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カンボジア人を、世界で通用するスタイリストに育てたい~TONI&GUY CAMBODIA 森本城治さん

Posted on 2015年02月05日
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TONI&GUY CAMBODIA 森本城治さんインタビュー記事。

カンボジアに渡航するまでについて教えて下さい。

カンボジアに渡航したきっかけは、会社の新店がカンボジアでオープンすると聞いたことです。

途上国に興味があったので、その後何度かカンボジア視察に行きました。

初めて訪れたのは2012年だったのですが、その2年後に開催されたカンボジアでの大きなファッションショーに、ヘアメイク担当として渡航。その際にかなり発展した様子を目の当たりにし、「これだったら住める」と思い、移住を決意しました。

でも、実はオープンの話を聞いた時からカンボジアに行くことは決めていたんです。

日本は大好きなのですが、ずっと同じ環境にいることに飽きてしまった部分もありました。多分カンボジア以外の国であっても、同じような決断をしたと思います。

この国で働くからこそ感じるやりがいは、まだここにはお洒落をするための環境が少ないので、美容院できれいにしてもらうと、お客様たちがとても嬉しそうにしてくれること。日本にはない新鮮さを感じますね。

逆に苦労することは、カンボジアで出回っているカラー剤などの薬剤が強すぎるため、初めて来店されるお客様の髪の状態をしっかりと見極める必要があること。

カンボジアの美容界に、より正しい知識を広めていければと思っています。

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カンボジアと日本の働き方は異なりますか?

カンボジアと日本の仕事の文化はかなり違います。

日本人に比べて、とにかく自分のプライベートを優先するので、当日いきなり休むこともあります。

それでサロンに迷惑がかかるということを伝えても、それを理解するまでに時間がかかりますし、理解してきても時間が経つとどんどん最初の状態に戻ってきます。

自己主張が強いことはいいところもあるのですが、裏目にでることも多いですね。

こういったスタッフの教育やコミュニケーションにとても苦労しています。

来日したばかりの頃は知り合いに意見を聞いていましたが、その結局たどり着いたのは、「自分が思っていることや信じていることを行った方がいい」ということです。

人がやっていることを真似するのではなく、自分がこうして欲しいと思っていることを相手にわかってもらえるまで言い続けないと、結果はでません。

私はカンボジアの美容の発展に貢献できることに一番やり甲斐を感じているのですが、そのためにはサービスや教育の質をカンボジアに合わせてしまったら意味がないと思うのです。

私が思っていることを伝え続けた結果、スタッフが何人か辞めてしまいましたが、今残っているスタッフたちは非常に頑張ってくれています。

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今後仕事の中で新たに挑戦してみたいことや将来やりたいこと、目標を教えて下さい。

カンボジア人スタッフを世界でも通用するようなスタイリストに育てて、カンボジア美容界の発展に貢献したいと思っています。

こちらは美容の技術がまだ未熟な部分があるので、しっかりと技術をスタッフに伝えていきたいですね。

優しくする方が楽なのですが、私はそれだとふざけすぎてしまうんです。

それに、カンボジアで感じたことは、厳しく言わないと仕事への姿勢はなかなか変わらないということ。

だから、ぐっとこらえて言わなければいけないところは厳しく言うようにしています。

大変ですが、その分スタッフが育つとやりがいを感じるので、これからもこの場所で頑張っていきたいですね。

森本 城治さんの一日のスケジュール

09:00 出勤、自分たちのヘアセット、トレーニング

09:30 店内清掃

10:00 オープン

21:00 閉店

森本 城治さんのプロフィール

森本 城治(GEORGE MORIMOTO)

TONI&GUY CAMBODIA / ASSISTANT MANARER , SENIOR STYLIST

千葉県出身。29才。

19才で今の会社TONI&GUYに就職し、23才で渡英し半年間TONI&GUYの本店ロンドンで働きその後帰国。

25才で一度退社しカナダのトロントで9ヶ月トリマーの技術を学ぶ。

その後帰国しTONI&GUY 福岡伊都サロンに再就職し今年カンボジアに渡りTONI&GUY CAMBODIAに就職し、現在ASSISTANT MANARER兼SENIOR STYLISTを勤める。

■TONI&GUY CAMBODIA facebookページ https://www.facebook.com/toniandguycambodia

取材・ライター

ABROADERS 代表

濱田 真里/Mari Hamada

海外で働く日本人に特化した取材・インタビューサイトの運営を4年間以上続けている。その経験から、もっと若い人たちに海外に興味を持って一歩を踏み出してもらうためには、現地のワクワクする情報が必要だ!と感じて『週刊アブローダーズ』を立ち上げる。好きな国はマレーシアとカンボジア

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濱田真里

海外で働く日本人に特化した取材・インタビューサイトの運営を2011年から続けている。その経験から、もっと若い人たちに海外に興味を持って一歩を踏み出してもらうためには、現地のワクワクする情報が必要だ!と感じて『ABROADERS』を立ち上げる。好きな国はマレーシアとカンボジア。

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