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インド人経営者から学ぶ、経営の心得5つ!

Posted on 2015年09月09日
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こんにちは! 日本最大のインド人街(?)・西葛西が大好き!なMadhuです。   以前、西葛西のインド食料品店『Swagat Indian Bazar』店主のビネシュさんにお話を聞きたくて、西葛西に行ってきました!

2007年に日本に渡り働き始め、

やがて店の経営を任されるようになったビネシュさん。

『Swagat Indian Bazar』はテレビや雑誌で

取り上げられることも多い有名店です。

インドと日本では環境が大きく異なるので、

ビジネスを始める際には大変なことも多いと思います。

 

そこで今回はビネシュさんのお店の経営に関するお話を伺ってきました。

 

ビネシュさんにとっては外国である日本で、 

どのようなことに気をつけてお店を経営されているのかを

色々と伺えたので、ご紹介します!

海外でビジネスを始めたい方の参考になれば幸いです。

 

1.お客様へのサービス精神を常にもつ 

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インド人・日本人関係なく、

常に「お客様がどんなことで喜ぶか」を考えながら仕事をしています。

例えば、私の店では商品の配達サービスを行っています。

当店の売れ筋商品は、インドでよく食べられているバスマティライスや

カレーで使う豆とかなのですが、これらは持って帰るには結構重いんですよね。

だから、ご希望されるお客様には私が自転車で配達しています。

もちろん、配達料金は無料です!

このあいだは、西葛西から東京スカイツリーの近くまで自転車で行きました。

夏は、暑くて重くて本当に大変(笑)。

バイクがあればきっともっと楽なのでしょうが、 

まだ日本の運転免許をもっていないので自転車しか乗れないんです。

時間もかかるし大変ですが、お客様にはいつも喜んでいただけます。

信頼を築きあげるには、このように

お客様に喜んでいただけるサービスを続けていくことが一番だと考えています。

 

2.より良いサービスを学び、取り入れる

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日本のお店は好きで私も色々出かけていますが、

インド・スタイルの店にはないモノの売り方やサービスを見つけることも!

良いサービスを見つけた際には、自分の店でも取り入れるようにしています。

私は輸入食品チェーン店の『KALDI』が大好きで、

そこでは店内を回りながら飲めるように試飲用のコーヒーをもらえるのですが、  

このサービスを知った時、とても良いサービスだと思いました。

以来、私の店ではお客様がご来店されたら、

紙コップに入れたチャイ(インドのスパイスが効いた甘いミルクティー)をお出しして、

それを飲みながら店内を見ていただけるようにしています

日本人と違って、インド人って店内をぶらぶら歩き回ることをしないんです。

なので、このサービスを取り入れるまでは、お客様がご来店されても

私はただ座っていましたね。あの頃は怠けていました(笑)。

 

3.顧客を知ることは、次のビジネスにつながる

この店には、色んなお客様がいらっしゃいます。

インド人も、日本人も、ひとりで来る方も、子連れでくる方もいらっしゃいます。

そうして様々なお客様を見ていると、

それぞれの客層にあったサービスや

「こういう人にはこういうものが好まれるのだ」といった傾向が見えてきます

またそういった傾向から、

新しいビジネスアイデアが湧いてくることもあります。

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例えば私の店では、お子様連れのお客様がいらっしゃった時に、

サービスとして日本のお菓子をさしあげています。

特に「うまい棒」のコーンポタージュ味はインド人の子どもに大人気!

この味はインドのお菓子にはない味ですが、

インド人にも好まれます。もちろん、私も好きですね。

ぜひインドで生産して売ってみたいです!

価格が安いので、子ども人口が多い

インド市場でも受け入れられるのではないかと思います。

このように、日々色んなことに興味をもって話を聞いたり観察したりしていると、

アイデアがたくさん湧いてきますね。

 

4.まず、やってみること!

現在は自分で店を経営していますが、

実際にやってみるまでは、うまくいくかどうか自分でも分かりませんでした。

インドにいる時は日本の旅行代理店のインドオフィスで働いていたので、

日本について少しは知っていましたが、

 その頃はまさか自分が日本で食料品店を経営することになるとは思ってもいませんでしたね。

 

今、こうして日本でビジネスを続けていられるのは、

自分が実際に挑戦してみたからだと思っています。

日本人の方から、インドでビジネスをしたい、インドに引っ越したいなどの

ご相談を受けることがありますが、

私はたいてい「まずやってみたら」とアドバイスしているんです。

新しいことを始めるのですから、成功するのか失敗するのかなんて、

やってみないと分かりませんから。

 

5.努力の積み重ねが大事

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今自分がビジネスを続けられているのは、

自分が努力してきた結果だと思っています。

日本に来たばかりの頃は、月給5万円で働いていたんですよ(笑)。

一緒に働いていたインド人の仲間が酒浸りで、彼は毎日昼まで寝ていたので、

私はひとりで朝から晩まで忙しく働き、最初は苦労も多かったんです。

この状況にうんざりして、実はお店を一度辞めたことがあったのですが、

ある時、以前ご来店いただいたお客様と偶然お会いすることがありました。

その方は私のことを覚えていてくださっていて、

「お店で見ないけど、どうしたの?」と声をかけてくれました。

さらに、私を訪ねてお店に来てくださるお客様もいらっしゃいました。

 

そういうお客様のために、私ももっと頑張りたいと思い、

一度辞めたお店でまた働き始めました。

そうやってお客様とのつながりを大事にして、

インド人や日本人の友人を増やしながらコツコツ頑張り続けていたら、

テレビや雑誌の取材が来るようになり、

またそれを見てお店に来てくださるお客様も増えて、

売り上げも少しずつ増えるようになったのです。

 

新しい土地でビジネスを始める時、

最初はうまくいかなくて当然です。

でも、そこで諦めるのではなく、

小さなことでもいいので毎日頑張り続けられることで、

きっと道は開けていくのではないでしょうか

 


 

いかがでしたでしょうか?

 

私は今回ビネシュさんのお話を聞いて、

どんな土地で働き、顧客がどの国籍の人であろうと、

お客さんに向き合い、誠実さを忘れないことが、

ビジネスをする際に必要なことだと思いました。

 

ビネシュさんに、私もいつか何か自分でビジネスを切り盛りしてみたいと

思っている旨を話したら、

「とても素晴らしいと思う!まずは、やってみるのがいいよ!」

背中を押してくださいました。

ビネシュさん、貴重なお時間をいただきありがとうございました♪

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■お店情報

Swagat Indian Bazar(スワガット・インディアン・バザール)

東京都江東区西葛西5-12-2 西葛西モリタビル1F

ライター

Madhu Jenny Ito

大学3年修了後、インドで1年間のインターンシップを経験し2014年3月帰国。大好きなインドを追究しつつ、世界中に存在する素晴らしい街、人、歴史、文化、出来事との出会いを求めて動き回るfull of movementの生活を送ることに魅力を感じている。現在は翻訳や通訳の仕事をこなしながら卒論執筆準備中。趣味は外国語の勉強とお酒。

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Madhu Jenny Ito

大学3年修了後、インドで1年間のインターンシップを経験し2014年3月帰国。大好きなインドを追究しつつ、世界中に存在する素晴らしい街、人、歴史、文化、出来事との出会いを求めて動き回るfull of movementの生活を送ることに魅力を感じている。現在は翻訳や通訳の仕事をこなしながら卒論執筆準備中。趣味は外国語の勉強とお酒。

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