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セブ島で実感した、働く際に必要な語学力 〜「完璧な英語」ではなく「伝わる英語」~

Posted on 2015年10月26日
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今回は、スピーキングとリスニングに苦手意識をもっていた私が セブ島で実感した、働く際に必要な語学力についてお伝えします。

 

 yuko2_cebu

ビルの上から見たセブ島の様子。ビルとトタン屋根の家が隣り合う風景

 

フィリピンで働く前〜今までの私の英語力

今でこそ、アジアで働くなら困らない程度には英語を話せますが、

フィリピンに来るまではまったく話せませんでした。

 

中学生の頃から英語が好きで、

アメリカでデザイン工学を学ぶために留学したい!という気持ちと、

世界中の人とコミュニケーションがとれたらきっと楽しいはず!

という漠然とした憧れがあり、

英語を話す機会には進んで参加していました。

 

しかし、アメリカ交換留学を目指して2年間勉強していたTOEFLで

スピーキングとリスニングの点数が基準に足りず、

結局留学できず非常に悔しい想いをしました。

その時に「留学がダメなら別の方法で海外へ行こう」と考えたのが、

今の仕事につながっています。

 

フィリピンで働き出した直後は会議内容を上手く聞き取れず、

英語で電話をかける際も常に緊張状態でしたが、 

フィリピン人スタッフとのコミュニケーションが増えるにつれ、

英語への抵抗感は薄れていきました。

しかし、英語力が向上するに従って実感したのは、 

「英語力より人間力が大事である」ということだったのです。

 

英語力よりも大事なもの

takadera2_1

アジア放浪時に訪問したNPOにて、元気いっぱいの子どもたちと戯れた時 

 

  

海外で働くにあたって英語力は当然大事です。

第一印象で信頼を得るために、英語力は大きく影響すると思います。

ただ、フィリピンで働いて思うのは、

極論を言うと、英語力よりも人間力のほうが大事だということ。

 

日本にいた時は

「海外で働きたければ、まず英語を学ばなきゃ!」

と強く信じ込んでいましたが、 

実際に英語を使う環境で働くようになってからは、

1.相手に自分の気持ちを伝えようとする姿勢 

2.相手を思いやる気持ち

これらのほうが、よっぽど必要だと気づきました。

 

以下にわかりやすく例を挙げてみます。

 

 

takadera2_2

 

 

部下の提案内容があまり良くなかった時、

「ひどいから直してよ!」

(It’s terrible. You should revise this!)

とはっきり言うのは、少しきつい表現ですよね。

 

そこで、相手にモチベーションを落とさず

修正してもらいたいと思った場合、

日本語であれば

「こんなに頑張ってくれてありがとう。

ただ、ここだけ直してくれたらもっと良くなるよ!」

という言い方をするとします。

その時の英語は、以下のようになります。

「Thank you for your hard working on it.

But I think it would be much better if you revise this!」

 

特に難しい表現ではないのですが、

これだけでも最初の言い方とはかなり印象が変わります。

このようなちょっとした意識で、

フィリピン人とのコミュニケーションが円滑になりました。

 

もし、アメリカやイギリス、中国などの

はっきりした表現のほうが伝わりやすい国であれば

伝え方はまた変わると思うのですが、

東南アジアの人々はどちらかと言えば日本人と近い感覚のため、

相手を思いやった伝え方のほうが良い関係性を築きやすいです。

 大事なのは、相手と理解し合いたいという気持ち

少なくともアジアで働くなら、そこまで難しい英語は必要ありません。

まずは、気持ちの良いコミュニケーションをとれることのほうが大事です。

 

複数の意味がある単語や受験英語で習ったような難しい単語は

誤解に繋がる可能性があるので、あまり使わなくなりました。

それでも今は、アジアで働くなら困ることはなさそうです。

 

takadera2_3

一緒にネクシードを作ってきた初期メンバーと、フィリピンの「かっこいい」ポーズ(と信じていたもの)

 

英語に苦手意識がある際の簡単なコミュニケーションTips!

仕事上の英語にまだまだ困っていた時、

ごくごく単純なことですが、

下記3点を意識することでなんとか乗り切っていました。

 

1.大げさなほど、ゆっくりはっきり話す

    (相手も英語ネイティブではないので、状況を理解しゆっくり話そうとしてくれます。

     これによって聞き取りもグッと楽になりました)

 

2.感情を表情やジェスチャーで伝える

    (感情が伝われば相手との距離も縮まり、理解しようとする姿勢も変わってきます)

 

3.わからないことは「わからない」と伝える

    (理解できないのは聞き取れない自分のせいだけではなく、

     相手の説明が足りていない場合もあります) 

 

 yuko2_bfamily

最初期には想像できなかった、ビッグファミリーの笑顔。まだまだ成長中

 

 

ただし、働く国や会社の環境によっても、求められる英語力は大きく異なります。

上記のような対応では、相手にされない国もあるでしょう。

 

まずは、自分がどういう場所で働きたいのかを明確にすることで

自分に必要になってくる英語力がわかってくるはずです。

ぜひ、自分の目的に合った英語学習をしてくださいね。

 

 

次回は、「アジア放浪で学んだ、お金の価値」についてお話したいと思います。

またお会いしましょう~!

 

ライター

高寺 優子/Yuko Takadera 

東大機械工学科卒、東大院を半年で中退。南米・アジアを半年かけてバックパックし、「ガンジス川でバタフライ」を文字通り実行。強靭な体とタフさが武器。休学中にインターンとしてNexSeedの立ち上げ最初期から参画し、中退後は社員としてジョイン。現在は、経理、法務、労務、人事などバックオフィス全般を幅広く担当している。今後は、ものづくりとBOPを絡めた事業で地域の人々にも笑顔を広げたい。

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でら:)

東大機械工学科卒、東大院を半年で中退。南米・アジアを半年かけてバックパックし、「ガンジス川でバタフライ」を文字通り実行。強靭な体とタフさが武器。休学中にインターンとしてNexSeedの立ち上げ最初期から参画し、中退後は社員としてジョイン。Administrative Managerとして、経理、法務、労務、人事などバックオフィス全般を幅広く担当。約3年半務めた後、現在フランジアにて再度スタートアップ経験を積む。2017年6月からはフリーランスで慶応大学のプロジェクトにジョインし、ローカルのビジネス支援も行う予定。

でら:)さんが書いたノート


フィリピン に関するノート