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挑戦し続けたからこそ、今の自分のキャリアがある-MicroAd Indonesia 榎原良樹氏が、インドネシアで事業立ち上げをするまでの軌跡

Posted on 2014年02月04日
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アドテクノロジー業界TOP企業のマイクロアドは、ここ数年アジアでも積極的に事業を展開している。その中でも独自の存在感を示すPT.MicroAd IndonesiaのCOO。現地企業との合弁会社設立から携わり、草創期のインドネシアのインターネット広告市場でトップを目指す。

現地の市場環境を読み取る。

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起業されてから2年で会社をたたまれたとのことですが、

その後どのようにして今の仕事に就かれたのでしょうか?

会社をたたんで今後について考えないといけないと思っていた時に、マイクロアド社長の渡辺から「インドネシアに会社を作りたいから一緒にやらないか」と誘われマイクロアドに入社する事になりました。
会社をたたむ時、有り難いことに数社からの誘いもあったのですが、その中でもこのインドネシア拠点立ち上げの話が自分に一番向いていると思いました。 また、起業して失敗した後、どこかの会社で以前と同じようなことをするのは違和感があり、どうしてもゼロからの挑戦がしたかった。
インドネシアなら、本当に何もないところから始められるので、自分が今求めている場所としてふさわしいのではないか思いインドネシアに来ました。 マイクロアドに入社して2日後にはこの場所で仕事を始めました。

-ご自分がインドネシアで働くことになるなんて、

予想外の出来事だったのでは?

いえ、実は、学生時代、大学を卒業したら商社に入社して新興国でのインフラ整備に携わりたいと思っていた時期がありました。 結局、銀行に入社したのですが、その時も海外、特に新興国で働くチャンスの高い銀行はどこかという視点で選びました。
つまり、東南アジアでゼロからビジネスを立ち上げる事は自分のやりたいことだったんです。 ですが、インターネット業界に入ってからは、自分達の会社を成長させることにとてもやりがいを感じてましたので、そのことは忘れていました。 だから、色々と回り道をして再びやりたかったことに取り組んでいる感覚です。

事業の成功に、良いチームを作ることは不可欠。

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インドネシアではどのような事業をされているのでしょうか?

マイクロアドは、日本国内ではアドテクノロジー業界のTOPカンパニーとしてDSPなどのサービスを提供しています。 ですので、当初はインドネシアでも同様の事業を展開していこうというプランでした。
ですが、会社を設立して営業を開始したところ、市場環境の違いからどうも上手くいかない。3か月後にはインドネシアではこのサービスは早過ぎるという結論を出してそこからすぐに方向転換しました。 現在は、インターネット広告全般を取り扱う広告代理事業と自社でインターネットメディアを運営するメディア事業を展開しています。
この戦略変更が想定通り現地のニーズにマッチしており、インドネシアで会社を立ち上げて2年半となりますが、私と現地パートナーの2人でのスタートから現在ではスタッフ数40名を超え、売上も順調に伸びています。
また、昨年10月に日本国内で展開しているDSP?“MicroAd BLADE”?を専門に取り扱う会社を、子会社として設立し、今後インドネシアでも積極的に展開していきます。 ?

-会社として非常にうまく成長している状態なのですね。

確かにそうですが、私自身の評価としては、ようやくスタートを切ってこれからというところですね。 今考えているひとまずのゴールまでを、100メートル走で例えると20メートル地点というような感じでしょうか。 
会社を立ち上げることが目標ではなくインドネシアのインターネット業界を代表する会社となることが今のVisionです。 今までに自分が取り組んできた仕事の中でもよりインパクトのあるものにしないとインドネシアでビジネスをしている意味がないと思っています。

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現在インドネシアでの事業がうまく軌道に乗っている理由はなんだと思われますか?

良い組織が作れたことですね。そこには現地パートナーの力も大きかったです。 ゼロからの立ち上げなのでスタッフを一人ずつ採用していったのですがインドネシアの人が仕事に対して何を重要視しているか、どういう環境を望んでいるのか、などを探りながら会社のカルチャーを作ってきました。
最初は手探りで苦労したのですが、今ではそのカルチャーによっていいチームが出来たことが強みになっています。 最近はスタッフの数が多くなってきたのでメンバーとの個別のコミュニケーションも心掛けています。毎週金曜日に『Coffee』と私の名前の『Enohara』を掛けた『Coffeeno』というプログラムを行って一人ひとりと対話をしています。
カフェでコーヒーを飲みながらリラックスした雰囲気で話をするというものなのですが、その際にメンバーから「この会社をどんな会社にしたいですか」とか「会社が私に期待していることは何ですか」と質問されます。 私が思っている以上にスタッフが真剣に仕事に取り組んでくれていることを感じます。

-インドネシアで事業をされるなかで、学ばれたことは何でしょうか?

いくら私が日本でビジネスの結果を出したという事実があっても、ここはインドネシアで、彼らにとって私はひとりの日本人に過ぎない。
だから、まずは彼らに自分を理解してもらうことが大事だと学びました。 そして、相手のことも理解することが重要。 そのために私は彼らとの対話を続けていきますし、彼らと一緒にインドネシアで大きな仕事を必ずやり遂げたいと思っています。

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