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引きこもりからの海外就職〜野球にのめり込んだ学生生活と、そこから見えてきた夢〜

Posted on 2015年04月01日
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夢をかなえるために必要なもの カンボジアのシェムリアップ在住の24歳、藤田侑也です。 こちらのインタビューをしていただいたことをきっかけに、今後記事を執筆させていただくことになりました。

 

この度のご縁を大切にして、今後更なる高みを目指していければと思っていますので、よろしくお願いします。

今回は私の「夢」についてお話させて下さい。

私の夢は、「海外という地に挑戦する同世代の面白い仲間10人作り、世界にひとつしかない組織を作る」ことです。

この夢を叶えるのは、30歳までにと考えています。

それぞれが磨いてきた分野のスキルを活かし、補い合って支え合う。

そしてWebという武器をもとに、次の時代への新しい風となるチームを作っていきたいと思っています。

全てをひとりでできる完璧な人は、なかなかいません。

夢を叶えるためには、ボスや仲間、家族などの支えてくれる人の存在が必ず必要ではないでしょうか。

私が仲間の大切さを感じるようになったのは、小学校に入ったと同時に始めた野球のおかげです。

野球は9人で行うスポーツです。

2アウト満塁でマウンドに立つのはひとり、バッターボックスに立つのもひとり。

しかし、必ず周りを見れば仲間がいます。

それも、辛い練習を一緒に乗り越えてきた仲間です。

もし、ピンチになったら助けてもらえるし、仲間がピンチの時は同じように自分も助けることができます。

友情の強さや支え合いの大切さなどを野球というスポーツを通じて学びました。

卒業式を出ることすらできなかった中学時代からの変化

「いつも笑って前向きで、悩みなんてあるの?」。

そんな風によく言われますが、昔から今のように人前で多くを語るような人間だったわけではなく、辛い経験があったからこそ今のような自分になれたのだと思っています。

私は中学生の頃、引きこもり生活をしていた時期がありました。

それは中学3年生の9月から卒業までの約半年間。

夏休み明けの始業式の日にいつもと変わりなく朝学校に行き、教室に向かおうとしたのですが、急に教室に入るのが恐くなってしまい先生に帰らせて欲しいとお願いしました。

それ以降、授業に一度も出ずに勉強もストップ。

体育祭、文化祭といったイベントも欠席し、最後の卒業式も出ることが出来ませんでした。

家の自分の部屋で天井を見つめる日々。

学校に行っても保健室に直行し、教室には一切入らない。

今日は教室に行ってみよう、という気持ちになることは一日もありませんでした。

なぜそうなってしまったのか、振り返っても分かりません。

ただ、本当に辛かったことだけはハッキリと覚えています。

自分が本来行くべき教室の前に、あるはずもない壁が見えたり、今まで普通に読んでいた教科書やノートがとてつもなく難しいものに見えたり。

しかし、辛いなかでも「この恐怖に勝ちたい」という気持ちだけはずっと心の奥に持っていました。

そして、外の世界に出るために、授業には出ないままでしたが野球だけ参加するように。

私の仲間は、そんな私を受け入れてくれて明るく接してくれました。

その後、高校にもなんとか進むことができ、新たな仲間と出会って日々の生活に戻ることができたのです。

どんなときでも、心の支えとなったのは仲間の存在でした。

だから次は、私の番だと思っています。

ひとりでも多くの人の心の支えになれるような人間になりたい。

国境を越えて世界という舞台で活躍する同世代の仲間たちを作り、支え合って面白いことを一緒にやっていきたいと思っています。

誰しもがどんなときでも、必ずひとりではありません。

私が中学時代引きこもっていた時も、ひとりではありませんでした。

だからこそ、あの状況から打ち勝つことが出来たのだと思っています。

昔を知っている人からは、「アイツが海外にいるなんて信じられない!」とよく言われますが、こんな私でも海外に出られるんだということをお伝えすることで、勇気を持ってもらえれば嬉しいです。

カンボジアという国で「夢」に向かい日々奮闘中の私。

今力を入れていることは、ライティングスキルを上げること。

ライティングスキルを上げるためには、書いて書いて、とにかく書きまくる必要があると思います。

私は、小さなことを日々コツコツ続けていくことが得意です。

厳選したキーワードをもとに、記事の内容を思い描き、毎日コツコツと継続して記事を書いています。

「今、手を抜かずにやっていれば、必ず自分の財産になるんだ。

 振り返った時、あの頃頑張っていてよかったな。」

そう思えるように、毎日コツコツと記事を書き続けていきます。

私がライティングをコツコツと続けられるのは、ボスや一緒に働く仲間たちが集中して記事書きが出来る空間を私に与えてくれる環境があるから。

やはり夢を叶えるためには、仲間の存在は欠かせない、そう強く思う日々です。

藤田 侑也さんのプロフィール

藤田 侑也 (FUJITA YUYA)

Antanue Spritual Resort & Spa / ライター

1991年1月9日生まれ。愛媛県西条市出身で小学生から大学生までは野球一筋。大学卒業後は、奈良県の介護施設にてインストラクターとして就職。11ヶ月働いた後に、あきらめきない海外への思いを抱き、退職し2014年3月カンボジアへ仕事探しの旅へ。1ヶ月間の旅の中で、ボスと出会い仕事を見つける。現在は、記事ライターとしてホテルのホームページや社内で運営しているポータルサイトの記事を執筆。好きな言葉は、「出会いは一瞬、出会えば一生」。

■Antanue Spritual Resort & Spa WEBサイト   http://antanue.info/
■Antanue Spritual Resort & Spa ツアーサイト http://antanue.info/spitour/

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