの扉が開くのです。

「おもてなしは技術」だとすれば、このお手伝いさんのようなサクセスストーリーを世界中に作ることができるはずです。

ミャンマーから始まるストーリー

アフリカから戻った後、私は京都の旅館に勤めましたが、そこで、アフリカのおばちゃんのストーリーと自分の体験が結びつきました。そして、気が付けばそこを辞めて、ミャンマーにいました。

アフリカに行こうか、とも迷いましたが、さまざまな情報をかき集めて事業の出発点としてはミャンマーを選びました。

 

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街角、ある日の風景

 

そしてこの国がすっかり気に入ってしまいました。

街にあふれる喧噪と活気に可能性を感じ、惚れ込んでしまったのです。

アフリカへの想いを忘れたわけではありませんが、まずはここで力をつけたいと思っています。

 

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お店のおばちゃんとぱしゃり。ミャンマーの人はとてもやさしい

 

「途上国から最高のおもてなしをご家庭に」。

その大事な一歩をこの国から踏み出してみようと思っています。

 

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