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笑いのツボは日本と同じ?〜インドネシアのお笑い事情〜
インドネシアといえば、歴史的な背景などから、親日国として知られています。 コスプレイベントや日本祭り、また、相撲の巡業まで行われていて、日本の文化を楽しんでいる人も少なくありません。
そんな中で、日本のお笑いもインドネシアで話題を呼んでいます。
というのも、インドネシアにはコント番組や漫才番組をテレビで見るという日本と似た習慣があり、お笑いを家族で楽しむ土壌がしっかりと浸透しているのです。
この習慣は、欧米諸国でも少し見られますが、欧米のお笑いというとスタンドアップコメディーなど、風刺で笑わせるブラックジョーク的なものがほとんど。家族で楽しむというより、大人の楽しみといった雰囲気のものが多く、日本人が楽しむお笑いとは少し種類が違います。
というわけで、インドネシアは欧米諸国に比べて、日本のお笑いが進出しやすいといえるようです。
今回は、そんな笑いのツボに共通点が多いインドネシアで、人気のお笑いをご紹介します!!
1、毎日生放送! ドタバタコメディーショー
インドネシアで毎日、生放送されているお笑い番組といえば「Opera Van Java」(以下OVJ)です。
これは、たくさんの観客が入ったスタジオで行われるコント番組。
日本コント番組は観客なしで行われるの場合が多いですが、こちらは各地のホールやイベント会場に移動して行われる場合もあり、地方在住でも会場に足を運んで生で楽しむことができます。
これって、昭和日本の伝説的番組「8時だよ全員集合!」に似ていませんか!?
有名歌手や俳優も出演し、生ならではのハプニングもあり、家族みんなで楽しめるドタバタショーなので、言葉がわからなくても見ているだけで楽しい気持ちになれそうです。
ちなみに、日本のコント番組とは違い、セットは段ボールや発泡スチロールで作られたチープなものが多く、手作り感あふれるアットホームな魅力を楽しめます。
オープニングは、民族衣装を着た女性が歌う伝統音楽からスタートし、漫才やらコントやら昭和の香りが漂う温かい笑いを楽しむことができますよ。
2、「あたりまえ体操」の人気は衰え知らず!!
数年前に日本でも大ブームとなったあたりまえ体操。
COWCOWがインドネシア語バージョンをYoutubeに投稿したことから、インドネシアでも大ブームを巻き起こしました。
あのユーモラスな動きと、わかりやすいネタではインドネシアの人々の笑いのツボにしっかりはまったようです。
そんなCOWCOWは、最近でもインドネシアの番組に出演するなど引っ張りだこのようで、しっかり新ネタも披露しています。
最新のネタはなんと、2014年10月に大統領に就任したばかりのジョコ・ウィドド新大統領の物まねです。
汚職のまん延などで信用を失った前政権を改善すべく、庶民は大統領として広く国民の支持を集めるジェコ氏の物まねには、インドネシアの人々も大興奮。
日本のお笑いがインドネシアの要素を取り入れて、地元でしっかり進化している証拠といえるのではないでしょうか?
インドネシア大統領選、当選したジョコ・ウィドド氏はどんな人 政権の汚職・インフラ不足が課題
3、お笑いから文化を学ぼう!
インドネシアのお笑いは庶民の生活に根差したものが多く、まさに現地の一般人の文化を垣間見られるツールといえるのではないでしょうか?
海外に長く住んでいると、言葉や文化が違う中で、なかなかおなかの底から笑う機会がありませんが、インドネシアなら笑いのツボが似ている分、しっかり笑って楽しい生活を送ることができるかもしれません。
ライター
ゴパート 夏南子/Kanako Goeppert
オーストラリア公立Deakin大学文学部卒。日本人学生がほとんどいない大学で、ジャーナリズム、脚本、哲学、メディアを専攻。現在は、Web広告のライターや企業翻訳をしながら、夫とともにスイスに在住。英語が大嫌いだった高校時代から、翻訳を仕事にできるまでになったのは、何にでも興味を持つ好奇心があったから。日本を離れて6年以上経った今も欠かせない楽しみは、日本のテレビドラマ観賞。
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