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質問攻め、ごちそう攻め フィリピンの田舎は人情と幸せにあふれていた!

Posted on 2016年11月01日
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先日、フィリピン・セブ島北部にある友人の実家への里帰りに同行する機会がありました。 フィリピンの里帰りとは一体どういうものなのか、田舎に住む人々の生活はどうなのか。 今回はその様子をレポートいたします。 

 

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美しいフィリピンの海

誰でも強引に家族の一員にしてしまう、フィリピン人のマジックパワー!

日本で友人の家族の集まりに参加するのは、ハードルが高いことのように感じ、気を使いませんか。

フィリピン人は、初めての人も、住み慣れた実家にいるような感覚にしてくれるマジックパワーをもっていると思います。

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日差しの強い南国、服を着たままの水遊び

 

友人の実家に着くと、まず質問攻めにあいます。「何歳?」「名前は?」「家族は?」「彼氏は?」

みんなの勢いがすごく、こちらはあっけに取られますが、答えるとジョークを散りばめた反応をしてくれて、こちらの緊張を取り除いてくれます。

とてもくだらなく、時にはとてもつまらないジョークを言ってくるのですが、周りの人も、言った本人も大爆笑!

そんな雰囲気が、何を言っても大丈夫、空気を読んだり、気をつかったりしなくてもみんな受け入れてくれるんだ、という安心感を作ってくれます。

そうなると、こちらも包み隠さず何でも話せて、つまらないジョークもバンバン言ってしまいます。

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広い空、島の休日を満喫

 

一見くだらなさすぎるやりとりが、人と人との壁を急速に取り除いてくれるのではないかと思っています。

引っ込み思案な子がフィリピンに来ると、オープンでおしゃべりになるという現象をたくさん見てきましたが、ここがフィリピン人のすごいところ。人の心にすっと入り込み、壁を取り除く力は、スーパーマジックです。

フィリピンはOFWで支えられているのだと身を以て実感

 海外で就労するフィリピン人はOFW(Overseas Filipino Workers)と呼ばれます。なんと1000万人、人口の約10%が海外に出稼ぎに出ていると言われています。

フィリピンの田舎では、この数字を身を以て実感しました。

 家族のうち誰かしらは、海外、または船上で働いていて、送金されてくるその給与を糧にして家族は生計を立てています。

「私の息子は日本で働いているよ」「お兄ちゃんがサウジアラビアで、お姉ちゃんがカナダ 」などといった話を聞き、このことを実感しました。

OFWのいる家族は、送金されたお金で立派な家を建てているのに対して、漁師など地元で生計を立てている人は、トタン屋根のボロボロの家に住んでいる人がほとんどでした。海外で働く人のほうが、十分な収入を得ているという現実が垣間見えました。

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活気あふれる市場

 

経済的に良い暮らしをするには、家族と離れて海外で働かなくてはいけない。

でも家族と離れて暮らして、それで幸せなのだろうか?

家族との時間を大切にし、精神的な幸せを重視するフィリピン人の葛藤を感じました。

 「お金は儲かるけど、子どもとの時間があまりもてなくて、これでいいのか分からないんだよね」「海外で稼いだお金で、家の近くでビジネスを始めて、いつか家族の近くで働くのが夢なんだ」などという声をたくさん聞きました。

やっぱりフィリピン人は食べる、食べる!

フィリピン人はとにかく食べまくります。

常にテーブルの上にはご飯があり、3時間おきぐらいにがっつりとご飯を食べます。「ご飯食べた?」「お腹空いていない?」があいさつ代わりです。

滞在中のある朝、「ご飯を作るから食材を運んでくるね」と言われて、運ばれてきたのは大きな豚1頭。

豚を丸ごと買い、男の人が上手にさばき、それを女の人が調理します。

すべての部位を無駄なく使い、角煮からフライド・ポークまで、5品の豚料理を作りました。

ご馳走の献立はこの5品に加え、もう1頭の豚の丸焼きと、ご飯やスパゲティーなど。とても豪勢な、そしてぶくぶく太りそうなご飯です。

 これ以外にもお昼には、家の目の前の海でウニ・貝・カニ・魚を取って食べたり、ココナッツの実を取ってココナッツジュースを飲んだり、マンゴーやバナナを取って食べたり。田舎ならではの自然の恵みも満喫しました!

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自然の恵みを分け合い、笑顔を分け合う。幸せってなんだろう

 

 食卓は、家族や友人をつなぐ大切な場になっています。

「おいしいご飯を食べながら海の音を聞き、なんでもないことで笑いあう、それが僕たちの幸せなんだよ」という言葉が忘れられません。

自分たちの幸せが何か知っているフィリピンの人たち。それを大事にしている姿は、とっても素敵でした。

ライター

パセリ 

大学在学中に、様々なアジア地域に足を運ぶ。その影響から開発途上国で働き、どっぷりその環境に浸かってみたいと思い、新卒で海外就職を決意。現在は、フィリピンの日系企業で働いている。

 

 

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