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カンボジアに「イオン2号店」オープン! リバース・イノベーションを超えて

Posted on 2018年06月08日
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カンボジアよりスースダイ(こんにちは)、浅野です。


以前、「カンボジア3.0」という内容の記事(過去記事リンク)を書かせてもらいましたが、この度またプノンペンが違う顔を見せました!


それはイオン2号店の出現です。
イオン1号店が市内ど真ん中に位置するのに対し、新しい2号店は少し郊外のエリアにあります。そこに映画館はもちろん、屋内遊園地やジム、結婚式場もあるなど盛りだくさんでのオープンとなりました。5月29日より内覧会、ソフトオープンと続き、連日激混みのイオン2号店……!


 


カンボジア人にとってイオンは、日本でいうスーパーというより、デパートのような存在です。イオンに行くのに着飾る人も多く、老若男女、みんな目をキラキラさせてやって来ます。まるで遊園地に来ているかのような……。あるいは、まるで夏祭りにでもやってくるような、そんな笑顔でやってくるのです。


日本でも最先端モールとも言えるような、エンターテインメントに富んだイオン2。それがいきなり新興国に現れることのすごさを、僕もひしひしと感じています。


最先端の存在が突然現れることで、カンボジア人の心、行動、そして文化は今後どのように変化していくのだろう。こうやって少しずつ、便利さという名の下に年中無休も当たり前になって、もしかして家族関係も希薄になっていくのだろうか……。そんな寂しい未来の想像図も、頭をよぎります。


 


 

今は弱小でも、夢は大きく!

「人生とは何かを計画している時に起こる別の物語」。
これは僕の好きな言葉なのですが、今回もまさにその通りのことが起きました。6月は新作の開発に力を入れようと計画していた矢先、私たちのブランドSui-Johもイオン2にワゴン店として出店することになったのです!


出店のお話をいただいた時点で、オープンまで残された時間はたった2週間だったのですが、そこからどうにかこうにか初営業日を迎えることができました。


ただ、スタッフの募集が間に合わなかったこともあって、開始から数日は僕が終日お店に立たせてもらっているのですが、お客様との会話や要望が、とても勉強になっています。新しい発見のある毎日です。


 


まだまだカンボジア人向けメインのマーケットへの参入は初心者のSui-Johですが、ここからカンボジアの人々にももっと私たちのことを知ってもらえるよう、試行錯誤の日々を送っています。


日本の誇りと、カンボジアメイドの誇りをかけ合わせれば相乗効果を生めると信じ、いつの日か弱小Sui-Johが世界的なブランドと肩を並べる……。そんなジャイアント・キリング的なセンセーションを起こすことができたらな、なんて想像も広がります!


そんな変わりゆく、「ビヨンド・リバース イノベーション」な状況のカンボジアの今を味わえるのは「今」しか無いと思うのです。


 


Sui-Johにても8月にスタディーツアーを行うので、ご興味あれば連絡くださいね!


◆Sui-Joh x WBFコラボ企画!ANA直行便で行くカンボジア・スタディツアー プノンペン&シェムリアップ周遊◆(リンク)


 

経験した日: 2018年06月08日

Ambassadorのプロフィール


浅野祐介

日常にHAPPYと彩りをお届けするカンボジア発のファッションブランド、Sui-Johの創設者。1981年愛知県生まれ。4人兄弟の長男。会社員を経て、2010年秋よりプノンペン市内のNorton大学 大学院へ入学。その中で、ファッションと文化の融合を目指しシャツ作りを始め、現在はトートバッグやポーチなど幅広く制作をしている。モットーは”Happiness is only real, when it’s shared”。

浅野祐介さんが書いたノート


カンボジア に関するノート