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ミャンマーで自分らしいユニークな人生を歩む~女性起業家 新谷夢さん

Posted on 2016年12月15日
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ミャンマーの旧首都ヤンゴンでお土産を買うなら、ボジョ・マーケット。


民族衣装のロンジーやバガン遺跡のポストカード、宝石など、ここに行けばほとんどのミャンマー定番土産が手に入ります。


そんなマーケットの一角で、お店を出すひとりの日本人女性。


彼女はなぜミャンマーに来たのか、そしてなぜお土産屋さんを始めることになったのか。


 


若手起業家の新谷夢さんにお話を伺いました。

 

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就職活動で感じた、劣等感

どのような経緯でミャンマーに来たのですか?

元々大学生の頃のバックパックの経験から、東南アジアに住んでみたいという想いはありました。

一方で、漠然と日本の大手企業に就職したいという考えもあり、大学3年生からはそのままレールにのって就職活動をしていました。

 

就職活動で自分が今までやってきたことを思い返している時に、ぱっとした結果が出せていないことに気づいたんです。

自分は何を大学時代に頑張れたのだろう、自分なりに頑張ったつもりだったけれど結局何も秀でていない。 そんな劣等感を感じていました。

 

このままでは、就職先を見つけることは大変だろう。仮にどこかに入れたとしても、自分はそこで何がしたいのだろう。

自分の価値観を見つめ直した時、もっと自分らしく生きていきたい気持ちが強いことに気が付きました。

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それでもすぐに海外に行こうとは考えていなくて、まずは地元の地方銀行に入行しました。

社会人になって2年2ヶ月経った頃、父の友人であるミャンマー人が起業するからミャンマーに来ないかという話をいただきました。

一度も行ったことがない国でしたが、思いきって一緒に行くことを決断しました。

 

なんとかスタートできたクッキービジネス

お土産のクッキー屋さんはどのようにスタートしたのですか?

ミャンマーに来て1年が経つと環境にも慣れ、次第に何か新しいことを始めたいと思うようになりました。

 

最初はお土産ビジネス以外のアイデアも考えていたのですが、日本人の友人がミャンマーに遊びに来て、「ミャンマーには良いお土産がない」と言っているのを聞いて、お土産ビジネスが面白そうだなと思いました。

 

お店の名前は「White Elephant」。

ミャンマーでは、白い象は神の使いと言われ、縁起が良いんです。

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クッキーを外部のベーカリーに焼いてもらうかたちで始めました。

依頼するベーカリーを選ぶのに全部で50件くらい回りましたね。 門前払いがほとんどでした。

断られ続けた時はしんどかったですが、一方で「自分のストーリーがここから始まるんだ」というワクワク感もありました。続けていたら、絶対に良いパートナーに出会えるという変な自信もあったんです(笑)。

 

また、外部のベーカリーが決まってからも、品質調整に2ヶ月間かかりました。

安定的にクッキーを作れるようになったのは、お店を始めて1年以上経ってからでした。

品質が安定するまでは、クッキーを毎日食べて食べて食べ続けましたね(笑)。

 新作クッキー見本(一応共有しておきます)

新作のクッキー

全力でミャンマーを楽しむ

新谷さんにとって、海外で働く魅力とは何でしょうか?

海外にいると毎日が刺激的です。暮らしの中で新しいことをどんどん吸収したいと思っているので、今はとても良い環境にいますね。

 

私は「おもしろき こともなき世に おもしろく すみなすものは 心なりけり」という言葉が好きで、「自分の考え方次第で、人生は面白くできるよ」という意味にとても共感しています。 

日常の些細なことでも、考え方次第で面白くなる。海外生活は、毎日がネタで溢れています。

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今後について教えてください。

 今の会社を、スタッフたちと一緒に楽しみながらく大きくしていきたいです。

 

クッキービジネスを始めて3年経ち、最近では新商品も発売することになりました。

今回の新商品は自社オーブンで焼いています。スタッフのミャンマー人たちと何度も失敗を繰り返しながら試行錯誤して作りました。

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少し時間にルーズだったり、私が言った通りにできていなかったりすることもありますが、フレンドリーで優しくて、ミャンマー人は本当に良い人たちばかりです。

そんなミャンマー人たちを巻き込んで、一緒に成長しながら新しいマーケットを開拓していきたいと思っています。

 

帰国はあまり考えていません。私はけっこう無計画なんです。1年後の自分とか3年後の自分とか、考えたこともありません。

今は、目の前にあることに全力で向かっていくのみです。

 

プロフィール

新谷 夢/Yume Shintani

1987年、香川県生まれ。立命館大学経営学部卒業後、地元の地方銀行に入行。事務、営業に従事。2012年、父の友人が起業するミャンマーの会社に誘われ、ミャンマーに渡る。その1年後、現地にてお土産店を始める。週刊ABROADERSの名物、それゆけ☆ターニャ!!!の漫画を描いている。

HP:http://www.myanmarcookies.jp/

 
  

 

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