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どうやって乗り切る? 海外でのホームシック克服法5選

Posted on 2015年11月04日
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Xin chào!ホーチミン在住の鼈宮谷です。海外で働いている人の体験談やインタビューは、華やかでポジティブな面がクローズアップされがちです。でも、それはいわば着飾った外向きの姿。 

実際の毎日は、買い物やバスに乗るなど簡単なことがスムーズにできなかったり、同僚とうまくコミュニケーションがとれなくてイライラしたり、「もう日本に帰りたい」と思ったり……かっこ悪い面も同居しているはずです。

少なくとも私はそうです。

そこで今回は、海外で働くリアルをお伝えするために、“キラキラしていない”一面にスポットを当てたいと思います。

誰しもがたどる道? 異文化適応のU字曲線

異文化コミュニケーション論でしばし登場する、「異文化適応のU字曲線」。

(「W字曲線」とする説もありますが、今回は割愛します)

これは、海外に長期滞在する人の心理状態を時間軸で示したものです。

縦軸が気分の上下、横軸が時間の経過を表しています。

スライド1 

1:ハネムーン期
見るものすべてが新鮮で、気分が高揚している時期。 

2:ショック期
旅行者気分が抜け、カルチャーショックを受けたり、異文化のいやなところが目につくようになったりする時期。 

3:回復期
文化の違いを認め、受け入れることができるようになる時期。

4:適応期
知り合いも増え、異国での生活になじみ、異文化での暮らしが日常になる時期。

 

私はベトナムに住んで1年と少しが経過したところですが、振り返るとほぼこの曲線に近い心理状態をたどってきたな、と感じます。

これにのっとると、誰しも一度は「ショック期」、つまり異文化に適応できず苦しむ時期が訪れるのではないかと思います。 

気分が沈みやすい危険ポイントは?

では、具体的に「ショック期」と呼ばれるポイントはいつ頃なのでしょうか。

もちろん個人差がありますが、実体験&周りの人の話を聞く限りでは、「赴任後1ヶ月〜3ヶ月くらい」という人が多いように感じます。

学生時代に海外留学を経験した友人は、「渡航直後から3ヶ月くらいは毎日帰りたいと思っていた」と言っていたので、「ハネムーン期」がなく最初から「ショック期」に突入する人もいるのかもしれません。

 

また、東南アジア在住者にとって危険なのが、冬!

12月頃の日本は、クリスマスや年末年始のイベントに沸くお祭りムード。

対して自分は、常夏の地で、年の瀬を感じる暇もなくバタバタと働く日々……。

(ベトナムは旧正月文化のため、お正月は2月。12月は通常運転です)

この、「日本との温度感の違い」が最も強く表れる時期に、郷愁の想いは募る気がします。

ホームシックになったらどうする?

では、実際に気分が沈んだりホームシックになったりしたときは、どうやって乗り切ればいいのでしょうか。

今回は、実体験で有効だったものも含め5つの方法をご紹介します。

1.身近な日本人に打ち明けてみる

現地でバリバリ働いている同僚や友人に囲まれていると、なんとなく「気分が沈んでいる」と言い出しにくいもの。

でも、意外とみんな平気なように見えて、同じような気持ちを抱えているかもしれません。

「今すっごく帰りたくて……」と打ち明けると、「実は私も……!」となるケースもよくあります。

日本語で気持ちを伝えられないフラストレーションからホームシックになるパターンもあるので、母国語で思う存分言いたいことを伝えるだけでも、かなりのストレス発散になります。

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2.次の帰国の予定を決める

数ヶ月先であろうとも、「あと〇ヶ月頑張れば帰れる」と思うだけで、がんばろうというモチベーションになります。

年間スケジュールが決まっていれば、早めに帰国の予定を入れてしまうのも有効。

3.ライトな情報にふれる

ぼーっとしている時間が長いと色々なことを考えてしまうので、とりあえず情報のインプットを増やします。

ファッション誌やアイドルグループのプロモーションビデオなど、難しいことを考えずに見られるものがおススメです。

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4.カウンセラーに相談

どうにも寂しさを紛らわせない時は、専門家の助けを借りるのも◎。

日本人が多く働いている都市なら、海外赴任者向けの心療内科がある場合もあります。

カウンセラーが常駐していればベストですが、そうでなくてもスカイプでの相談ができるところも。

5.とりあえず一時帰国してみる

これは最終手段だと思いますが、許される状況であれば、数日~数週間日本へ帰るのも手です。

一時帰国するとホームシックが悪化するパターンもあるそうなので一概には言えませんが、もやもやと悩み続けるよりは、帰ってしまったほうがいいように感じます。

「帰る場所がある」と実感できることは、異国の地で頑張るための何よりも大きな原動力になります。

 

以上、ホームシックに陥りやすい時期&その対処法でした。

逆に、あまりやらないほうがいいかなと思うのは、日本にいる家族や友達と電話で話すこと。

ホームシックの辛さは日本にいる人とは共有できないので、余計に孤独感が募ってしまいます。

 

と、いろいろ書きましたが、過ぎ去ってしまえばホームシックも貴重な海外経験の思い出になります。

「誰でも通る道だ」「本当に無理だったら日本に帰ればいいんだ」と、気楽に構えているのが一番かもしれません。

ライター

鼈宮谷 千尋/Chihiro Bekkuya

大学卒業後4年間勤めたPR会社を退職し、日本語学校新規立ち上げのためベトナム、ホーチミンへ移住。WEBマガジン「Travelers Box」エディター/ライター、リトルプレス「WORLD YOUTH PRODUCTS」エディター。旅するように身軽に生きていきたい。

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