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【キャリホリ連載 第2回】ワーホリをキャリアに活かすために必要な視点

Posted on 2017年07月20日
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女性のための留学エージェントLifeStylesのJessicaです。


キャリアに繋がるワーキングホリデー《キャリホリ》の第2回目の記事は、実際にワーキングホリデーをキャリアにつなげるために必要な視点についてお話ししたいと思います。

ワーホリをキャリアに活かすために必要な視点

第1回目でも述べたように、ワーキングホリデーは遊んで過ごしても良いビザです。

名前にもホリデーとついているので、「遊んできた」という印象を持たれることが多いのが現実です。

そんなワーキングホリデービザを取得し、1年間キャリアにブランクを作って海外に行くのであれば、再就職のことを考えると、しっかりと目標や目的を持って行動し、それを面接で自信を持って答えられるようになっていなければなりません。

ワーキングホリデーをキャリアに生かすために必要な視点は2つあります。

1つは「目的・目標を持って行動し結果を出すこと」

もう1つは、「結局前職の経験が転職に活きると理解すること」です。 

英語だけを武器に就活しようとしない

ワーキングホリデーにいって英語をある程度習得したから英語を使って働きたい!と言っても、1年程度で身についた英語で、英語力のみを強み転職するのは少し難しいのが現状です。もちろん業界や職種、タイミングによって可能なことは大いにありますし、英語がアドバンテージになることももちろんあります。ただ、それだけで勝てるとは思わないでくださいねということです。

 

転職の際には、英語力よりもまずは「今までの職歴」を重視して見られるということを理解しておきましょう。これは、ワーホリ生活でどうこうできることではありませんが、意識を持っておくだけで身の振り方が変わるし、転職を考える際に活きてきます。

 

では、「英語力が強みにならないならワーホリに行く価値はどこ?」という質問が上がるかもしれませんね。実はワーキングホリデーでは、英語力以外に身につくスキルがたくさんあります。 

ワーキングホリデーで身につく能力について

先ほどもお伝えしたように、ワーキングホリデーでは英語力以外にも身につく能力がたくさんあります。

下記のアンケートデータをまずはご覧ください。

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《渡航前後で伸びたと感じる能力に関するアンケートデータ》

・語学力

・異文化適応能力

・論理的思考能力

・ストレス対応力

・主体力

・提案力(創意工夫する力)

・コミュニケーション力

・実行力(チャレンジする力)

 

参照:一般社団法人JAOS海外留学協議会【海外体験を生かしたキャリア形成事例分析(平成28年度版)】

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いかがでしょうか?すごく幅広い能力が向上すると皆さん感じられているんです。

そして、このアンケート調査対象の【85.4%】はワーキングホリデーで海外に行っている人たちです。

 

ワーキングホリデーで1年間海外に住むことは、苦労することも多々あります。

文化も言葉も何もかも違う異国の地で、住む場所から仕事を探し、生活するための環境を整えることは、英語が話せない最初の段階では簡単なことではないでしょう。

 

海外生活も初めてで、英語力もままならない時にそれをこなせば、それだけで主体性・行動力・ストレス耐性などはつきますよね。 

ワーホリで身につく能力は企業が求める能力と一致

実はワーホリで身につくと挙げられている能力は、企業が採用時に重視する能力・資質の項目と一致しているんです。さらに言うと、上記の能力を持っている人材ってとても少ないように感じます。

 

私は、人材を採用したいという企業向けの営業と、企業の中で人を採用する人事の仕事と、転職に関する仕事の両側面を経験してきました。そして、いくら面接してもうまくコミュニケーションが図れる人材は少なく(ベンチャーだったのもありますが)、どの企業も採用に苦労しているのを見てきました。

 

正直、完全に売り手市場(求職者の方が求人数より少なく転職しやすい状況のこと)の中で、企業が求める能力を向上させて帰ってきた人材は魅力的に映るはずなんです。 

大事なのは能力を証明する具体的な何か

ただ、先ほどのデータはあくまで自己評価のアンケート。

いくら売り手市場で転職しやすいと言っても、これら企業の求める能力を具体的に説明でき、証明出来ないと、企業も本人の能力を判断することが出来ません。

 

そのために、「目的・目標を持って行動し結果を出すこと」が必要となってくるのです。

 

異国の地で生活基盤を築き、住むところから仕事まで探すだけでもかなりタフで、いろんな意味で強くはなりますが、ワーホリ生活をキャリアに活かしたければ、ただ生活していただけでは足りないでしょう。

 

語学習得をメインにワーホリに行ったのであれば、「語学を習得したかった理由」と「英語力を証明するスコア」を明確にしておく必要があります。

 

視野を広げたかったのであれば、「どういう理由と目的で視野を広げたかったのか」と「そのためにどのような行動をとって、その結果何が得られたのか」を説明・証明できるようにすることです。 

企業には自分を判断してもらう材料を提供しないといけない

企業側は求人をかけると大量の応募を受け取ります。

 

転職採用でも、求人広告を掛けると営業職で2~3名採用の枠だったとしても、だいたいベンチャー企業でも40名以上の応募があり、企業によっては200名を優に超えるケースもあります。そして、その中から選ばれし者になるためには、企業に自分の価値を証明し判断してもらう必要があります。

 

転職の場合は新卒と違って一度で数千〜万の応募を受けることはないので、基本は履歴書に目を通すところが多いでしょう。年齢が若くて実務経験があれば、1年海外に行っててキャリアにブランクがあっても面接に呼んでもらえるケースは多いとおもいます。(本当にワーホリ行く前のキャリアによりますが・・・。)

 

ただ、面接で「現地で何をしてきたのか」「その理由や目的は」「その結果何を得られたのか」を具体的に説明し証明できないと、企業は本人を判定しずらく、それを証明できる無難な候補者を採用します。 

ワーホリをキャリアに活かすためには、ワーホリは自分という商品の価値を高める手段だと意識すること

ワーホリをキャリアに活かす前に、それを実現するにはそのための意識が必要だと考えています。

 

企業は価値を提供してくれる人材に、その対価を払います。自分の給料を上げたり、任される範囲を多く持ちたければ、その価値がある人間だと証明する必要があります。

 

ワーホリをキャリアに活かすためには、その意識を持って行動することがまずは全てのベースとなります。

 

なので出発前から「目的・目標」を決めておかなければいけないし、「そのための行動」をし続ける必要があります。

 

ワーホリをキャリアに活かすためには、「ワーホリは自分の商品価値を高める手段だ」という認識を持ち、プランニングの段階から「ワーホリの目的・目標」を掲げ、「何かしらの結果を得られるよう努力・行動する」ことが必要でしょう。

 

次回以降では、私自身の経験や、実際にワーホリを活かしてキャリアにつなげた方々のご紹介をしていきます。 

経験した日: 2017年07月20日

Ambassadorのプロフィール


Jessica

株式会社LifeStyles代表取締役。1990年大阪府出身。 アメリカ・カナダ・オーストラリアの3カ国へ留学&ワーキングホリデーを経験し、現在留学コンサルティング会社を立ち上げ運営している。《留学と就職を繋げることで留学しやすい社会を作る》というビジョンをもと、帰国後のキャリアを考えた留学・ワーホリの斡旋や、留学の価値や魅力を伝えるメディアでの運営と情報発信を行っている。現在は、人材会社とともに日本人留学生の採用に関するプロジェクトにも大きく携わっている。過去Miss World Japan 2013ファイナリストにも選ばれ、世界を舞台に活躍する女性のロールモデルとして、一人でも多くの人をインスパイアし、海外に出る人を増やすことを目指して活動している。

Jessicaさんが書いたノート


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